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play a game~逃走マフィア~
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???:―― make a start ――
Round1【AM10:20】
【またたび市動物園内】
――により、本日11時より、寝子島旧市街に置ける主要道路の一部封鎖、検問が実施されます。
市民の皆様は――
市全域に設置された防災無線用のスピーカーは、繰り返しこの放送を行っている。
放送では封鎖情報だけを伝えているが――実際には人々に隠された情報もあった。
開園したばかりのまたたび市動物園内にも、当然この放送は聞こえてくる。
多くの人で溢れる動物園の中で、隠された情報の大本であるマフィア達が居るとも知らずに――
【またたび市動物公園北側:A3_1】
寝子島映画村と隣接する北側では、休日という事もあり多くの家族連れやカップル達の姿が見える。
その中で、
本田 宗次
は甥である
日暮 ねむる
と合流し、動物園の出口がある南側に歩を進めていた。
「木の葉を隠すなら森の中ってか? まぁ、こうやって人に紛れたほうが確かに見つかり辛いんだろうがな」
「だからって、ちょっと朝早すぎじゃない? ホント、もうちょっと寝てたかったんだけどなぁ……」
欠伸で大きく開けた口を見せながら、ねむるは先ほど買った缶コーヒーを喉に流し込んでいく。
「そういうな。時間が無いのはお前も分かってるだろーが」
防災無線のスピーカーを指差しながら、宗次は呆れるように口にする。
宗次にとっては甥であり、普段であれば信用できる人物がねむるであった。
だが、宗次にとって看過出来ない情報を耳にしていたのだ。
――
日暮 ねむる
は潜入捜査官の疑いがある
――
この情報を流した人物、
骨削 瓢
を宗次は全面的に信じているわけではない。
しかし、火のないところに煙は立たないのだ。
「分かってるって。ちゃんと僕の役割は果たしてみせるよ」
当然、ねむるもこれらの情報が流れている事は知っている。
その為、宗次に対し自分を信用してもらうべく、何かあれば囮になると話していたのだ。
「そうしてくれると助かるがな。とにかく、今は急ぐぞ」
全面的に信用するつもりは無い。
だが、その考えを表に出さず、宗次とねむるは南側にある出口へと向かっていた。
【またたび市動物公園北側:A3_2】
映画村の近くである、という事を利用し、あえてそちら側に向かうマフィアの姿もある。
志波 武道
は、映画村と動物園を隔てる林の中を隠れながら進んでいた。
「よしよし、とりあえずこれでってとこかな」
武道は手に持った携帯を操作し、信用出来る仲間にのみ連絡を行う。
組織から逃げる際、より逃走の成功率を上げる為に15人程の仲間を全員で選んでいた。
だが、それは瓢が流した情報通り、紛れ込んだ潜入捜査官の存在を許す結果となってしまう。
「まったくね、困ったもんさ」
やれやれ、と言った形で武道はそんな独り言を漏らす。
だが、やるべき事はやらなければならない。
音が鳴らないようにマナーモードに切り替え、武道は映画村に向かっていく。
その後ろに続く形で映画村に入った
追分 義一
は、近場にあった建物へと入っていく。
「武道さんも、無事に入れたみてぇだな」
義一が武道の連絡を確認した後、再度着信を示すランプが光る。
表示される名前は【
桜崎 巴
】、唯一義一が連絡を取る二人の内の一人であった。
「……必要な事だけで問題ねぇだろ」
武道の状況は、おそらく本人によって伝えられているだろう。
義一はメールを確認した上で、一言だけ返信を行っていた。
「あってくれりゃいいんだがな……」
逃げる為に急ぐ必要はあるが、逃げる為の用意も怠るつもりは無い。
義一は変装に必要なものを探すべく、建物内を漁って行く。
【またたび市動物公園北側:A3_3】
人が多い、という事はそれだけ多種多様な服装をしている人も存在する。
園内南側を目指し急いでいた
檜山 立樹
は、ウェイターの服装で動物園内を進んでいた。
「桜崎ちゃんからの連絡か……どうしようかな?」
義一同様に、巴からのメールが立樹にも送られてくる。
内容を確認――まではするが、立樹は返信せずに別のアドレスを開く。
「あっちにも連絡は入ってるだろうし、なら一度話しておいたほうがいいよね」
立樹は、巴ではなく信用している仲間だけで交換したアドレスにメッセージを書き、携帯を仕舞う。
「お、居た居た! おい、立樹!」
携帯を仕舞い終えたのとほぼ同時に、立樹に声が掛けられる。
――それは、立樹の仲間の一人である
神無月 文貴
であった。
「文貴さん? どうしてこちらに?」
だが、立樹の表情には疑問の浮かぶ。
事前に聞いた話では、南側で三人と合流すると立樹は聞いていたのだ。
「何、ちっと道に迷っちまってな。困ってたんだよ」
豪快に笑い、文貴は立樹にそう伝える。
「そうでしたか。では、一緒に行きましょう」
「あぁ、悪いな。桜崎の嬢ちゃんからの連絡は来たか?」
文貴も立樹同様に巴からの連絡は受け取っている。
立樹からはそれに連絡を入れていない、とだけ伝え、文貴はなら返す必要はないとだけ答えていた。
「俺等の本命はそっちじゃねぇ。だろ、立樹」
「はい。騙す形になっちゃいますけどね」
立樹は少しだけ申し訳なさげに、そして文貴は当然だというべき真剣な表情で、その言葉を交わす。
最後に、文貴より仲間へと立樹と共にそちらに向かう事を伝え、二人は急ぎ南側を目指す。
【またたび市動物公園北側:A3_4】
北側に居るほとんどのマフィア達が方々に分かれた後、ここに残った二人の人物は移動しながらも合流を果たしていた。
「じゃあ、確かに預かるよ、ドクロベーくん」
二人の内の一人、
響 タルト
はそう口にし、瓢からアタッシュケースを預かる。
だが、何も入っていないかのように異常なまでにケースは軽かった。
「よろしく頼むねぃ、にゃんこはん」
何を考えているのか、己の考えを表情には出さず、瓢はただその言葉だけをタルトに掛ける。
「随分軽いね。もしかして……本当に捨てた?」
瓢はアタッシュケースの中が何かまではタルトに伝えてはいない。
中身が無くとも、何かを仕掛けている可能性。
答えるとは思っていないが、タルトはその疑問を口にする。
「はっは、連中の思惑に乗って疑心暗鬼を楽しむのも一興よぃ。なにより――」
「騙しあいを楽しむ。そいつぁ、愉快じゃないかねぇ、にゃんこはん」
隠すつもりも無い他意を、瓢は悪意を籠めた笑みでタルトに伝える。
「ふふ、なるほどね。それ、すっごいドクロベーくんっぽいよ」
タルトもまた、それらを承知した上で、瓢にこの言葉を伝える。
「さってと、じゃああっしはあちらに。にゃんこはんとはここでお別れよぃ」
軽く手を挙げ、瓢は手ぶらのまま寝子島神社がある方向の林へと足を向ける。
「うん、それじゃあね、ドクロベーくん」
両手が塞がっているタルトは、この言葉で瓢を見送り、そのまま映画村がある林側へと足を向け歩き出していた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月15日
参加申し込みの期限
2014年04月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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