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ある夏休みの試練~サンマさんりたーんず~
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ところ変わって再び補習組のいる会議室。明里は漂ってくるチーズケーキの匂いに我慢ができなくなっていた。
「お腹すいたし、あかりも抜けだしてあっち行こー!」
真央のように立ち上がって、久保田先生の制止も聞かずに家庭科室へダッシュで向かう。が、先程の真央の行動があったためか、補習組の仲間が明里を捕まえた。抜け駆け厳禁というところだろうか。
明里はとりあえずは大人しく席に戻った。とりあえずは。隙あらば再び脱走しようとする所存である。
そこへ、真央が戻ってきた。
「ちゃんと終わらせてからきたら残しておいてくれるって言ってたのだ」
そうとわかっても、早く終わらせて行きたい気持ちは誰も変わらない。補習組はいっそう暑さに耐え、集中力を増したのだった。
八神 修
は
七夜 あおい
が好きだ。先日告白したのだが、あおいからは「大切なお友達で居て」と言われた。けれど修は好きという気持ちを諦めたわけではない。知ってもらったことが大切だと思っている。今はまだ友達という気持ちなら、あおいが修を意識するようになって、修を好きになるのを待つだけのこと。好きという気持ちは誰にも止められない。もちろん、修自身にもだ。友達と言われても止められない気持ちだとしても、修に迷惑をかける気持ちは一切ない。好きな相手ならなおさらだ、迷惑になるようなことはできない。
修は、家庭科室でクッキング・パーティーの準備をしていた。補習組の分も協力して調理をするのだ。修と同じ調理台にはあおいと
綾辻 綾花
がいる。あおいの料理の腕を修は知っている。修は地道に上がっているあおいの料理の腕を、素直に褒めた。そして、一緒に頑張る。具体的には焼き菓子を作るときの泡立て器の叩くような使い方を指導したり、味見したりなどだ。
あおいが料理が苦手なのを知っている綾花も、そっとあおいをフォローする。ゼリーやアイスのような冷やし固めるものは早めに作って、パンケーキを作ってアイスや果物でデコレーションする。分量を間違えないように注意して、手早く正確にだ。作りながら、3人は好きなお菓子やケーキ屋に行こうなど話した。出来上がったお菓子は小さく分けて、少しずつ色々なお菓子を食べることができるようにして盛り付けた。
北条 冬華
は
笠原 ひびき
を誘ってクッキング・パーティーに参加している。調理台は同じではないが、離れたところに
橘 千歳
がいるのが見える。千歳も調理組として参加しているらしい。パーティー会場に貼ってある補習組一覧には、友人2人の名前が見える。刀と海だ。刀はともかく、海も補習組というのは意外な気もする。
冬華が友人たちのために作ろうとしているのは、複数の小さいエッグタルトやプリンだ。
「ひびきさんも一緒に作りませんか?」
「あたしは……作れるのは目玉焼きとかくらいしかないし、今回はやめとくかな」
「わかりました」
材料は白沢先生からもらい、まずはタルト生地を作る。それから、卵や牛乳、砂糖という材料を混ぜ合わせて入れた。甘さは控えめにしておいて、オーブンで焼く。焼いて出して冷ますのに、1時間くらいかかるだろうか。待ち時間が勿体ないので、その間にプリンを作ることにした。カラメルソースを作って、カップの底に少し入れる。それから、カップからプリンが取れやすくなるようにする。
(うん、プリンはプルプルしてていいですね)
冬華の誘いを断ったひびきは、白沢先生のところにいた。目玉焼きとかくらいしか作れないとは言ったが、お菓子作りに興味があったのだ。
「白沢センセー、あの……さ、何か手伝うことあるか?」
「そうですね、今はクッキーの種を作っているのよ」
「じゃ、じゃあ手伝うからさ。代わりに何かお菓子の作り方教えてくれないか?」
「いいわよ」
ひびきは、白沢先生にクッキーの作り方を教えてもらいながら、一緒に作る。
(白沢センセーって料理も裁縫もできてカッコいいな……。噂好きなところはちょっとアレだけど)
クッキーを作り終わってから、白沢先生に礼を言って、ひびきは冬華のいる調理台に戻った。
(料理は人並みにはできるし、何を作ろうかしら)
千歳は補習者一覧を眺めて思った。刀はともかく、海も補習というのはちょっと意外である。補習を頑張っている2人分も含めて、千歳は苺ティラミスを作ることにした。
ティラミスは、北イタリア生まれのチーズケーキの一種。イタリア語でTirami suは「私を引っ張りあげて」転じて「私を元気付けて」という意味だ。
(まぁ、姉の受け売りで……姉ほどうまく作れないけど……喜んでもらえると……いいな)
苺の酸味とクリームチーズでは濃厚すぎるので、今回はマスカルポーネを使うことにした。そのマスカルポーネと卵、砂糖を混ぜる。市販の苺ジャムと苺をミキサーで混ぜて、苺ソースを作ったら、中身用の刻んだ苺とクッキーをソースに入れる。マスカルポーネと3段に重ねたら、最後にスライスした苺とミントの葉を上に添え、薄くココアパウダーを振った。
(うん、悪くないかなぁ)
先程『人並みにはできる』と千歳は思っていたのだが、それは謙遜である。実はかなり上手だ。そのため、手際よくティラミスは作られ、出来上がりを迎えた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月24日
参加申し込みの期限
2014年05月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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