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【身体測定】ドキドキ体育館☆乙女の秘密は危険がいっパイ!
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●さらに困った保健委員と、風紀委員たち●
【体育館1F・中央フロア】
「乙女の秘密を狙う不届き者は即刻確保よ!
のぞきたかったらまず、この私を倒すことね!」
一方、測量部員の発見などはそっちのけで、ひたすら覗き男子の逮捕に、メラメラとその執念を燃やす女子が、ここにいた。
1年2組の風紀委員、
獅子尾 優華
である。
「覗き=悪。そこにどれだけ尊き理念があろうともね。
そんな私の結論は、悪・即・断。この一言に尽きるわ」
敢然とそう言い放ち、隠れ測量部員である
佐久間 堂鉄
の裏切りにも、どこ吹く風だった優華だが、佐久間が提案したきりだった、風紀委員のバスト測定を餌に不届き者をおびき出すという作戦は、優華自身も考えていたことだったらしい。
「そこの保健委員。そう、あなたよ。いいから、私の胸囲をお測りなさい」
と
御鏡 聖
を指名し、やおら体操着の上を脱いで下着姿になり、自分のバストを測らせる。
「ええっと……」
獅子尾 優華
:バスト80cm(?カップ)
聖に測定結果を告げられる間にも、油断なくきょろきょろと周囲を見回す優華だったが、これと言って、挙動の怪しい不審者は見つけられなかった。
(おかしいわね……、確かに何処からか、視線は感じる気がするのに)
こうして獅子尾優華の、のぞき摘発の行動は、不発に終わったかに見えた。
「……って、あら?」
だがしかし。聖の横でいつの間にか、胸囲測定の結果を用紙に書き留めている、
1人の記録係
に優華は目を留めた。
「ちょっと、あなた。
どこかで見た顔
ね」
「……」
しかし、長いロングヘアに体操着姿のその記録係は、
下を向いて
、じっと書類と睨めっこをしたまま、返事もしようとはしない。
「ほんの、つい最近……そう、今日も
同じ教室で見かけた
ような」
「きき、記憶にゴザイマセン……」
消え入りそうな声でようやくその記録係が返事をするが、どう見ても
目が泳いで
ます。
「さ、サア……ハハ、何のことやら……ピーピーピー」
と明後日の方を向いて、
口笛を吹きだす
記録係。
「すっとぼけるのも、いい加減になさい!
ていうか、さっきから目がチカチカしてうるさいじゃないの!」
と下着の胸を片手で隠して飛び掛かろうとする獅子尾優華の前に、
「もうやめたまえ、きみたち!」
保健委員の
上穗木 千鶴
が、ばっと両手をひろげて立ち塞がった!
「その子は絶対に、1年2組の学級委員・
八十八旗 信彦
くんなんかじゃない!」
言ってる、言ってる。その場にいる全員が、のろのろと千鶴にツッコむ。
「その女の子は……その、ちょっとシャイで、しゃべるのが苦手なだけなんだ」
まあ実際にはこの千鶴が、測量部からレディたちを護るのサ☆という友人・信彦に協力して、この体育館に入り込めるように手引きしたんですけどね。
「だから、ぼくが代わりに証明するよ。その子が男子じゃないってことを……!」
と、やおら千鶴が体操着を脱ぐと、その下は……ノーブラッ!
つけてない!
(ワッショイ)
つけてない!
(ワッショイ)
落ち着くんだ! だが、セーフ……セーフだ!(えーー)
千鶴が驚く信彦の手をすばやく取り、ちょうど絶妙にバストトップが隠れるカンジにそのメジャーを、自分の胸に回させていたのだから!
キュンキュンキュンキュンキュンキュンキュウン!(何かの作動音)
「ほっ、ほらね。ぼくがここまでしてるんだ。この子が男子じゃないって、納得したろう。
ん? どうしたのかな? みんな、ぼくの胸を見て……は、恥ずかしいからやめたまえ」
上穗木 千鶴
:バスト84cm(魅惑のHカップ)
ウオーーッと、騒然となる女子チーム。
「H……、Hカップですって!?」
「最後に測ったときは、
まだEだったはず
なのに!?」
「あら、
つい先日まではFカップ
だって聞いたわよ!?」
だれに聞いたんだ、君たちは。
お子ちゃま千鶴の、そこだけは驚異的な急成長っぷりに、貧乳女子たちがモガーーと暴動を起こした!
モガーーーーーーーーーーーーーーー。
「バストアップ詐欺! バストアップ詐欺!」
「ぐぬぬ、おのれ巨乳め! あの記録係が、数値をごまかしてるに違いないんだからー!」
と
篠原 美嘉
が、信彦の変装用のウィッグを高々と奪い取れば、またその一方では、
「あっ、ひこにゃん、ようやくみっけー☆
にゃんにゃんにゃんにゃん、ひこにゃんにゃーん(ぎゅー)」
と同じコスプレ部の
瑠璃条 ベガ
が背後から抱きつき、執拗なスキンシップで信彦にせまる!
