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君の頬が冷たくて
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【『こ』がついて、ここで再会】
「あら?」
「……あっ!」
容赦のない日光が降りそそぐ町角で、
秋ノ宮 こまち
と
本条 小萩
は再会を果たした。
「あなたは萩さん……。偶然ね、こんにちは」
「まちさん! お久しぶりです~! お元気でしたか?」
ぺこりとお辞儀をして、小萩はこまちに駆け寄った。
「ええ。あなたも元気そうね。また会えたならお礼を言いたいと思っていたの。
あのとき
は励ましてくれて、どうもありがとう」
「さすがは小萩! お役にたちましたか! ……あっ、小萩は本当は、本条小萩っていいます」
以前出会ったときには、名前がおかしなことになっていたのだ。
「私も本当は、『まち』じゃなくて『こまち』……、秋ノ宮こまちっていうの」
「ふふっ、こうして再会できるなんて、ロマンチックなご縁ですねー」
嬉しそうに自分の頬に両手をあてた小萩が、息をのんで声を漏らした。
「っ!? わわっ、冷たいですっ!?」
「冷たいって、どうかしたの?」
「ほっぺが冷たいんですよー! ファンタジック! ミラクルです!」
「萩さん……?」
「小萩ってば、いつのまに神の領域にまで足を踏み入れてしまったのでしょうか。ほら、すごいんですよー!」
首を傾げるこまちの手を引き、小萩は自分の頬に導いた。
「まあ、本当だわ……。とてもひんやりしているけれど、大丈夫? 具合とか悪くないの?」
「小萩はいつだって絶好調ですよ! ……あっ」
「どうかした? やっぱり具合が……?」
心配そうに覗き込むこまちの手に、小萩はうっとりとして頬を滑らせる。
「まちさん、お肌きれいなんですね……。すべすべしてて気持ちがいいです……」
「……大丈夫そうね? よかったわ」
「まちさんは、どこもかしこもこんなにすべすべなんですか? ……あれれれ?」
何気なくこまちの頬に手を伸ばした小萩が、驚きの声をあげた。
「まちさんのほっぺも冷たいですよー!?」
「え? あら、気づかなかったわ、本当ね」
どちらも自分と相手の頬を触り比べて、これも神魂の影響なのではないかと考えた。
「暑い日にこんなに冷たいほっぺに触れるなんて、なんだかお得ですねー」
「そうね。気持ちよくてつい触れてしまうわ……。失礼だったかしら、ごめんなさい」
無遠慮に触り比べていたことに気づいて、こまちは頬を赤らめた。
「小萩のほっぺを触りたくなるのは当然ですよ! 人情ってもんです!」
しかし、そこで小萩ははっとして、周囲に目を走らせた。
「つい恍惚となって触っていましたが、こんなところを皆さんに見られてしまったらスキャンダルになっちゃうかもしれません! どこか落ち着ける場所に移動しましょうっ」
「落ち着ける場所? そうね、近くに別荘があるのよ。よかったらそこでどうかしら」
一階のガレージ部分をアトリエとして使用しているのだと言うこまちに、小萩は目を輝かせた。
「わあ、アトリエがあるんですか? ぜひぜひ行きましょう!」
そうしてやって来たこまちのアトリエに足を踏み入れるなり、小萩は感嘆の声を漏らした。
「素敵なアトリエですねー!」
彫刻や絵画の道具が満載の空間に、こまちと同じ芸術科の生徒である小萩のテンションも上がる。
「二階が住居部分になっているの。そちらへ行きましょう」
「はーい。あっ、お部屋もステキ!!」
「ありがとう。でも散らかっているでしょう、ごめんなさいね。私、芸術科に通っていて、ここで作業することも多いのよ」
「小萩もですよー!」
「あら、奇遇ね。今度、萩さんの作品も見てみたいわ」
「もちろん! 小萩のはすごいですよー!」
「楽しみにしてるわね。待っていて、すぐに麦茶を用意するから」
席をたったこまちは、飲み物を用意しがてら、こっそりと自作の能面を被った。
「お待たせ」
後ろからそっと触れると、振り向いた小萩が飛び上がった。
「わっ!? ま、まちさんですかっ!?」
「ふふ、驚かせてしまったかしら。私が作っているのは、こういうのなの」
「能面ですか-!」
小萩が手を伸ばして、こまちの被っていた面を外した。
「びっくりしましたよー! これを被ると、まるで別人のように見えますね!」
ころころと表情を変える小萩をみて、眩しそうにこまちは目を細めた。
「萩さんと話していると楽しいわ。キラキラしていてとても可愛い」
頭を撫でると、小萩もにこにこ笑いながらじゃれてくる。
互いの頬からただよう甘い香りに目眩がしそうだ。
「まちさんのほっぺ、とってもいい香りがします」
「萩さんの頬もよ」
香りに誘われて、自然と顔が近づいた。
「小萩もまちさんも、どちらも最高のほっぺですね。ひんやりすべすべで、うっとりしちゃいます」
小萩の指先がこまちのなめらかな頬を滑っていく。
「……生クリームの味とか、しちゃうんでしょうか?」
香りに誘われて、小萩がこまちの頬をぺろりと舐めた。
「イチゴミルクの味です!」
「え?」
目を丸くする小萩につられて、こまちも小萩の頬を舐める。
「おかえしよ。……あら、本当、萩さんの頬もとても甘いわ」
「わあわあ、これはお得ですね! ほっぺがとってもおいしいです-!」
二人はぴったりと寄り添って、しばらく頬の甘さに酔いしれた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月13日
参加申し込みの期限
2014年04月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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