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林間学校でサバイバル? 登山と調達デーのお話
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*さぁ、調理を始めよう
夕方になり、食材を持った生徒達が其々の場所へと戻ってきた。罠にイノシシがかかっていなかった事に「やっぱり」と溜め息を吐いた瓢だったが、野鳥の卵を幾つか確保し、こっそりキノコもとっていた。
今、瓢がいる場所は女子のテントの裏入り口付近であり、調理場などを挟んで男子のテントがある。
(こっちはどうやって……、うん、女子テントに忍び込もうとする不埒な輩に食べさせて確認してみるよぃ!)
そんな事を考えていると、治療のために救護所へ向う堂鉄と出くわす。彼は不思議そうに瓢をみた。瓢も、吟味するような目で堂鉄を見た。
(……なんだ、ただの怪我人かぃ)
(……なぜ、この人は僕を見ているんだろう)
暫くの間互いに互いを吟味していたが、ややあって牡丹が姿を現す。どうやら、足を痛めている堂鉄を心配して様子を見に来たらしい。
「佐久間さん、大丈夫ですかぁ?」
「は、はい。大丈夫です。今、行きます」
2人は瓢に一礼し、その場を後にする。面白くないと思いながらキノコを持て余していると、いつの間にか豪がいた。彼の班は【探検部】の女子がいるの班と一緒に調理をするため、帰ってきているか様子を見に来たのだ。
(これはチャンスだねぇ)
瓢はけらけらと内心で笑って忍び寄り、木に昇ると豪の背後を取って口元へキノコを入れ込もうとした!
「女子テントに忍び込もうたってそうは行かないよぃ!」
「えっ?!」
豪は咄嗟に瓢の手を止めた。同時にキノコを見……それが食用でしかも珍しい上美味しい物だと認識した。それでも無理やり押し込まれ、キノコを生で食べるハメになったものの、本人は毒見しているつもりである。
「確か牛瀬先生はきのこの採取はやめておけって言ってたな。でも、よくコイツみつけられたよなー。おいしいキノコなんだぜ?」
「……な、何っ?! そいじゃあ、これ……」
瓢は籠に摘んだキノコを見つめ、豪は目ざとくそれらを記憶やハンドブックで確認し、頷いた。
「凄いな、骨削! これ、全部食べられるぞ! よく火を通して食べた方がいいけどな?」
「そんなら、食材として使えるねぇ」
瓢はとりあえず豪に礼をいい、班に戻って行った。
かなえ達の班は、帰りる前に遭遇した男子の班から野菜と鶏肉などを分けてもらっていた。というのも、彼女たち4人が可愛く「おねだり」したからでもある(彼女たちはお礼に魚を数匹渡した)。因みにふざけた男子がシダの美脚からキックをくらった事を追記しておく。
「わぁ、いっぱい揃ったね!」
集まった食材に、瑠奈が歓声を上げる。それはシダや毬藻仔、かなえも同じだった。4人は早速準備を進める。
「料理は得意やから、任せといてな♪」
かなえは率先して分けてもらった肉を下ごしらえして串刺しにする。今回はシンプルに串焼きにするようだ。一方、毬藻仔も丁寧に魚を捌き、串焼きを作る。その他、野菜と川魚のホイル焼きやフキのおひたし、分けてもらったナスで味噌汁……と、中々豪華な料理が出来た。
「うん、いい色に焼けてる♪」
「かなえ、毬藻仔、料理上手。味見しようか、シダ」
愛らしいお腹の虫を流しつつ言うシダを、瑠奈が窘める。そうしながらも洗ったヤマブドウを差し出せば、程よい甘酸っぱさが口の中に広がった。
シダと瑠奈でテーブルセッティングなどをし、早速お夕食。その味は勿論格別で、思わず会話も弾む。
「ンゴーン、おいしいな。また、みんなと来たいな、シダ」
シダが満面の笑みでそういえば、かなえ達もまた同じ気持ちなのであった。
続いて、小淋達の班。こちらは小淋を中心に調理を進めていた。調理中はスケッチブックをあまり使えない為、動きなどを見て月たちも手伝ったりする。
「それでは、はじめましょうか」
【私は、前菜から始めますね】
月の言葉に小淋は頷き、調理開始。釣ったアユの内臓を処理し、串に刺して焼く、というシンプルな物だ。血抜きしたウサギの肉も串刺しにして塩を振り、同じように焼く。そんなワイルドな調理法に満帆はきょとん、としてしまう。
「コリン、手伝うデスよ! ミツホ、一緒にどうデスか?」
「うん! 何かできへんかなぁ?」
そんな彼女をマリナが誘い、小淋が切った野菜や肉等をホイルに包みこむ。そして出来るはウサギの肉と野菜のホイル焼。おにぎりも焼きおにぎりにして、こちらもキャンプらしい料理が完成した。また、別にユリの根のホイル焼きも製作し、こちらも上品な味わいとなった。
出来上がると、皆で席に着き、いただきます、と食事開始。案外癖の少ないウサギの肉に目を丸くしたり、程よい加減のアユの塩焼きに顔が綻んだり、とまったりとした雰囲気が流れる。
「美味しい……。また、みなさんとこうして活動したいですね……」
『こういう機会を、また作りましょう!』
月がしみじみとそういい、小淋も頷く。満帆とマリナも頷いて、4人は幸せな気分になっていた。因みに、料理の一部はおすそ分けされ、好評だった事を付け加えておく。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
4人まで
シナリオジャンル
学校生活
冒険
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月01日
参加申し込みの期限
2014年05月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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