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ある夏休みの試練~サンマさんりたーんず~
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風雲児 轟
は理科の課題を選択した。轟は今日、この補習を全力で終わらせるため、全力を尽くす気持ちでいた。教室が暑いが、期末のときほどではない。色々と――家庭科室の美味しい匂いやら、楽しい声やら――が会議室内に流れ込んできている。ちょっぴり羨ましいなと思うが、今は課題を終わらせることに専念することにした。元々、テストでばっちり決めていればここにいる必要もなかったのである。つまりは轟自身の責任だ。家庭科室での楽しい時間を気兼ねなく楽しむためにも、責任はしっかり果たさなければならない。ヒーローをやっているからには、示しもつけなければならないから尚更だ。示しも何も、だったら最初から赤点を取るなという話ではあるが、それはそれ。正論だとは思うが、取ってしまったからには取った後を精一杯やるしかないのだ。気を取り直して、轟は課題に取り組む。
『活動中にうっかり本名を名乗りかけた?』
小さなサンマさんが課題のすぐ近くにいた。またろっこんだろうか。何ごとも無ければいいのだがと思った矢先に、さきほどの発言である。
「いきなりなんという爆弾発言しやがるんだ!」
声を潜めて抗議する。それは轟がろっこんを手に入れて『ザ・ストレイト』になって間もない頃の恥ずかしい話だ。まずい。恥ずかしい以上に、このままではストレイトの正体が轟だと他の人にバレてしまうかもしれない。
(よし、ここはいつもの3倍、頭をフルマックスで使って切り抜けるぜ!)
ちなみに、これは気分の問題で、実際そうなるわけではない。しかし、集中することができたのか、轟は勢いよく課題を解き始めた……ように見えた。
桃川 圭花
は数学の課題をざっと見た。いつもの圭花ならば手も足も出ない問題だが、今日はなんとかなりそうだった。予習がちゃんと効いているらしい。圭花は早速問題に取り掛かる。何もなければ、クッキング・パーティー終了までにギリギリ間に合うだろう。順調と思われた補習だったが、そう何ごとも上手くいくなら苦労は無い。他の机同様、圭花の机にも妨害の化身小さなサンマさんが現れる。
『今からお前の恥ずかしい話をしてやるぜ』
恥ずかしい話、と聞いて圭花は声を立てずにくすりと笑った。
「面白いじゃない。ついこの間まで『国立駅』を『こくりつえき』って読んでたこと? それとも『月極』が『げっきょく』のほう?」
圭花はひそひそ声でサンマさんに応戦する。そんなのは誰でも通る道だ。恥ずかしくもなんともない。図太く開き直る姿勢を見せる圭花に、小さなサンマさんは不敵にニヤリと笑った。
『鼻眼鏡』
たった一言のその単語を聞いて、圭花の顔色がざっと変わる。
「よぉし、分かったわサンマ野郎。大人しく口を閉じて投降しなさい」
圭花はカッと机にペンを突き立てる。しかしサンマさんは華麗に避けた。
「焼き魚になるか刺身になるか、選択する権利は保障されるわ」
口ではなかなか怖いことを言ってのける圭花である。ひそひそ声だが中身はひそひそして言う内容ではない。しかし、その心の中は密かに焦っていた。
(このエセ魚類がどうしてあの一件のことを知っているのよ……!)
その場にいなかったはずなのに、知っているなんてことはあり得ない。圭花と鼻眼鏡なんてアイテムが結びつくことは絶対にあってはならない。だから、このサンマさんにこのまま喋らせておくわけにはいかないのだ。サンマさんに気を取られたため、圭花の集中力は途切れつつあった。このままいくと、パーティーに間に合わない可能性がある。
(負けないわよ……!)
圭花はのんきに動き回る小さなサンマさんを睨みつけ、課題を解き始めた。
水沢 榛名
は数学が大嫌いである。それゆえに補習で課題を受ける羽目になっているのだが、大嫌いなので面倒くさくてたまらなかった。
(補習……なっからめんどい……微分積分とかなんなんもー)
ぶつぶつ心の内で呟いていると、視界の端で何かが動いた。目を凝らして見なくても分かる。小さい何か、生き物のようだ。サンマ、だろうか。
「何このサンマ……みっちゃんは見えてない? んー、なんなんコレ。ちょっと」
久保田先生には見えていないようなので、榛名は近くに座る海に声を掛けてみる。
「ねね、なんか変なのがいるんだけど分かる?」
海は驚いた顔をしたが見えているのだろう、こくりと頷いた。
しかし暑い。サンマさんがどうでもよくなるほどにここは暑い。そういえば、と榛名は思い返す。実家にいたときは部屋で服を脱ぎ捨ててこう……1人全裸祭り! とかしていた。
『1人全裸祭りか。それは見てみたかったぜー』
「な、何このサンマ。なんであたしの真っ裸ーニバル知ってんの?」
秘密の恥ずかしい話のため、こそこそサンマさんに話しかけるが、サンマさんは榛名の手の届かない所へ行ってしまった。今は補習中。まさか席を立って捕獲しに行くわけにもいかない。そもそも、久保田先生には見えないのだ。理由を説明しても分かってもらえない可能性のほうが大きい。このままでは黒歴史が暴露されてしまう。どうする、どうしよう。捕まえて外にぶちゃろうか。
(ええい! さっさと終わらせようそうしよう。そしてこの空間から脱出するんだ!)
榛名はさっさと終わらせるため、集中する。全ては黒歴史を日の目を見ないどこか遠くへ封印するために。
「みっちゃーん出来たー! 見て! はよう!」
久保田先生に見てもらい、課題は全問正解、無事に補習組から脱出する。
「パーチ―だよカーニバルだよ! ごはんがあたしを呼んでるよ!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月24日
参加申し込みの期限
2014年05月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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