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play a game~逃走マフィア~
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【旧市街地:町役場方面:B4_3】
それぞれの思惑が入り乱れ行動していく中、巴は目的の場所に急いでいた。
――だが、その表情は少しばかり翳りをみせる。
「よろしくないね、こりゃ……」
その翳りは、先ほどから携帯に着信している何件かのメールに起因していた。
海が先行して暗渠を調べたが、それが途中で途切れている為、移動には適さないといった事。
加えて、予定していた時間になっても由貴奈達が来ない事が文貴からのメールとして送られている。
それ以上に問題があったのが次のメールである。
これから向かうはずの合流地点が既に封鎖されてしまっている、と記載された武道達の連絡こそが一番の問題であったのだ。
「必要なら、全員美術館に向かうように連絡しておく必要もありそうかね」
巴が目指した場所――美術館が見えてくる。
ここまでは未だ巴は警察に見つかっていない。
美術館には敷地内を通る形で、巴は強引に入り込むつもりであったが――
【旧市街地:映画村・美術館方面:B3】
本来であれば、この場所の封鎖はまだ行われないはずであったが、捜査官の手により一足先に封鎖が始まってしまう。
その中を、武道は変装用の道具が入れられたバックと、着替えた派手な服にオールバックといった変装で逃げていた。
「どゆこと!? なんで、俺の逃げる先が……!」
この為に巴に連絡を入れ、合流地点を美術館に変更したのだが、武道は警察を撒く事が出来ずにいたのだ。
「えぇい、ここなら――って、ここもダメー!?」
旧市街に下宿している関係もあり、武道は土地勘もあり、人通りの少ない路地裏も把握している。
だが、その先を読むように警官は武道の前に立ち塞がっていた。
「変装してるってのに、俺って完全にバレてるよな……なんでだ……?」
一件の民家の隅に隠れながら、武道はようやく息を整える事が出来る。
――明らかにおかしいこの状況で、武道が推理するとすれば、それは
自分が逃走する際の方法と、合流場所を警察に漏らした誰かがいる
可能性。
それらを知っている人物は絞られるが、その全員を疑っている暇は無い。
どこもかしこも閉じられている路地裏で、武道は合流を果せずに足止めされてしまっていた。
一番先に合流場所で待機してたタルトも、巴からの連絡を受ける形で美術館へと向かい移動していた。
「いやぁ、危なかったぁ……」
封鎖が開始されたと同時に、警官はわき目も振らずに合流場所に向かってきていたのだ。
その為に、タルトは【
片方のアタッシュケース
】をその場に置き捨て、逃げる事に成功していた。
「急がないとね。あっちもどうなってるかわかんないけど」
乗船許可証を持っていないタルトは、巴と合流しそれを貰う必要がある。
だが、それが不可能であれば、自分から貰いに行けばいい。
それらを考慮しながら、タルトは美術館に到着する――が、
「嘘、ここも……?」
人の流れに沿うように歩き、タルトは美術館に目を向ける。
少ないながら、車と人員を的確に配置することで、美術館は完全に封鎖されていた。
その光景にタルトが迷う中、ポケットに仕舞っていた携帯が揺れ、【
誰か
】の連絡を伝える。
【旧市街地:映画村・美術館方面:B3_2】
巴達の合流場所に、警察に混ざる形で封鎖を行った張本人が姿を現す。
「――はい、志波先輩への警戒はそのままで。美術館には桜崎が向かう可能性が高いので、そっちもお願いします」
携帯を耳に当てながら、置き捨てられたアタッシュケースに手を伸ばし――
潜入捜査官としてマフィアに紛れ込んでいた刀は
【
タルトが捨てたアタッシュケース
】を拾う。
「もう少しだったんだが……」
刀にとっては予想外の行動が連続した事で、タルトの足止めは失敗してしまう。
だが、結果として予定していた合流と作戦を挫くことには成功していた。
「今はそれで良しとしておこうか」
そう考え直し、自分が持つ物よりも軽いアタッシュケースを刀は開く。
――中には何も入っていない。
中身は無く、空になっているアタッシュケース
であると確認する。
「……そういえば、言っていたな。ケースは捨てるって」
瓢がそれと近い事を話していた事を刀は思い出す。
ならば、これが【
瓢のアタッシュケース
】である可能性が高い。
調べたアタッシュケースを近くの警官に預け、刀はもう一度携帯を操作していく。
刀が居る合流場所から少し離れた位置で、海も必要な準備を行っていた。
既に着替えは済ませ、普段の私服に近い服装へと海は着替えている。
最後に髪を結んでいたリボンを解き、特徴的なサイドテールからセミロング程の髪型へと変えていく。
海の足元には、数本の度数が強いアルコールが入った瓶が置かれており、それらには蓋をする形で布が詰められている。
――これを作る為の方法と指示をした【
仲間
】は、既にこちらに向かっているという報告を受けていた。
『もう少しで着く。ちゃんと作れたか?』
携帯が揺れ、海の仲間からメールでの連絡が入る。
『はい、たぶんだいじょうぶです。じしんはないですけど』
アルコール類はどうにか用意出来ていたのだが、海自身も初めて作るものであり、完成度に関しては希望に添えるかどうか心配していた。
――手製の【火炎瓶】が上手く出来ているかどうかを。
『投げて火が着きゃ問題ねぇんだ。ちっとくらい適当でも構いやしねぇよ』
但し、これを使うのは海ではなく仲間の方である。
使い慣れているはずも無い海に、仲間は初めから使わせるつもりも無かったのだ。
『見えた、今そっちに車をつける。もう少しだけ待ってな、
小山内の嬢ちゃん
』
連絡と同時に、海は
近づいてくる車の音に気づき、フロントガラス越しに見える文貴の姿
を確認していた。
Round3 End
▼次ラウンド開始地点▼
【A2】
骨削 瓢
追分 義一
八神 修
雨寺 凛
【B3】
志波 武道
響 タルト
桜崎 巴
御剣 刀
(捜査官)
小山内 海
神無月 文貴
日暮 ねむる
【B4】
本田 宗次
【C4】
恵御納 夏朝
壬生 由貴奈
檜山 立樹
Next Round【AM11:20】
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月15日
参加申し込みの期限
2014年04月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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