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【身体測定】♂♀反転戦線、異常アリ!
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【21】
「ようやく止まったか、言いたい事が山ほどあるぜ」
追分 義一
がスマホを弄り、何かのサイトにアクセスした。
それを播磨に見せ付ける、無表情で。
「よく聞け播磨、おまえにはそんなクソ野郎よりもっと相応しい相手がいるぜ」
それは、今スマホで話題の携帯乙女ゲームのサイトだった。
「仮想現実だからと甘く見るなよ? この二次元のイケメンどもは決して裏切らない! たとえお前がデ……ぽっちゃりでも! それを全て受け入れてくれる! 決して拒まない! それが二次元! 圧倒的平面世界(アヴァロン)! 三次元には無い絶対の安心感とクオリティが、ここにある!」
無表情のまま熱く語る追分。
「だから、三次元の男など気にするな! 同志となって、二次元へ夢を馳せようじゃないか!」
「あの、ちょっといいですか……?」
御巫が申し訳なさそうに口を挟んだ。
「その後、性格についても話されてたかもしれませんよ……? 優しい人が好きとか素直な人がいいとか……。友達からタイプを聞かれるということは恋人は居ないのかもしれませんし……。まずは、想いを伝える事から始めませんか……?」
「そ、そんな、出来ないわよ!」
顔を青ざめるブルブルと首を振る播磨。
かなり容姿にコンプレックスがあるようだ。
「例え今がダメでも、もしかしたら、今日愛李子さんを止めてくれた人の中に運命の相手が居るかもしれませんよ……?」
優しく笑みを湛える御巫だが、播磨の表情は未だ暗い。
「そういうことだったのか」
黒髪美少女と化した
弓弦原 譲
がゆっくり近付いてきた。
「ようやく見つけたと思ったら、そういうことで悩んでいたとは。だが、お前はぽっちゃり専モデル雑誌の存在を知らないのか? 彼が言っていたのが相撲アイドル雑誌や柔道アイドル雑誌のモデルの場合も考えられるぞ?」
弓弦原の言葉に、その発想はなかったと顔を見合わせる一同。
モデル体型=痩せている、という固定概念をいとも簡単に崩してみせた。
「実物を見せたほうが早い。これは誰かが捨てたその手の写真集だ。言っておくが、俺の所持品ではない、決してな」
雑誌のタイトルは『DOS恋★』だった。
何故これを拾ってきたのか? 永遠の謎である。
「見ろ、この臀部と胸部の大胆な脂肪の塊を。はちきれんばかりの腹部の膨張を!」
その写真のモデルは、とても自信ありげに膨れ上がった肉の衣を見せ付けていた。
その所作は、見ている者に謎の感動を与え始める。なんて彼女たちは輝いているんだろう?
「……要は、気の持ちようだ。その身体を誇りと思うか、コンプレックスと思うか。お前の思う次第だ」
「あ、見付けた。ぶつかったのなら謝んなさいよ!」
弘明寺 能美子
がむすっとしたまま播磨に近寄ってきた。
その剣幕に押され、播磨は小声で謝罪の意を述べた。
「ご、ごめんなさい……。気が動転して、訳わかんなくなって……」
「もう、何があったのよ?」
むすっとしながら、周囲の生徒と播磨の言葉に耳を傾ける弘明寺。
「……はぁ? なにそれ、超迷惑なんですけど!」
弘明寺、顔をしかめながら播磨の手を取ると、小声でひそひそ語り掛け始めた。
「あのさ……昔、モデルっぽい仕事してた」
それは弘明寺の過去の話だった。
モデルの話は、本来であれば他人に聞かせないのだが、播磨のためだけに、播磨にだけ聞こえるように打ち明ける。
「で、何時もこんな超不機嫌な顔で、そばかすだらけで、毎日ハッピーだったと思う?」
「……分からないわ。あなたみたいにモデルの仕事したことないもの……」
その返答にイラっときた弘明寺、囁きかけるのを止め、大声で播磨に噛み付く!
「ああ、もう! 体型なんていうのは所詮箱よ! 中身がないと意味がないの! 箱だけ好きな駄目男なんて、こっちから願い下げのお断りってのが女よ!」
おお……と思わず周囲から感嘆の声が上がる。
これはかなり説得力があったようだ。
「で、あなたの中身は? 何があるの?」
「私の中身……? 柔道で黒帯、とか?」
「へぇ、すごいじゃん、黒帯」
一瞬、弘明寺の表情が幾許か緩んだ。
「いい中身じゃん。素敵。……ほら、ハンカチあげるから涙ふけば? 顔むくむから、目元温めたりなんかしたらいいよ」
「……ありがとう」
播磨が涙ぐみながら礼を言うと、途端に火が付いたように顔を赤らめる弘明寺。
「べ、別に、お礼なんて言われる筋合いなんてないわよ!!」
ツーンとそっぽを向いてしまう。
つまり、先ほどのシーンは弘明寺の超貴重なデレシーンであった。
「どうやら超絶紳士な学級委員でお馴染みの信彦さんの出番のようだね!」
呼んでねーよ、とその場の全員が突っ込んだであろう発言である。
八十八旗 信彦
は爽やかな笑顔で、颯爽登場!
