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【身体測定】ドキドキ体育館☆乙女の秘密は危険がいっパイ!
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●局地戦(1)●
【体育館1F・中央フロア】
「測量部よ……測量部員だわ!!」
窓を破って落ちてきた数人の侵入者たちの姿に、いっせいに女子たちが悲鳴を上げた!
「きゃーーーーーーーーーー!!」
「(バストを)測ら……測らないでえーーーー!!」
「「シャー!!!」」
その悲鳴に応えるように、次々と目当ての女子に襲いかかる測量部員たち!
「その胸囲測定、ちょっと待ったーー!! はろりん、お待たせ☆
世界のスーパープリティー☆スター、
篠原 美嘉
ちゃんの登場でっす!」
そこにいきなり(自称)宇宙で一番可愛い篠原美嘉が、くるくる側転をしながらの登場だ!
「こんな可愛い美嘉の胸なら測りたくなって当たり前!
ほれほれ、誰からでもかかってくるのだー!!」
篠原 美嘉
VS測量部員。
「山だ! 山はどこであるか!?(きょろきょろ)」
「フッ、どこを見ている同志よ! あれに見えるが今年の新乳生、この寝子高の百名山よ!」
「絶景かな! 絶景かな!」
ドドドドドドドドドドド。
「……スルー?」
測量部のメンバー全員、貧乳美嘉には目もくれず。
「何が山だ!! 平地じゃダメなの!!? もおおおおおお!!!」
「おや、参りましたね……このソワカちゃん目当てに殿方たちがあんなに乱れるとは」
地団駄を踏む美嘉に続いて登場したのは、芸術科1年8組の
岩国 ソワカ
だ!
「私が巻いた種ならば……せめて責任をもって刈り取って差し上げましょう」
岩国 ソワカ
VS測量部員。
「クク、わがままぼでーのソワカちゃんに隙はありません!
測られてもぉ〜問題なし!」
おおっ、ソワカが両手を広げてあっけらかんと、自分のバストを測らせた!
岩国 ソワカ
:バスト84cm(Cカップ)
えっと、これは……会議タイム。顔を見合わせ、測量部員たちがごにょごにょと集まり相談した。
はい、結論が出たようです。
「……は? 意外とフツウ?
巨乳にあらずんば女子にあらず? よし全員ころす」
岩国ソワカが、自分のバストに巻き付いている巻尺をむんずと掴み、あわてる測量部員を強引に引き寄せた!
っぱん!
そして、相手の持つメジャーを両手で挟み込み、ろっこん【ブリンク仏法僧】を発動させようとする。
「ククク……どうです? 最大の武器を失った気分は?
この岩国ソワカ、容赦せんッ!!」
……えっと。きょとんと、恐る恐るソワカを見返す測量部員。
「……って、むむっ?」
ろっこんで別の空間に跳ばしたはずのメジャーが、しかしまだ転移せずに残ったままだ。
彼女のろっこん【ブリンク仏法僧】は、物と物のスキ間に挟んだ対象を、別のスキ間に瞬間移動させる能力。きちんと発動していれば、このメジャーは今頃は、体育館の窓とカーテンの隙間にでも跳んでいたはずなのに、しかし何故?
「フム……ではこれなら?」
慌てずさわがず、ソワカは綺麗な軌跡でメジャーを蹴り上げた。落ちてきたメジャーをすばやく上履きで踏むと、今度は発動の手応え。
からんからーん。狙い通りの場所から出現し、キャットウォークに転がるメジャー。
「なるほど。今の場合であれば、体育館シューズと、フロアの床。
つまり、『物』と『物』のスキ間に挟まなければ、私の能力は発動しないワケですか……。
少々手間取りましたがこのソワカ、学習しましたよ、キャハハ!」
試行錯誤により、自分の能力の発動条件を学んだソワカは、喜び勇んで次の標的へと向かっていくのだった。
【体育館1F・南側フロア】
「「シャー!!!」」
「えっ……?」
まるでカメレオンの舌のように伸びてくる巻尺に、
神薙 焔
の反応が遅れた。その焔の体操着の胸に素早く、測量部員の投げたメジャーがしゅるしゅると絡み付く!
「しまっ……!」
神薙 焔
:バスト89cm(Fカップ)
「おお、これこそは劔岳の氷食尖峰!
