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play a game~逃走マフィア~
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【旧市街地:警察署方面:C3】
駅前での騒動が始まった頃、こちらでも騒動が始まっていた。
「ここで暴れてるやつが居るってのに、あんた等は見てみぬフリをするつもりかい?」
ねむるが先ほど聞いた声――それは、巴による物であった。
巴は自身が得意とするバットを片手に、あえて警官から見える位置で警察署の窓を叩き割る。
――だが、それも刀により伝えられていること。
巴が事前に来るとの情報があった為に、元からその為の人員は配置されていたのだ。
「ったく、張り合いがないねぇ! それとも、あたしにビビッちまってるのかい?」
周囲を取り囲む形で、警官は巴を包囲する。
――妙な動きだと巴も思いはするが、既に決めた以上はやらなければならない。
「その辺にしといたほうがいいかもよ? あんまり騒ぎ立ててもしょうがないだろうしね」
巴の視界に、警官の中から現れたねむるの姿が映る。
「……あぁ、やっぱりあんたが捜査官だったってわけかい」
「まぁ、そうなるね。それで――」
「どうするつもりかな、桜崎さん」
余裕を持った上で、ねむるはそう巴に告げる。
――その、巴にとって癪に障る笑顔と共に。
「どうもこうもないね。やるんなら一つ、だろ?」
バットを構えなおし、巴はそのままねむるへと向き直る。
その背後に見えたのは、起き上がったばかりの両手をベルトで縛り上げられている立樹の姿。
巴のねむるに対する行動を立樹は見ており、ここで立樹は改めて巴が自分達の味方であると判断していた。
「……はは、そうだね、ホント」
珍しく、ねむるは少しばかり高く声を上げ、巴の挑発に乗る。
それはねむるが最近目覚めた少しばかりの感情を触発した為に。
「御託はいいよ。かかってきな!」
どうにか立樹と協力し、この場で警官を足止め出来れば。
その為に、巴は立樹に向かい走り出していた。
【旧市街地:港側脱出地点:D3_1】
ねむるからの情報により、巴が立樹を助け警察署で騒動を起こしている事が刀へと伝えられる。
だがそれよりも早く、巴に対しての予防策を打っていたおかげで、騒動自体は沈静化した事も同時に。
「桜崎は動いたか。だが、甘かったな」
奮戦はしたが、それでも巴と立樹の行動は一歩及ばない。
こちらに対しての妨害も、そして駅前に対しての妨害も、結局は効果を得られる事はなかった。
「……後はこっちの番か。小山内達も上手くやってればいいんだけどな」
視線を一度駅前に移し、ここからは遠い駅へと視線を向ける。
港に対しての封鎖が行われていく中、その刀の姿を由貴奈は確認する。
「……裏切ってたのは、あのケンドーくんだったんだね」
妙な呼び方ではあるが、刀の特徴を捉えた上で由貴奈はそう口にしていた。
「なら、うちも色々やろうか。こっちに向かってくるのが後何人いるかはわからないけどねぇ」
これ以上の情報を漏らすつもりは無い由貴奈は、文貴を疑った時点で携帯は捨てている。
だからこそ、刀はここに由貴奈が潜んでいる事には気づけないでいたのだ。
「じゃあ、始めるよぉ……!」
――これから逃げてくるであろう誰かの為に、この封鎖に穴を開ける。
可能であれば自分も逃げ切るつもりだが、身体能力の差もあり刀の前ではそれも難しい。
その為に、一つだけを目標に定め、由貴奈は警官の前に走りだしていた。
【旧市街地:港側脱出地点:D3_2】
由貴奈が姿を晒したことで、一斉に警官達の視線はそちらへと向く。
「壬生先輩か! あれがマフィアの一人です!」
警官全員に伝えるように、刀は声を張り上げ由貴奈の正体を告げる。
その声に反応するように、数名の警官が動き、刀もまた同時に由貴奈の元へと走り出す。
「ほらほら、ケンドーくん、追いついてみなよぉ!」
逃げながら、由貴奈はこの為に作っていた数個の水風船を警官へと向け投げつける。
その度に警官は足を止め、由貴奈は上手く逃げ回る事が出来ていた。
――但し、その行為もそこまで。
刀が由貴奈を確認し、正面にその姿を捉える。
――思い浮かべるイメージは、銃の撃鉄。
自らの意志で、その撃鉄を下ろし、弾丸のような速度で刀は瞬間的な加速を行う。
「これで――終わりだ!」
その速度から、由貴奈は逃れることは出来ない。
短距離、その上効果時間すらも瞬間的ではあるが、この状況であれば刀にとってはそれで十分であった。
振り上げたアタッシュケースを由貴奈の肩に当て、そのまま少し体勢を崩す形で由貴奈の足が止まる。
「あたたた……容赦ないねぇ、ホント」
「逃がすつもりはないですから」
それでも、女性という事で刀なりに手加減はしている。
これで、由貴奈の行動は無駄に終わる――はずであった。
由貴奈と刀、そして警官の大半がそちらに向かった中、魚市場方面の封鎖を抜け、ここに来ていた宗次が動き出す。
「上手く動いてくれたよーだな、あのお嬢ちゃんは」
由貴奈の動きを、宗次は初めから観察していた。
もちろん、それに続いて動く刀と警官達の姿も。
「ろっこんはもう使えねぇが、しょうがねぇ。今しかチャンスはねーからな……!」
魚市場方面を抜ける際、宗次は自らのろっこんを使用し、アタッシュケースをわざと渡し警官を痺れさせた後、この場へと到着していた。
そのために、宗次が持っているのは紙袋だけしかない。
――ここで躊躇えば逃げる最後のチャンスを失う事になる。
だからこそ、宗次は覚悟の決め船への直線を一気に駆け出していた。
その姿に、由貴奈と刀も気がつく。
「あっちも!? ここからじゃ……!」
気づいた刀がそちらに向かおうと試みるが、由貴奈との逃走劇を繰り広げた事により、大きくその距離を離していた。
それでも必死に宗次の後を追い、船の近くまで到達するが――その足が届く事は無かった。
「残念だったね、ケンドーくん」
その声は警官に囲まれた由貴奈から。
巴から捜査官ではないかと聞かされていたが、実際この場で宗次が逃げる事を選択した以上、マフィアの一人であると確信していた。
「あぁ、負けた。してやられましたよ」
――最後に刀は由貴奈を逮捕し、乗船許可証に記載された時間の便が汽笛を鳴らし出発していく。
マイスター:
壬生 由貴奈
ノ逮捕、
御剣 刀
ノ逮捕行動ヲ確認
マイスター:
本田 宗次
ノ逃走成功ヲ確認。本物ノ金ヲ所持確認
マイスター:対象プレイヤー及ビラウンド終了ノ為、該当プレイヤー及ビ【C3】ノプレイヤー消去開始
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月15日
参加申し込みの期限
2014年04月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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