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play a game~逃走マフィア~
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マイスター:【C1・B4】ヲ封鎖二追加
マイスター:判断=捜査官ニヨル一時封鎖強化終了。対象【B2】
マイスター:判断=捜査官ニヨル一時封鎖開始。対象【B1・D3】
Final Round【AM11:50】
【旧市街地:寝子島駅前:B2_1】
「てめぇら、しっかり見張っとけよ。怪しいやつぁ、一匹たりとも通すんじゃねぇぞ!」
駅入口に立ちながら、文貴は周囲に居る警官に声を張り上げる。
本来12時に発車する電車を最後にこの駅を完全に封鎖することを警察は考えていたのだが、文貴は電車に置石があると通報を行い、ほぼ無理矢理ながら増援を寄越させていたのだ。
「後は小山内の嬢ちゃんが来るだけか……」
手がある、そう言った海は【最速】を持って、この場所に姿を現していた。
「すげぇもんだな。一瞬なんだかわかりゃしなかったぜ」
海が息を整えるのを待ち、文貴は目の前に立つ海へと声を掛ける。
『わたしのろっこんです』
――海のろっこんは物体を加速させる力を持つ。
空間に線を引く事で対象をその軌道に乗せ加速させる事が出来る代物であり、一度に引ける15本の線を用いて、海はこの場への到着を間に合わせていた。
「はっは、なるほどな。とにかく、お前さんもさっさと持ち場に着きな」
縦に頷き、海は大丈夫といった意志を文貴に見せる。
「よし、じゃあ祭りの始まりだ。いっちょ派手にやらかそうじゃねぇか」
海の返事を満足げに受けながら、文貴は近くに何台かの車を寄せさせていた。
【旧市街地:寝子島駅前:B2_2】
駅の職員がハンドスピーカーを使い、現在駅に止まっている電車が本日最後となる事を人々に伝えていく。
この為に駅前は一時人が大量に押し寄せる形となっており、その中に混ざっていた凛が、駅入口に居座る文貴の姿を確認していた。
「……どうみても、味方ってわけじゃないよね?」
駅に向かう客に対し、文貴の視線は明らかに誰かを探しているように見える。
情報こそ無いが、その所作を見る限り、凛は文貴が味方であるとは判断しなかった。
「出来る限り視線をあわせないようにっと……」
キャスケット帽を更に深く被りながら、凛は文貴が居る駅入り口に向かっていく。
「おい、そこの。ちょっとそこで止まれ」
見た事は無い服装だがアタッシュケースを持っていたことで、文貴は女性に近づき声を掛ける。
その声に驚いたように、
女性は一度右の耳を閉じるように触っていた。
「別に驚かせてぇわけじゃねぇ。一つ聞きたい事があるだけだ」
「な、なにか……?」
女性は、文貴の問いに【一際甲高い】声で答える。
「……いや、すまねぇな。なんでもねぇ」
知っている声ではない。
一人に対し余り時間を掛け過ぎれば、他を見失う可能性もある。
その為に、文貴は女性を――凛を見逃していた。
無事に文貴の警戒を抜け、凛は駅改札へと向かう。
「……はぁ、ホント焦ったぁ……」
声は既に元に戻っており、発音できる時間の限界は持続性の関係であの一言のみであった。
凛は改札に切符を通し、ようやくキャスケット帽を取る。
――そして、そのまま凛の姿は世界より消失していた。
マイスター:
雨寺 凛
ノ逃走成功ヲ確認
【旧市街地:寝子島駅前:B2_3】
凛に続き、駅前に姿を現したのは修であった。
「……手はある、後は俺次第だ」
手にはアタッシュケース、ポケットに映画村で手に入れた発炎筒を仕舞い、修は覚悟を決める。
だが、向かおうと足を進めた直後、軽く腕の袖を掴まれ修はそちらに目を向ける。
一番の特徴である【スケッチブック】が無い事で、修はその人物――海に気づく事が一歩遅れていた。
「……何か用事でも?」
だが、海も即座に変装した修が本人だと断定は出来ない。
『アタッシュケースのなかみを見せてください』
携帯に記された文字を、海は修に見せる。
「怪しい物は入っていない、と言っても聞くつもりは無いと?」
頷き、そうであると海はその意志を伝える。
――その間に、海と共に行動していた警官もその様子に気づき、近づいてきていた。
「そうか、なら――」