弘法大師が草鞋千足を費やしても登頂できなかった、天険急峻の山容よ!」
そんなことを言いながら、イエーーイとハイタッチで仲間と喜びあう測量部員に、ズゴゴゴ……と怒りの炎を燃やす神薙焔。
「……どうもありがとう、あなたもちょっと手を上げてくれる? ええ、右手だけでいいわ」
右手を上げさせたらその脇腹めがけ、ボディブローを打ち込むつもりだったが、しかしそんなふうに言われて、素直に腕を上げる者はいない。
ぴゅーー、と目的達成した測量部員は、次の標的めがけてスタコラ走り去っていってしまった。
自分のバストだけを測られて、どうにも収まらないのは、焔の方だ。
怒りのやり場を探してキョロキョロすると……
「まだいたわね、そこに!」
間抜けな測量部員の1人がメジャーに絡まり、キャットウォークからぷらんぷらんとミノ虫のように、逆さ吊りになっている。
【体育館1F・南側キャットウォーク下】
(……俺はどうしてこんなことに)
さて
ヨハン・プレストン
は、これまでの自分の行動を思い返していた。
そもそもを言えば、彼は、最初は体育館の窓から入るつもりなどは、なかったのだ。
測量部の行為はセクハラだと、勧誘ビラを破り捨てたこのヨハン。誰も知らない謎の侵入経路から体育館の天井裏に潜み、測量部の侵入を見張るつもりだったのだが……しかし、この体育館には、そのような秘密の通路なども無ければ、そもそも天井裏すら無かった。
やむなく渡り廊下の屋根から、再度の潜入を試みたヨハンだったが、そこで
神木 煉
から測量部員だと誤解を受け、直後に現れた本物の測量部と、三つ巴で戦う羽目になってしまった。
事情を話して神木の誤解を解き、神木と共闘していればまだ、測量部の体育館侵入も防げたかもしれないが、口をひらかず意志の疎通を取ろうともしないヨハンは、結局孤立したまま。
結果、神木は体育館に落ち、測量部は内部への侵入に成功。
ヨハンはフロア落ちは免れたものの……キャットウォークにあの
アガサ・プレラチ
が仕掛けた罠の1つに引っ掛かり、こうしてメジャーに絡まって、為す術もなく今は逆さ吊りになっている、という状況。
(……これなら普通に正面入り口から入ればよかった)
脳内で後悔するヨハンだったが、もう遅い。
しかしそこに救い主、彼が助けるはずだった女子生徒の1人が、こちらにやって来た!
(ちょうど良かった、おい……)
その燃えるような赤毛の少女、
神薙 焔
はヨハンににっこり微笑むと、
神薙 焔
VS
ヨハン・プレストン
。
「えぐるようにレバーを……打つべし! 打つべし!」
サンドバッグのようにボスボスボスッと、ひとしきりヨハンを打ちのめし、
「ふう……やだわ、またブラがズレちゃった。
最近ちょっとカップがきつくて、また大きくなったみたいなのよね……」
さわやかに汗をぬぐって、そのままスタスタと去っていってしまった。
(な、何故……俺がこんな目に……)
結局女子にも測量部員だと誤解されたまま──ヨハン、ここでKO。
気絶する最後まで悲鳴ひとつ上げなかったのは、ある意味一貫していたかもしれない。
【体育館1F・中央フロア】
一方、ろっこん【狂化】により、その理性を失ってしまった
神木 煉
の方では。
「やっ、やだよう、こないでえええええ!」
恵御納 夏朝
が、ぶんぶんパイプ椅子を振り回して、何とかその測量部員(と夏朝は思っている)を、こちらに近付けまいと奮闘していた。
しかし、【狂化】で強化された神木の身体能力は、そんなパイプ椅子などものともせずに、
「ウガーーーーーーーーーーーーーーー!」
高々と跳躍してキャットウォークの手すりを両脚で蹴り、立ちすくむ夏朝のその頭上から襲いかかる!
(何とかしなきゃ……な、何か……そうだっ)
ハッと気が付いた夏朝は、持っているパイプ椅子にねこシールを貼り付け、
「──パイプ椅子よ、【重く】なれ!」
彼女のろっこん、【重く軽く】で可能な最大重量に変化させ、そのパイプ椅子をカウンターで神木にぶつけようとする。
「ととっ、とっとっとっとっ……うーーんうーーん!」
しかし、夏朝の戦い方には、ひとつ誤算があった。
彼女のろっこんは、ねこシールを貼った対象の重量を変化させることができる──しかし、小柄な女の子にすぎない本人には、その重くした物を投げる体力とパワーが足りなかったのだ!
