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【身体測定】ドキドキ体育館☆乙女の秘密は危険がいっパイ!
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●測量部、侵入●
【体育館外・南側渡り廊下】
北校舎から繋がる渡り廊下の、その屋根の上。
体育館の窓の下に位置取り、昼寝をしていた
神木 煉
は、しずかに目を覚まして言った。
「……誰だ?」
ただし、その左目はまだ閉じられている。幼少期に遭った事故の後遺症で、神木の左目はヘテロクロミア(虹彩異常)になっているのだ。いずれにしても、見開いたところでほとんど視力は無いのだし、片目での学生生活にも、もう慣れてきた。
「……先客か」
音もなく屋根の上を近付いてきたその足音の主は、ぽつりとそれだけを言った。男子生徒の声だ。神木は身を起こし、慎重に相手を観察する。
アシンメトリーの黒髪に、一重まぶたの鋭い眼光。あまり見ない顔だ。転校生なのかもしれない。すくなくとも、煉と同じ1年生ではない。訊いてみる。
「お前は測量部か?」
「…………」
その不審者──
ヨハン・プレストン
はしかし、無言のまま。
神木煉の方は、今回の測量部の企みを勧誘ビラで知り、こうして測量部員の妨害にやって来たのだった。面倒事は嫌いな彼だったが、体育館の女子には知り合いもいるし、放ってはおけない。
誰も来ないなら来ないで、昼寝するには丁度良い場所だったが、案の定やはり不審者が来た。
「測量部員なら、悪いが此処は通行止めだ」
「…………」
しかしヨハンは無言でそっぽを向いたままで、どうにも会話が続かない。この男、機械か何かなんじゃないか……と本気で思い始めたところで、ようやく神木は、ヨハンが見下ろしている視線の先に気付いた。
いつのまにか、屋根の端っちょに取り付いている、複数のフック状のツメ。
シャー……しゅるしゅる
シャー……しゅるしゅる
そして、足許から聞こえてくる、不思議な駆動音。これは──、
「測量メジャーの巻き取り音か!?」
「「シャー!!!」」
その神木の言葉が合図だったかのように、複数の男たちが屋根の上に躍り上がった!
「こいつら……測量部員だな!?」
そう、さきほどのツメとはメジャーの先端部分。このツメを屋根に引っ掛け、コイルバネのその巻き取りを利用して、ここまで測量部員がジャンプしてきたのだ!
「「シャー!!!」」
あと何だか、シャーッって、口で言ってる。まるで、特撮ものの戦闘員みたいな連中だ。
「チッ……思ってたより、数が多いな」
メジャーを手にしたその測量部員がわらわらと、神木とヨハンの2人めがけて殺到してきた!
【体育館1F・中央フロア】
「え? 大きくなる秘訣?」
グループの女子の1人に訊ねられ、
神薙 焔
はうーん、と腕組みして答えた。
「あたしも(背が)小さいから分からないけど、よく食べよく動きよく寝るコトかしら?
食べないと大きくなれないわよ、たぶん」
質問した女子の視線は、腕組みで押し上げられた、焔の豊かなバストに吸い寄せられているのだが、どうも焔は何か勘違いをしているようだ。
「それにしても、その測量部員?さんは、何でバストサイズなんて知りたがるのでしょうか?」
おっとりとそんなことを言っているのは、1年5組の
巫部 紫苑
である。
マイペースな彼女は、クラスの男子がこそこそ噂している自分の胸にも無頓着で、今自分が置かれているこの状況や、おびえてイヤがっている他の女子たちの気持ちも、どうもよく分かっていない様子。
「そうね……あんな馬鹿な連中の考えることは、私も分からないわ。
いっぺん死ねばいいんじゃないかしら?」
氷河のごとき凍て付く視線で、そんなことを平然と言い出す焔だった。
それに答える前に、ぐ〜〜と紫苑のおなかの虫が鳴った。耳ざとくその音に、焔が反応する。
「あら、もしかして、朝食を抜いてきたの?」
「バストはともかく、やっぱり体重は気になりますので。
お昼のお弁当も、普段の半分程に減らしたのですけれど……」
「気持ちは分かるわ。でも籠城するんなら補給は必要よ」
ちなみに、大食いの紫苑がここで言う「半分」とは、それでも普通の人の倍以上の量を指すのだが、焔はそのことを知らない。
「腹が減っては戦はできぬ、って日本のコトワザもあったわね」
とポーチに入れて持ってきたお菓子を差し出して、紫苑や他の女子たちと分け合う。紫苑も、一口サイズのチョコを幾つか持っていたが、これは本人が、あっという間にたいらげてしまった。
「それにしても……、いつまでこうして閉じこもっていればいいのかしらね?」
神薙焔が長々とあくびを噛みころした、その時だった。
ガッシャーーン!!
突然2階のガラスが割れ、1人の男子が窓から真っ逆さまに降ってきた!
【体育館1F・中央フロア】
「きゃーーーーーっ!?」
大量のガラスの破片とともに落下してきたのは
神木 煉
、そしてその後を追うように、
「「シャー!!!」」
とフロアに着地したのは、数人の測量部員たちだ!
「てっ、手にメジャー?」
「そ、測量部員だわ……」
「測量部が来たわよーー!!」
ミーアキャットのように一挙に総立ちになり、パニックの悲鳴を上げる女子たち。
「え……、神木……君だよね……?」
首を振ってガラス片を振り払うと、呼ばれたその神木はぼんやりする視界で、目の前に立つ少女を見た。
パイプ椅子を握りしめたまま、棒立ちにおびえて立ちすくんでいるのは、
「お前……、恵御納か?」
同じクラス、1年4組の
恵御納 夏朝
だ。
「まさか、そんな……神木君が……測量部員だったなんてっ……」
泣きそうな顔でじりじりと後じさりする、天然パーマの少女。
ひどい勘違いをされていることに気が付き、あわてて神木が言う。
「いや待て。誤解だ。俺は測量部(員なんかじゃ……)」
たらーーーーーーー。
言い繕おうとする神木の左目に、落下で負傷した額のキズから、ひと筋の血が流れ込んできた。
「つ痛っ!」
思わず瞬きする神木、一瞬だが鮮血をもろに左目で見てしまい、真っ赤に反転する視界。
「ウガーーーーーーーーーーーーーーー!」
神木のろっこん【狂化】、発動。
「やっ、やだあああああああああああああ」
理性を喪失した神木煉が、おびえる恵御納夏朝に猛り狂って襲いかかった!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
冒険
定員
1000人
参加キャラクター数
112人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月27日
参加申し込みの期限
2013年02月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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