時間をかければ、近づいてくる警官にも取り囲まれる事になる。
そうなる前に、修は一つ目の手を打つ。
「――!」
ポケットに仕舞っていた発炎筒を取り出し、修は着火させる事で白煙を立ち上らせる。
「てめぇ、なにしやがった!」
発炎筒を地面に投げ捨て、一時的な目くらましを海に行い、そのまま修は駅改札へと走る。
だが、その様子を見ていた文貴が修に向かい走り出していた。
「やっかいだが……まだ!」
向かう先に敷かれている【コンクリートの道路】に手を沿え、修は一度息を止める。
――修の手のひら周辺から徐々に道路は姿を変えていく。
但し、効果はあくまで作り物である【道路】にのみ限定され、その周囲には影響を及ぼさない。
コントロールと精度自体も不安定な為に望んだ崩壊には至らないが、それでも足止めとしては十分な程に駅周辺の道路は崩れる形で姿変えていた。
「なんだこりゃぁ!?」
その光景に文貴は驚きを見せる。
修に近づく為に向かった道路が、まるで未舗装の道のような有様になったのだから。
――修は息を大きく吐き出し、その隙に駅改札へと走る。
「待ちやがれ! 逃がしゃしねぇぞ!」
文貴もそれを追う為に方向を変えるが――崩壊した道路に足を取られる形となり、修をすんでの所で逃がしてしまっていた。
修もまた凛と同様に改札を抜け、世界より消失する。
同時に聞こえるマイスターの声もまた同じように聞きながら。
マイスター:
八神 修
ノ逃走成功ヲ確認
【旧市街地:寝子島駅前:B2_4】
修が壊した道路、そしてその騒ぎに乗じて、駅を離れる人々の中から二つの影が駅に向かい走り出していた。
「今なら行ける、義一くん!」
海が封鎖から抜けた事で、警戒が甘くなった杜の湯方面を一気に抜け、武道と義一は駅前へと到着していた。
その上で、修の行動をきっかけに、二人は行動を起こしたのだ。
「なめるんじゃねぇ! これ以上易々と抜けさせるか!」
道路を駅側に抜け、文貴がその二人――正確には刀から聞いていた武道に気づく。
文貴は近くに寄せていた車を右手で掴み、
左手の中指で眼鏡のブリッジを押し上げていく。
「ちょ、そんなのアリ!?」
目の前に見えるのは、
易々と片手で車を持ち上げる
文貴の姿。
それを驚くなという方が難しい。
「武道さん、あぶねぇ――」
文貴の目はここまでコケにされた事により怒りに満ちている。
狙いこそ崩壊した道路へと向けられるが、石つぶてがドコに当たろうが知ったことじゃない。
文貴は勢いよく武道達の進路である道路に車を叩きつけていた。
「小山内、そっちの小僧は任せた!」
武道と義一は叩きつけた事で壊れた車に分断される形で、左右に分かれている。
破砕した石つぶてにより、義一を寸で押す事で庇った武道は倒れこんでいる。
その為に、義一には文貴が、倒れている武道には海が向かう形で一気に駆け出す。
「くそ、こんなとこで捕まってたまるかよ!」
義一が体制を建て直し、こちらに迫る文貴に視線を向ける。
アタッシュケースを両手で持ち、何が何でも離さないと、その意志を宿しながら。
だが、その抵抗も長くは続くことはなかった。
海により、負傷で動けなかった武道は逮捕され、義一も文貴と警官に囲まれる形で逮捕される事となる。
「こっちはこれで全部か」
逮捕された二人を見送りながら、文貴は隣に立つ海に声を掛ける。
『はい。あとは刀くんたちにまかせましょう』
まだ他のマフィア達は居るが、それは二人の位置からはどうにも出来ない。
だからこそ、海はその一言を車から取り出したスケッチブックに書いていた。
「あぁ、そうだな――って、おい!?」
――不意に現れた女性が、文貴の腕に手を絡める。
文貴も少しばかり慌てるように声をかけ、そして海もまたその二人の姿を笑顔で見ていた。
マイスター:
追分 義一
・
志波 武道
ノ逮捕ヲ確認
マイスター:
小山内 海
・
神無月 文貴
ノ逮捕行動ヲ確認
マイスター:対象プレイヤーノ消去開始
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月15日
参加申し込みの期限
2014年04月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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