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「しかし……音楽室を調べたり、一緒に音楽を楽しんだりしても、結局決定打はなしかぁ。困ったね」
陽太の言葉に、弥生先生もうなずく。
「今日はもう遅いから、皆さんには下校してもらいましょう。バッハさんの今後は、日を改めて考えましょう」
「でも、バッハさんには帰る場所がないでしょう」
刀が気がかりな様子で言うと、エリューシアが前に進み出た。
「バッハ様、もしよければ、星が丘寮のゲストルームに泊まってはいかがでしょう? 私、寮長さんと交渉してみます」
「いや、その必要はないね」
後ろから鋭く言い放ったのは巴だった。
「もしかしたら、バッハの滞在は長くなるかもしれない。そうなった時、誰にも迷惑かけずに住むことができる宿なら、あてはあるぜ―――猫鳴館さ!」
「ビョウメイカン……? なんデスカ、それは?」
「へへっ、説明はあっしにお任せを」
横から瓢が出てくる。
「猫鳴館ってのは、長年寝子島高校の学生寮だった。だけど、30年前に新しい寮が出来た時にお払い箱になってねぇ。学生たちの反対のおかげで取り壊されずにはすんだけど、管理は学生の自治会に丸投げされちまった。今じゃ金のない苦学生や奇人変人のたまり場扱い、維持費もないから館もボロボロ……」
「ふむ、ボロボロでも学生が守ってきた大事な寮なのデスネ!」
興味を示したバッハの言葉に、巴が畳み掛ける。
「その通り。で、あんたもタダでどこかの厄介になるのは心苦しいだろう? でも猫鳴館なら、あんたの能力を生かして借りを返せる。ずばり、住む代わりに曲を作ってもらうのさ」
「そうそう、作曲したものはあっしらで売り込む。これで猫鳴館は立て直せるし、苦学生も助かる! バッハさんよ、一肌脱いでくれないかい?」
瓢は哀れっぽく、懇願するような口調で頼み込んだ。
「ちょっとあなたたち、あそこに初対面の人を誘うのはどうかと思うけれど……」
「なんか、自分勝手なこと企んでないだろうね」
弥生先生と響也が心配そうに言葉を投げかけるが、バッハは瓢の泣き落しの前に、その気になってしまったようだった。
「ワタシでよければ、力になりマス。学生たちの助けになりマショウ!」
「解決は明日に持ち越しか。困ったなぁ。しばらくはこのメンバーで助け合うとして……服なんかも一式揃えないと。あとは街の案内……現代の技術も紹介しないと……」
「修様も、なんだかんだ言いながら状況を楽しんでいますね」
「いや、別に……俺は真面目に考えてる」
エリューシアの言葉に、つとめて冷静に返す修。
非日常のドキドキした気分とともに、寝子島高校の夜は更けていく。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月03日
参加申し込みの期限
2014年05月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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