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第二次ねこじま魔法少女大戦ブレイヴ！～ニンジャ襲来～
【Side：忍】異変 ２
こちらは城門攻略組。
カイリ（伊賀 解理）とスカーレット（小山内 海）、レディー・アメリカＵＲ（ブリジット・アーチャー）とバンビエッタ（弘明寺 能美子）、そしてルナティック・ローズ（花風 冴来）がひたすら城門を攻撃していた。
「ここが開けば攻略したも同然だ。ほらそこ、休むなァ！」
カイリが喝を入れる。
『城門が耐魔法素材で出来てるみたい。すごく硬い』
スカーレットもひたすら白水晶を操り、城門へ斬撃を試みている。
「防御は任せて。このシールドを巨大化すれば、城壁から攻撃なんて無意味だわ」
堅牢な円盾から発生されるシールドは、城壁からの攻撃を見事に防いでいた。
「早く……皇帝を屈服させたいわ……」
もはや魔法少女なのか違う意味の女王様なのか、分からなくなってきたバンビエッタ。
無心で茨のムチの斬撃を門に振るう。
だが、ローズの手は止まっていた。
「なによこれ。そもそも戦争理由が下らないし、真面目に戦う気になれない……」
弓を手放し、彼女は頭を抱えて呻き出す。
「……それにどうせこれ、最後には女王様が皇帝の愛を受け入れて、幸せな結婚式を挙げるんでしょう？ ライスシャワーじゃなくてお饅頭シャワーをしたりするんでしょ？ 下らない茶番劇だわ……」
彼女の青薔薇の髪飾りの魔法石が、黒いオーラに包まれ始める。
「私だって幸せな結婚式を挙げたい！ 羨ましい、妬ましい……。イライラする……！」
「お、おい、ローズ氏！ 思い止まるんだ！ 魔法石が濁っているぞ！」
カイリが気付いたときには、もはや手遅れと言えるほどローズの魔法石の汚染が進んでいた。
「ええ、知ってるわ」
ローズは光の灯らない目で力なく微笑んだ。
「ねぇ、誰か教えてよ。私の魔法石は……、今、何色なの？」
「何色？ そうね、ドブみたいな色ねぇ！ アハハハ！」
「いやぁぁぁぁぁーっ！」
ローズの体が真っ黒な魔力で覆い尽くされた！
彼女の質問に答えた少女……ローブを羽織った彼女はそれを外して嘲笑った。
「アッハハハハ！ 見なさい、光の魔法少女が闇堕ちするわよォ！ ああ、なんて美しい絶望なの！」
「あなたは誰！？」
バンビエッタがムチを構えた。
少女は背筋を伸ばし、胸の前で合掌をすると、礼儀正しくお辞儀をした。
「ドーモ、牡丹太夫です。北の森の忍者よぉ。今日はこの世界に愛と混沌を振り撒きに来たわ♪」
忍者、と聞いて光の魔法少女たちは戸惑う。
その虚を突いて、牡丹太夫はユニークジュツ『包帯縛』でカイリたちを捕縛してしまった！
「しまったわ！」
レディー・アメリカＵＲが解こうと必死にもがく。
唯一、スカーレットだけが白水晶の刃で包帯を刻み、束縛から解放できた。
「海！ 私たちのことはいいから、忍者のことを女王に伝えなさい！ 早く！」
スカーレットは躊躇わなかった。
言われたとおり、魔力飛行で急速離脱していった。
それを悠然と見送る牡丹太夫。
「無駄ね。どうせ光も闇も、そして忍さえも、この牡丹ちゃんが皆殺しにしてあげるんだから、キャハ★」
彼女が望むのは絶望。このネコジマを死の島にする事が目的だった。
「くそ！ 卑劣な忍者め！」
カイリは砲塔を体からパージして、浮遊砲台として操る。
「『撃たれる前に実際撃て』……。某時代の機動兵器乗りにして詩人、ノーキル・ヤマト＝サンの言葉だ。僕は諦めないぞ、フルバーストだ！」
カイリは第一砲塔から第四砲塔まで一斉射撃！
それを避けずにまともに喰らう牡丹太夫！
「痛いじゃなぁい？ それ、お返しよ♪」
彼女のろっこん『傷移し』効果で、ダメージがカイリに押し付けられた。
「うわぁぁ！！ だから避けなかったのか！」
「これだけじゃないわよ？ 愛の黒炎術、裸武裸武負愛殺（ラブラブファイア）♪」
黒炎がカイリの身を焦がす！
「すぐに殺さないわ。色々と情報を吐いてもらうわよ？」
なんという拷問！ これがサツバツ・アトモスフィア！
「に、逃げるわよ、ブリジットさん！」
バンビエッタが茨の棘で包帯を裂くと、レディ・アメリカＵＲを救出。
「必殺！ ローズタイフーン！」
ムチを振り回して撒き散らす薔薇の花弁が、牡丹太夫の視界を覆う！
「何よこれ！ 邪魔よ！」
牡丹太夫がもがく！
「今のうちよ！ 行きましょう、能美子！」
レディ・アメリカ、バンビエッタの手を引いて後方へ離脱した。
辛くも陣地へ生還成功した。
だが、カイリは囚われたまま、裸武裸武負混沌（ラブラブカオス）の洗脳術で情報を引き出された上に魔法石を砕かれてしまった。
「む、無念だ……！」
カイリの体が消失していく。
それを見た牡丹太夫はテレパスジュツで指示を出した。
（今よ！ 下忍たち、一斉蜂起しなさい！）
遂に忍が本格的に始動する！
伊賀 解理：脱落
こちらは城門攻略組。
