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臨海学校でおおはしゃぎ? 遠泳と地引網のお話
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――Aコース・ゴール手前
B・Cコースのメンバーがゴールし、Aコースのメンバーへと声援を送る。その中に聞き覚えのある声を聴いた
後木 真央
は俄然やる気をだした。立ち泳ぎしつつ辺りの人の様子を見ながら、彼女は笑顔になる。
「にゃふっ! だれも危なそうじゃないのだ。このまま泳ぎきって欲しいのだ!」
「そうね……。それが一番よね」
声が聞こえたのか、先を行くエカテリーナが答える。内心で同意しつつ、彼女はゴール後の事を考える。エカテリーナのトライアスロンを意識した泳ぎを見ながら、真央も真剣にその後を追った。
(昼食のあとにでもマッサージの提案、してみようかしら)
蛇那伊は泳ぎながらも真面目に考えていた。だが、次の瞬間にはゴールを見据え、静かに、確実に泳いでいく。2人と共に泳いでいた貴子も、1つ頷いた。
「さぁ、頑張りましょう!」
そう真央とエカテリーナに言えば、2人は頷く。寿美礼も彼女の言葉に頷いたが、ゴールが近づいていない気がした。
(あれ? まだゴールに届かない??)
寿美礼はペース配分など考えつつ泳いでいたが、疲れからか焦りそうになっていた。
「焦っちゃダメYO☆ ほら、もう少し!」
「終わった後の飯は格別だぞ! がんばれ!」
ほんの少しだけバテ気味の武道と豪が励まし、ゆっくり寿美礼より前に出る。水泳部の仲間にそう言われ辺りを見渡せば、他のメンバーもがんばって泳いでいた。
「弱気になっちゃ、だめだよね?」
寿美礼の目に力が戻り、綺麗なフォームで泳ぎ出す。それを見た武道もまた豪や、傍らにいた誉や博美、萌と頷きあった。
(あれ? なんか前よりペース速くてもバテるのが遅くなったかな?)
武道自身はふと、そんな事を思っていたりする。なんかスランプ脱却のカギが、つかめそうな気がした。
「おっ、ゴールがはっきり見えてきたな」
少しずつ近づいている。実感した彼の言葉が、つらそうなメンバーのやる気を掘り起こす。明るい笑顔に、ちょっと疲れ気味だった萌も元気を出した。
「こういう時間も、楽しいな」
自分のペースを保ちつつ、誉は微笑む。大自然を自分の身体で体感し、無心に泳ぐのが心地良い。清々しさを覚えながら、彼は純粋に楽しんでいた。
「もうちょっとペースを落とせばよかったかな?」
「疲れ気味か? そうは見えなかったけど……」
博美が意外そうに答える。そうしながら、最後まで気を抜かないようにしよう、と考えた。折角の臨海学校だ。溺れたりして汚点を残したくは無い。自分も、仲間も。
「よし、ラストスパート! まゆちゃん先生、見ていてくださいっ!」
途中で遅れ気味な生徒を見に行ったまゆにそう呼びかけ、竜司が力いっぱい泳ぐ。少し離れた所でみたまゆは「相変わらずね」と苦笑いをするも、力強く最後まで諦めず泳ぐ姿は頼もしい、とも思う。
「さぁ、あとちょっとよっ!」
まゆも後のほうで声を掛け、生徒達は各々元気に声を上げた。
ややあって、先頭集団がゴールし始める。トップで来たエカテリーナはタイムを聞いて記録してもらうとあと1km泳ぐ為再び海へ。
(やっぱり、海は楽しい)
ほかに誰か泳ぐ人はいるかな? と思いながら、彼女は海の中へと入っていった。真央は彼女を見送るとB・Cコースでゴールしていた新聞部の友達の元へ一直線。3kmを泳いだのにも拘らず、元気一杯にハグをした。
「只今なのだ! みんな泳ぎきったのだ? よかったのだ! 誰も溺れなかった事が何より嬉しいのだ!」
「そうだねー。お兄さんも同感だよ♪ みんなおつかれーっ!」
武道がそう答える。そうしながらも疲れが出て苦笑する。確かに、飛ばしてもちょっとだけ疲れにくくなっていた。これはスランプ脱却のカギになりえるだろうか?
ゴールしたメンバーの中には、思わず砂に寝転ぶ者も。萌はその1人で、思いっきり身体を伸ばしていた。先にゴールしていた寿美礼は水泳部の後輩の姿を見かけ砂から身を起こす。
「あれ? 鏡箕ちゃんも?」
「佐々先輩も? お疲れさまっス! お互い、泳ぎきれたっすね!」
2人はゴールを喜びあいながら、浅瀬でゆっくり休む事に。ゆったり浮べば疲れも水に溶けていきそうだった。
少しはなれた所では蛇那伊が身体を伸ばしていた。泳ぎきると爽快な気分になる。その姿を見、誉と竜司も彼と互いの健闘をたたえる。
「こういうのは、本当にいいな……」
「なかなかいいタイムたたき出せたけど、それ以上にみんなで泳ぎきったのがよかったぜ!」
「今の所リタイア者0なんですって? ふふ、マッサージのし甲斐もあるわ。どう?」
蛇那伊がそういえば、やってもらうかどうかで考える2人。彼らの様子に、貴子もくすっ、と笑う。
「ともかく、泳ぎきれたって自信に繋がるわよね」
その言葉に3人とも笑顔で頷けば、豪もまたいい顔で相槌を打つ。
「これって、みんなの努力の結果だろう? 誇っていいんだよ」
誰一人コースから逸れず、溺れなかった。リタイア者がいなかった事にも安堵していた豪が顔を上げると、まゆが満面の笑みでゴールしたメンバーに言った。
「さっき最後の人がゴールしたわ。全員泳ぎきったわね! 皆本当にお疲れさま!! 先生も嬉しくなっちゃった♪」
まゆの嬉しそうな声。僅かに泣きそうな姿に竜司が胸をときめかせ、「嬉し泣きしちゃうまゆ先生もキュートですっ!!」と駆け出そうとすればまゆは「恥ずかしいから声に出さないっ!」と声を上げる。そんな会話に思わず笑いながら、AコースメンバーもB・Cコースメンバーに合流するのであった。
こうして、今回の遠泳は誰一人リタイア者を出すことも無く無事に終った。参加者達は皆、美味しいお昼ご飯をもりもりと食べ、婦人会の皆さんを喜ばせたのだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
動物・自然
定員
50人
参加キャラクター数
38人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月04日
参加申し込みの期限
2014年06月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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