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ある夏休みの試練~サンマさんりたーんず~
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「よし、メシも抜いてきたし、しっかり食べるか!」
ひびきは意気込む。
「どれもうまそうだな。北条は何食べる?」
「私はお菓子だけで」
「……え、お菓子だけで良い?……じゃ、じゃああたしもやめとく、かな」
ウエスト気にしつつ、ひびきは食べたいお菓子を取る。
「美味しくできたので、私のタルトやプリンもどうぞ」
ひびきはすぐさま冬華の作ったプリンを口にする。
「美味しいですか?」
「うん、さすが北条だな。美味しい」
「喜んでもらえてよかったです」
冬華は、海と刀の分を別に取っておいて、近くの席についている千歳にも勧める。ちなみにそれ以外の分は、他の人たちが自由に食べることができるようにしていた。
「うん、美味しい。さすがは北条さんね。味が上品だわ」
千歳は冬華の作ったお菓子を口にして、開口一番そう言った。
「千歳さんはティラミスですか?」
「ええ。美味しく作れたかどうか……」
「あら、美味しいですよ。私より手が込んでますね」
そういえば、とひびきは共通の友だちの話を振った。
「小山内は補習なんだっけ? あと補習なのは……ああ、御剣か。それは小山内は喜びそうだな。まあ……頑張れよ、って感じだな」
補習課題が終わって、補習組がちらほらクッキング・パーティーに参加し始めていた。
あやめは早めに終わったので、定食屋の娘らしく唐揚げ定食作った。
「何でもいいので、お菓子残ってないですかー!」
そう言って来たのは実々である。お菓子はまだ残っていたので、実々はお菓子を食べることができた。
「クッキーやケーキ、他にもいろいろおいしそう……!」
最初からパーティーに参加している夏朝は、1種類1つずつお菓子を小皿に取っていた。少しずつ、美味しく食べるのだ。
自分のだけではなく、後から参加する人の分も残しておく。補習が終わってから来る人もいるはずだからだ。
夏朝と同じことを考えたのだろう、竜司は補習の皆のためにおにぎりを作っていた。具材は鮭、たらこ、ツナマヨなどである。
瑞穂は完成したお菓子を皆に食べてもらって感想を聞いていた。次回作るときの参考にするためである。補習を終わらせて来た人には、お菓子で労いを。
修はあおいと一緒にお菓子や料理を食べていた。
「美味いよ、あおい」
そう修があおいに笑いかけると、あおいも笑顔を見せる。修にとっては、あおいの笑顔が最高の報酬だった。「大切なお友達で居て」と言われたが、やはりあおいのことは好きである。待つのは平気だから、好きになってもらうのをただ待つだけだ。
時子はパーティー中に美弥子が来ないことを心配していた。補習が終わっていないのだろうが、少し早くパーティーを抜けて隣の会議室へ行ってみる。もちろん、作ったお菓子を持ってだ。時子が会議室の中の様子を窺うのと、美弥子が廊下に出てくるのは同じだった。
「美弥子さん、お疲れ様でした……。甘い物を食べて疲れを取って下さいね…」
言いながら、時子は美弥子にお菓子を渡す。その後は2人一緒に寮の近くまで帰ったのだった。
「よし終わった! じゃあご飯に行くぞ!」
刀の次に海も課題を終わらせたようだった。
「小山内も終わったのか? お疲れ様。お互い色々な所に気を付けないとな」
言いながら、刀は海と手を繋ぐ。そうして家庭科室へ向かう。
「千歳、北条ご飯頂戴! 千歳の美味そうだな」
『わたしの分とっておいてくれたの? ありがとう!』
友人同士5人集まって、お菓子や料理を食べる。そこで海の補習が意外ということや、いつかお礼をするという話をした。
お礼という言葉が刀の口から出て、千歳は必要ないと首を横に振る。
「それはもう十分にもらったから」
千歳の言うお礼は『ちゃんと補習を受けてくれたこと』を意味している。が、お礼が何を指すのかよく分からないのだろう、刀は不思議そうに首を傾げていた。
彩葉は、拓郎がやってきてから一緒にムースと料理を食べていた。2人の席の近くには偶然にも人がいない。皆思い思いの料理やお菓子を取りにいくのに夢中なのだろう。
「拓郎、美味しい?」
「ああ……美味しい……」
「そう、良かった」
彩葉は嬉しそうな笑顔を見せた。
クッキング・パーティーの片付けを終わらせて、綾花はあおいと一緒に下校していた。今日の感想を言い合ったり、テストはどうだったのかを話したり、それから。
「7月誕生日のプレゼント、家でよく使わせてもらってるよ。ありがとう」
ずっと気になっていた、綾花があおいにあげたプレゼントのことの話もできた。
「今日は本当に、美味しくて楽しくて幸せですね」
ぽつんと会議室に残っているのは、真央であった。もちろん、久保田先生もいる。
課題は進まず、ミニサンマさんは邪魔をする。
「がおー、ミニサンマさん全員ぶっ殺なのだ~!」
召喚猫にサンマ退治を命じ、更なるカオスがそこにはあった。近寄る小さなサンマさんは真央の手により握り潰……されることはなく、手の中からするんと抜けていく。
『小4で家まで間に合わずまさかのおもらしに、高1では知人に目隠ししたつもりで別人、慌てて逃走……てこれ最近だろ?』
先程まで明里もいたのだが、根性で解いて終わらせて帰っていった。
最終的に、真央は久保田先生に泣きついたのだった。
「美和ちゃんセンセー、1つも分かんないのだ、明日も補習させて下さいなのだ……」
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あとがき
担当マスター:
鳴葉ゆらゆ
ファンレターはマスターページから!
シナリオにご参加いただき、ありがとうございました。
鳴葉ゆらゆです。
補習&クッキング・パーティーはいかがだったでしょうか。
恥ずかしいこともあったかもしれませんが、楽しい思い出になれば幸いです。
また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月24日
参加申し込みの期限
2014年05月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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