カイリ（伊賀 解理）とスカーレット（小山内 海）、レディー・アメリカＵＲ（ブリジット・アーチャー）とバンビエッタ（弘明寺 能美子）、そしてルナティック・ローズ（花風 冴来）がひたすら城門を攻撃していた。
「ここが開けば攻略したも同然だ。ほらそこ、休むなァ！」
カイリが喝を入れる。
『城門が耐魔法素材で出来てるみたい。すごく硬い』
スカーレットもひたすら白水晶を操り、城門へ斬撃を試みている。
「防御は任せて。このシールドを巨大化すれば、城壁から攻撃なんて無意味だわ」
堅牢な円盾から発生されるシールドは、城壁からの攻撃を見事に防いでいた。
「早く……皇帝を屈服させたいわ……」
もはや魔法少女なのか違う意味の女王様なのか、分からなくなってきたバンビエッタ。
無心で茨のムチの斬撃を門に振るう。
だが、ローズの手は止まっていた。
「なによこれ。そもそも戦争理由が下らないし、真面目に戦う気になれない……」
弓を手放し、彼女は頭を抱えて呻き出す。
「……それにどうせこれ、最後には女王様が皇帝の愛を受け入れて、幸せな結婚式を挙げるんでしょう？ ライスシャワーじゃなくてお饅頭シャワーをしたりするんでしょ？ 下らない茶番劇だわ……」
彼女の青薔薇の髪飾りの魔法石が、黒いオーラに包まれ始める。
「私だって幸せな結婚式を挙げたい！ 羨ましい、妬ましい……。イライラする……！」
「お、おい、ローズ氏！ 思い止まるんだ！ 魔法石が濁っているぞ！」
カイリが気付いたときには、もはや手遅れと言えるほどローズの魔法石の汚染が進んでいた。
「ええ、知ってるわ」
ローズは光の灯らない目で力なく微笑んだ。
「ねぇ、誰か教えてよ。私の魔法石は……、今、何色なの？」
「何色？ そうね、ドブみたいな色ねぇ！ アハハハ！」
「いやぁぁぁぁぁーっ！」
ローズの体が真っ黒な魔力で覆い尽くされた！
彼女の質問に答えた少女……ローブを羽織った彼女はそれを外して嘲笑った。
「アッハハハハ！ 見なさい、光の魔法少女が闇堕ちするわよォ！ ああ、なんて美しい絶望なの！」
「あなたは誰！？」
バンビエッタがムチを構えた。
少女は背筋を伸ばし、胸の前で合掌をすると、礼儀正しくお辞儀をした。
忍者、と聞いて光の魔法少女たちは戸惑う。
その虚を突いて、牡丹太夫はユニークジュツ『包帯縛』でカイリたちを捕縛してしまった！
「しまったわ！」
レディー・アメリカＵＲが解こうと必死にもがく。
唯一、スカーレットだけが白水晶の刃で包帯を刻み、束縛から解放できた。
「海！ 私たちのことはいいから、忍者のことを女王に伝えなさい！ 早く！」
スカーレットは躊躇わなかった。
言われたとおり、魔力飛行で急速離脱していった。
それを悠然と見送る牡丹太夫。
「無駄ね。どうせ光も闇も、そして忍さえも、この牡丹ちゃんが皆殺しにしてあげるんだから、キャハ★」
彼女が望むのは絶望。このネコジマを死の島にする事が目的だった。
「くそ！ 卑劣な忍者め！」
カイリは砲塔を体からパージして、浮遊砲台として操る。
「『撃たれる前に実際撃て』……。某時代の機動兵器乗りにして詩人、ノーキル・ヤマト＝サンの言葉だ。僕は諦めないぞ、フルバーストだ！」
カイリは第一砲塔から第四砲塔まで一斉射撃！
それを避けずにまともに喰らう牡丹太夫！
「痛いじゃなぁい？ それ、お返しよ♪」
彼女のろっこん『傷移し』効果で、ダメージがカイリに押し付けられた。
「うわぁぁ！！ だから避けなかったのか！」
「これだけじゃないわよ？ 愛の黒炎術、裸武裸武負愛殺（ラブラブファイア）♪」
黒炎がカイリの身を焦がす！
「すぐに殺さないわ。色々と情報を吐いてもらうわよ？」
なんという拷問！ これがサツバツ・アトモスフィア！
「に、逃げるわよ、ブリジットさん！」
バンビエッタが茨の棘で包帯を裂くと、レディ・アメリカＵＲを救出。
「必殺！ ローズタイフーン！」
ムチを振り回して撒き散らす薔薇の花弁が、牡丹太夫の視界を覆う！
「何よこれ！ 邪魔よ！」
牡丹太夫がもがく！
「今のうちよ！ 行きましょう、能美子！」
レディ・アメリカ、バンビエッタの手を引いて後方へ離脱した。
辛くも陣地へ生還成功した。
だが、カイリは囚われたまま、裸武裸武負混沌（ラブラブカオス）の洗脳術で情報を引き出された上に魔法石を砕かれてしまった。
「む、無念だ……！」
カイリの体が消失していく。
それを見た牡丹太夫はテレパスジュツで指示を出した。
（今よ！ 下忍たち、一斉蜂起しなさい！）
遂に忍が本格的に始動する！
伊賀 解理：脱落
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2014年11月01日
- 参加申し込みの期限
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- 2014年11月08日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2014年11月08日 11時00分