なんかこう、銀河的な美少年っぽいノリで!
もうオーラがキラッキラやでぇ……!
「涙するレディもキレイだけれど、思い出の1ページを彩るには辛すぎるってモノさっ! やっぱりレディには素敵な笑顔でいてもらいたいね」
うんうん、と1人で納得しながら播磨の前に進み出ると、急に跪いて見せる。
「大丈夫、ダイジョーーーブ! どんなコンプレックスだって、君を飾るアイデンティティさっ」
そう言いながら、さっと1輪の薔薇の花を差し出す八十八旗。
「この信彦さんが君の全てを肯定してあげるよっ! その心の隙間を見事に埋めてあげようっ!」
コイツ、ただナンパしに来ただけじゃねーか!
言ってることは完璧なのだが、チャラ彦と呼ばれるほど軽く見られている八十八旗の口から出ると、単なる口説き文句になってしまうから不思議!
「えっと……、ごめんなさいっ!」
播磨、すかさずごめんなさいコールだ!
そしてバランスを崩した播磨は八十八旗へと前のめりで押しつぶしてしまう。
つまり、性別反転!
「うわ、怪我ないですか?」
「ま、まさか断られたあとに押し倒されると思わなかったよ、セニョリータ……!」
「あれ? 女の人……?」
播磨、ようやく接触した人の身体に起きた変化に気が付く。
「おおお!? 信彦さんが女体化しているー!?」
……ブロンドのナゴヤ巻きなキャバ嬢がそこにいた。
そこへひょっこり現れる小柄な男子。
「あははー! ひこにゃん、可愛いー!」
いきなり小柄な男子に飛び付かれて驚く八十八旗。
しかし、口調や顔付きに見覚えが……?
「もしかして、ベガっち!?」
「ぴんぽーん☆ せいかいだよー!」
瑠璃条 ベガ
、既に性別反転済みだった。
「ねぇねぇ、コスプレ部で色々衣装着てみよう? きっと似合うよ! りぃちゃんも『撮影会』やってるんだって! 一緒に行こう、ひこにゃん!」
「ちょ、ベガっち? まだ用事が済んでないんだけどっ!?」
「あははは! いーからいーから!」
「アーレー!」
男となった瑠璃条に逆らうことができず、そのまま八十八旗は魔王の待つコスプレ部へ連行されてしまうのだった。
「えっと、もしかして、みんな、私に吹っ飛ばされて性別が入れ替わったの……?」
その場にいた一同の殆どが首を縦に振る。
「どういうことなの? 私の身体に何が起こってるの……?」
「それはね、ろっこんっていうの。あなたはもれいびなのよ!」
キラッとウインクしながら、武美ちゃん参上!
アイドルばりのぶりっ子が板に付き始めている。なにこれ怖い。
「あなたは、平たく言えば超能力に目覚めちゃったの。落ち込むことはないわ。知らなかったのは仕方がないもの……」
「そうだったのね……」
呆然と周囲の人を眺める播磨。
武美はそんな播磨の手を取り、先程の悩みに対し、自分なりの見解を示す。
「好きなタイプが愛したいタイプだとは限らないのよ? 男の子は本音を言いたがらないものなの☆」
そろそろ絵的にキラキラした感じが辛くなってきた。
「私、弟がいるんだけどね? 私の愛情、なかなか伝わらなくて……。でもね、私諦めない! 言い続ければきっと伝わるわ! 愛してるから!」
これにはざわっと周りがざわめきだす。
禁断の姉と弟の愛!?
と、そこへ。
ガラッと保健室の戸が開け放たれた!
「この……馬鹿兄貴……!」
志波弟、拓郎が怒りの形相で立ち尽くしていた。
だが、志波兄弟(現在は姉妹)の変貌ぶりに、お互いに目が点になる。
「って……、その、姿、何……? え……?」
「え? たー坊も女体化!? 誰か写メ! 写メプリーズ!! 愛しのたー坊が妹にぃぃぃヒャッホー!」
「うぜぇ……!」
拓郎、怒りのあまり我を忘れ、武美の右肩にハイキック!
――捻挫した足で。
「「ぎゃあああああああ!!」」
志波兄弟、リアクションがシンクロする奇跡。
なんという予定調和。
「はいはい、怪我人はおとなしくしてねー? あ、お兄ちゃん! 手伝ってよ!」
「あれ? 彩葉もいたのか。って、ブドー? 何してるの?」
そこへ高梨兄妹が登場。武美は煉に向かって左手を振ってアピール。
「あ、煉。いいところに! たー坊の姿を写メプリーズ! 弟が妹になってるレアケースを画像に!」
「……お兄さん……無視して、いい、から……」
痛みを堪えつつ、苦情を呈する拓郎だった。
結局、志波兄弟はその後、病院で精密検査を仲良く受ける羽目になったとさ……。
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なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
88人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月26日
参加申し込みの期限
2013年02月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月02日 11時00分
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