「いやあああああ!」
だめ、ぶつかる──、
そう思った瞬間、ドン!
横から跳び込んだ少女に突きとばされ、夏朝はフロアの床を転がっていた。
「何かあったら、すぐあたしを呼びなって言ったろ……怪我は無いね?」
片腕で抱えた夏朝にぶっきらぼうにそう言い捨て、すばやく態勢を立て直したクールな女子は──そう、あの
笠原 ひびき
だ!
(戦う力が無いこの子たちは……あたしが守ってみせる!)
笠原 ひびき
VS
神木 煉
。
身に付けた空手の技を駆使して、暴走する神木に立ち向かっていくひびき。
しかし時間が経てば経つほど、ろっこん【狂化】の作用で身体能力が上がっていく神木の前に、次第にひびきは劣勢になっていき……、
「ウガーーーーーーーーーーーーーーー!」
「しまっ……きゃあっ!?」
ガードした腕ごと横薙ぎに払われ、ひびきが体育館の壁まで吹き飛んだ!
笠原ひびき、神木のろっこんには抗しきれずにダウン。
「あ…………」
さらに神木煉の暴走は止まらない。悲鳴を上げて周囲を逃げ惑う女子たちを、無差別に襲い出すクラスメイトの変わり果てた姿に、ぷちん、と夏朝の中で、何かがはじけた。
「……いい加減にしろ……測量ってのは、相手に迷惑掛けることじゃない!」
君のやってることは……ただの迷惑行為だ!」
あのおとなしい恵御納夏朝が……キレた!
激突、
恵御納 夏朝
VS
神木 煉
。
もっとも、神木は本当は測量部員ではないのだから、夏朝の怒りと叱責も誤解と言えば誤解なのだが、現在の神木の暴走が、女子たちの迷惑であることには違いない。
「ウガーーーーーーーーーーーーーーー!」
(ねこシールを背中に貼って……神木君を重くする!)
しかし、神木の衣服にシールを貼れても、それでは服が重くなるだけで、神木本人には影響がない。それは夏朝にもちゃんと分かっているのだが、この状況で彼の服を脱がせて、直接背中にシールを貼る方法が、とっさには思いつかない。
と言うか……
(女子の身体測定なのに、何で僕は……
おっ、男の子の服を脱がす方法とか考えてるんだろう……)
とか何とか夏朝が赤面しているうちに、あっけなく彼女は神木に転がされ、マウントポジションでのしかかられてしまった。
「やだあああああああああああああああ!」
じたばたともがく夏朝、その首すじに神木の荒い息がせまる……これは乙女のピンチだ!?
「え、恵御納……たのむ、聞いてくれ」
と思ったら、必死に荒い息を継いで、当の神木が何か言っている。
「えっ……神木君……?」
「どうにかして俺の、左目を塞いでくれ……
3秒でいい。そうすれば、俺のこのろっこんは解除、されるはず……
頼む……もう、自分では……ぐっ、理性が」
まだ状況を呑み込めずに混乱したまま、それでも必死でコクコクとうなずき返す夏朝。
(で、でもそんなこと言われても、どうしたら──)
血が流れ込み、赤く充血した神木の左目とその瞬間、視線が合った。
(そうか──こうすればっ!)
自由になる片腕でポケットを探り、ねこシールを……届け……神木の左目に……貼る!
「まぶたよ、【重く】……なれっ!」
ズ…………ン…………!!
シャッターが降りるように神木のまぶたが強制的に閉じられ、
「スマン……、迷惑を……かけ、た……」
操り糸が切られたように神木が脱力し、その場に昏倒した。クラスメイトの体重を押しのけ、その下からようやく這い出す夏朝。
窮地を脱した少女はぺたりと床に座り込み、ひびきや自分にひどいことをした、その少年をぼんやりと見下ろす。
「……後で沢山、怒られればいい……」
彼が測量部であれば、きっとそう言っていたことだろう。しかし……、このクラスメイトの最後の必死の目が、どうにも気になってしまう夏朝だった。きっと彼にも、何か深い事情があったのかもしれない。
このばか騒ぎが無事に終わったら、ちゃんとその事情を訊いてみようか。
そう思いながら、長い長い安堵のため息をつく彼女だった。
1年4組、恵御納夏朝──クラスメイトの正気をも救う、勇気ある1勝。
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鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
冒険
定員
1000人
参加キャラクター数
112人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月27日
参加申し込みの期限
2013年02月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月03日 11時00分
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