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\ オーバータイム!/
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シーサイドタウン二丁目『オカマバー・ネコ』
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●真意
ちらちらと客が減ってきたのを確認して
鉄 衛守
も立ち上がる。
そして
富士山 権蔵
の隣に歩み寄り、小さく一礼した。
「失礼、寝子島高校の富士山先生ですね」
フジコは視線だけ衛守にやってから、ぽつんと呟く。
「……お隣、ドウゾ」
遠回しの返事。
衛守は是も否もなく席につき、話を続けることにした。
「知り合いの寝子高生から先生の噂は聞いております……」
「そう」
フジコは訝しみながらも突っ込もうとはしない。
派手かと思えば静かで、静かと思えば赤い首輪を見せつけるようにテーブルの上に出して――底の見えない人間だと衛守は思う。
「このような場で仕事の話というのも無粋ですが、あなたがどのような教師なのか興味があるのです」
しかし今日の目的はその底を見ることなのだ。
衛守は単刀直入に切り出し、まっすぐにフジコを見つめた。
「これはまたずいぶんハッキリとしたお誘いね」
フジコはからかう口調で切り返してくるが、取り合わずに衛守は話を進める。
「高校生というのは我儘なものです、問題や気苦労も多いのではありませんか?」
そして返事も待たずにもうひとつ畳み掛けた。
「先生の目に生徒達ははどう映っていますか」
淡々と尋ねたつもりだったが、いささか前のめりになりすぎたかもしれない。
自重しなければと衛守は水で喉を潤し、フジコの反応を窺う。
フジコは表情のないまま、ぼんやりと空のグラスを眺めており、なにか考え込んでいるようにも見える。
そうしてしばらくしてからようやく口を開いた。
「桜花ちゃん、アレキサンダー貰えるかしら――アナタは?」
「では同じものを」
「かしこまりました」
けっきょく答えが得られないまま、衛守はフジコに流された。
桜花 満
がシェイカーの中に眩しいほど透んだ液体、それから白濁、茶褐色とを入れる。
その手際の良さに感心しながらも、フジコの答えが気になって仕方がなかった。
しかし急かすこともできず、あっという間にカフェ・ラ・テのような可愛らしい見た目の液体がグラスに注がれた。
最後にパラパラとなにかを散らして完成したようだった。
「乾杯」
ほんのりとスパイシーな香り漂うカクテルで、フジコと乾杯をする。
答える気はないのだろうか、そう思い始めた頃「完全無欠」と唐突にフジコが口火を切る。
「危なっかしくて、めちゃくちゃで、面倒臭くて……なのに、なにも恐れてない感じが堪んないわネ」
「別に学校じゃなくてもよかったの」泡を唇ですくって「でも、学校の方が魅力的だったのよ」と笑った。
「なるほど」
頷いて、ようやく衛守もグラスを傾けた。
チョコレートケーキのように甘くて飲みやすい、けれど非常にアルコール度数の高いカクテル・アレキサンダー。
妙に納得しながら、衛守は口の端に笑みを乗せた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月22日
参加申し込みの期限
2014年04月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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