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\ オーバータイム!/
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●愛の抱擁
BGMがフェードアウトして「本日は――」とナルミが挨拶を始めた。
宇佐美 実
はその挨拶をぼんやりと聞き流し、従業員一同と入り口の両脇に並ぶ。
「それでは、また」
優雅な仕草でナルミが頭を下げ、彼女も入り口の列に連なった。
「おやすみなさい」
ちらちらと客と一緒に帰るキャストも居た……が、それがなにを意味するのか実は意識的に考えないようにする。
それよりも今日はどこで寝ようかということに思考を変えて、実はお客たちを見送った。
これで本日の営業は終了ということだ。
日向 透
は同僚をタクシーに押し込み、自分も乗り込む。
「エルデストでもう一回飲み直さない?」
「……ハハ、」
姉小路 ネイサン
と
檜山 立樹
は近場なので歩いて行くようだ。
(これで後は……)
実が残るお客に視線を向けると、電柱の影からなにかが飛び出してきた。
そしてなにかは迷わずフジコにフライングボディアタックをかます。
「ゴンちゃん学校止めないでなのだ~」
フジコはその巨体でなにかを――
後木 真央
を受け止める。
どうやら真央は泣いているようだった。
「ゴンちゃんはオンリーワンなのだ転職したらあっという間にトップなのだお給料倍々ゲーム確実なのだでもゴンちゃんにセンセー辞めてほしくないのだ~」
さすがのフジコも驚いたらしく、目を見張っている。
「ゴンちゃんの方が絶対可愛いと思うけど我慢してフジコちゃんって呼ぶのだ赤点も1つでも減らすよう努力するのだだから学校辞めないでなのだ~」
筋肉ダルマ乙女にすがる、仔猫のような真央。
見ている実の方が、どうしたものかとうろたえてしまう。
「センセなゴンちゃんが……フジコちゃんが大好きなのだ~!」
ぐえぐえと、鼻水をまき散らしてむせび泣く真央を、フジコはそっと抱きしめた。
「後木ちゃん、アタシは教師よ。今までもこれからもね」
「ゴン……フジコちゃん、」
「こんな時間に、イケナイ子ね」と微笑んで「お仕置きしなきゃ」。
真央の細い首に真っ赤な首輪を巻きつける。
「なのだ!?」
「さ、お家に帰りましょうネ」
「ぎゃーなのだ!?」
後木 真央
をタクシーに詰め込んで、嬉しそうにフジコが笑った。
「だから先生はやめられないのよ」
それを見て
鉄 衛守
は薄く微笑む。
「収穫のあった夜だった」
それだけ言うと、彼も静かに歩き出す。
フジコはその背を見送ってからそっとナルミに耳打ちした。
「わかったわ」
「またね、センパイ」
そうしてようやくフジコはタクシーに乗り込んだ。
これでやっと終わったのだ、と思うと、実の肩に一気に疲れがのしかかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月22日
参加申し込みの期限
2014年04月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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