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【Side:忍】異変 1
闇側の
常闇 月
と光側の
鳳翔 皐月
は戦場のど真ん中で激しい剣戟を繰り広げていた。
派手な激突は自然と周囲の目を引く。
いつしか、両陣営の兵士たちは2人の戦いの行方を固唾を飲んで見守っていた。
「おいおい、なにマジになってんだよ?」
魔法少女姿の皐月は常闇の必死ぶりを嘲笑った。
「適当にやろうぜ、こんなのさ」
「私には……、命を懸けるだけの理由があります」
直剣を皐月の喉元目掛けて振り抜く。
だが紙一重で躱された。
「あぶねっ! 本気で私を殺しに来てるのかよ!?」
「言ったはずです、鳳翔さん。私は、貴女を殺します」
ヒュゥ、と口笛を吹く皐月。
「……いいねぇ、そういうの。私も本気出したくなったよ」
日本刀を収め、柄に手を添える。
「来なよ。神速の居合っていうのを見せてやろうじゃねぇか」
漂う殺気。それを敏感に察知した常闇は、重心を低く構える。
「いざ、尋常に」
常闇が呟く。
数秒の沈黙と静止。
この空間だけ、何も聞こえなくなったかのように錯覚してしまう。
トンビが鳴いた。
「ハッ!」
「ヤァ!」
2人の影が一瞬重なる。
鍔鳴りの音だけが聞こえた。
「……不覚!」
常闇の脇腹が刻まれていた。
膝を付く常闇。
「本当に不覚です。本来は無傷で通過するはずだったのですが」
彼女は振り向く。
その目に映ったのは、直剣に心臓を貫かれた皐月の姿だった。
「……剣を、ぶん投げるとか、反則、じゃね……?」
皐月の体が地面に沈む。
そしてその体に火花が散る!
「グワーッ!」
断末魔とともに皐月の体が爆裂!
「……死の直前、魔法少女の魔力が暴走したのですね。これが連環の理……!」
負傷した常闇は兵士を呼び付けると、皇帝が不安だと言い出して兵士たちに護衛を付けさせて城へ帰還することにした。
(……うまくいきました)
内心、常闇はほくそ笑む。
(私が忍者として潜り込んだのも、忍者の秘薬を手に入れるため……!)
召喚された際、常闇はチョーローに薬の存在をほのめかされていた。
欲しければ、功績を立てて忍者に貢献せよ。
それが交換条件だった。
(秘薬はどんな病もたちどころに直してしまうとか。それさえあれば……)
常闇は空を見上げ、とある少女の顔を思い浮かべた。
(私は……
私の大切な人、
浅山さん
の失った声を取り戻せるかもしれません!
)
常闇は浅山の声を取り戻すべく、忍者の秘薬に縋り付いたのだ。
だが、皮肉にも浅山自身が光側に召喚されていることを、この時、まだ常闇は知らない。
(あとはこのまま闇の皇帝を暗殺するだけです。私は忍者。忍者、朔の月(ついたちのゆえ)、押し通ります……!)
皇帝に、暗殺の刃が忍び寄る!
その頃、場内に避難してきた(という名目で侵入した)忍者の
新江 天懸
が、囚われのピンキーモエを発見した。
「おい、大丈夫か!?」
新江は持っていた苦無で縄を断ち切り、モエを救出してあげた。
「ありがとうっ! キミは優しい人だね!」
「人として当然のことをしたまでだぜ」
新江は本音半分、嘘半分で言った。
(可愛い女の子じゃなかったら助けなかったからな)
救出対象が女性であることが一番の動機だった。
「それより、あんた、魔法少女なんだろ? 早くここから逃げろ。外は光の国が攻めて来てるぜ」
ずしん、と地響きがした。
魔法攻撃による爆撃が城壁にあったのだろう。
(ま、本当は闇と光の戦力を極力均一になるように仕向けてるだけなんだけどな?)
つまり、新江の任務は、忍者たちが仕事を終えるまで、この戦争を長引かせることだった。
長引かせれば、両国はそれだけの事以外に目を向けさせる余裕がなくなる。
実に効率的な作戦だった。
「おっと、俺に惚れちゃダメだぜ?」
新江がモエの目を見詰める。
すると、萌の表情がたちまちとろけていくではないか。
「あれ、胸がドキドキしちゃって、ボク、どうしちゃったんだろう?」
新江の口角が思わず吊り上がった。
「ちょっとユニークジュツってのを試してみたが、成程な。コイツは使えるじゃねーか」
彼の忍術は『一目惚れの術』!
目と目があった相手を不思議とときめきさせてしまう恐怖の技だ。
「なぁ、あんた。この戦い、どう見ても光側が闇側をいじめているように思えねーか? 戦力差がありすぎるぜ」
新江はモエを壁際に追い込むと、彼女の顔の横に手を付いた。
壁ドン成立である。
「物事は公平じゃねーとな? どうだ、あんた、闇側で戦ってみねーか?」
「……うん、いいよ。キミの頼みなら、ボク頑張るよ」
新江の頼みを忍術に掛かったモエはすんなりと受け入れてしまう。
こうして、光と闇のバランスが徐々に崩れ始めていくのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ★(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月01日
参加申し込みの期限
2014年11月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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