(そ、測量部の魔の手からレディ達を、最も近いところで守るはずだったのに!)
もはや信彦が男子だとバレるのは風前の灯……というか、いくら千鶴が身体を張ったところで、すでに大多数の女子生徒には、学内のお調子者・信彦の正体はバレバレである。
「くっ……、こうなったら仕方がないな!」
肌身離さず常に持っているブラックカードを、やおら信彦が取り出した!
「やあやあ聞いてくれ、麗しき俺のレディたち!」
そのクレジットカードを高々と頭上に掲げて、
「そう! 確かに俺は、爽やかイケメン学級委員でお馴染みの、八十八旗信彦さんその人さっ!」
「モガーーーーーーーーーーーーーーー!」
「分かるよ、分かるっ! このカッコイイ信彦さんに、みんなが興味津々なのも、よく分かる!
だが……聞いてくれ! 確かに俺は男子かもしれないが、断じて測量部員なんかじゃないっ!」
「モ……ガ…………?」
「乙女の秘密をムリヤリ暴こうとする測量部なんて、無粋の極みさっ。
紳士なこの俺様は、レディ達の素敵な笑顔を守る事にしか興味はないんだ。
どうかこの、信頼と実績の信彦さんの言うことを信じてくれたまえ。
この俺は絶対に、測量部員なんかじゃないからっ!」
パアアアアアアアアアアアアアアッ!!
信彦の頭上から、後光が差した(ような気がした)!
「そうね……ひこにゃんの言うことならあたしたち、貧乳だけど信じるわ!」
「チャラひこがそう言うなら、きっとそうに違いないものねっ。貧乳だけど!」
暴動を起こしていた全ての貧乳女子が、手のひらを返したように、いっせいにおとなしくなった!
「HAHAHAHAHAそうとも、この信頼と実績の信彦さんにどーーんとお任せさ!」
これこそが八十八旗信彦のろっこん、【Money In The Bank】の効果!
クレジットカードを見せたターゲットに絶大な信頼感を与える、信彦得意の能力だ。
(いやーー、一時はヒヤヒヤしたけど、俺様のろっこんってば、やっぱスゴイんじゃーん♪)
……と、お調子者の信彦だけは、そう思っていた。実のところは、違う。
八十八旗 信彦
のろっこんは、まだ成長の途上であり、体育館中の貧乳女子を強引に納得させられるほどの効果は、まだ無い。
信彦の窮地を救ったのは──
上穗木 千鶴
のろっこん、【神様ゲーム】の能力。
自分の胸に触れさせた対象の運を、1日だけ増幅するその効果で、信彦のろっこん【Money In The Bank】の成功率を、飛躍的に増大させたのだ!
「ふふ……、どうやらぼくのろっこんが上手く効いたようだね……は、恥ずかしかったけどね」
上穗木千鶴……恐ろしい子!
しかし千鶴は果たしてこの時点で、この後に待ち受ける不幸を予想していたのだろうか?
そう──、千鶴の【神様ゲーム】は、対象の「幸運」のみを増幅する能力ではない。
あくまで、「運の振れ幅」を操作する能力……、つまりこのろっこんが発動した対象は、1日に同じだけの「幸運」と「不運」に遭うのだ。
体育館中の女子に、「測量部員ではない」と幸運にも信じ込ませた八十八旗信彦は──、のちに「測量部員だ」と誰からも信じてもらえないことで、ありえないほどの不運と悲劇の数々に遭遇することになるのだったが……、
「やっぱり話せば、俺の美学も分かってもらえるもんだな!
そう、レディ達の素敵な笑顔は、この信頼と実績の信彦さんが必ず、守ってみせるのさ!」
……まだ今は五体満足な彼のことは、このまましばらくそっと、儚い夢を見させておこう。
【体育館外・???】
その頃、寝子高のキャンパスのどこかでは。
「うぇーい、粗方撮ったかなー?
じゃあ後は帰ってPCにデータ写した後、……ふっふっふ」
と1人で含み笑いをしている、茶髪の天然パーマの少年がいた。
彼の名は、1年7組の
久那詞 寛和
。その手にしているデジカメで、どうやら何か悪事をはたらいた様子。
「あ、風紀委員さん、おつかれーっす」
そこに不審げな顔で通りがかったのは、3年生の風紀委員・
橘 敦志
だった。
「え? 何にやついてるって? いやー、いい写真が取れたもんで。
……え? 見せろ? だ、ダメッス! それだけはダメ!
ほ、ほら、機密保持でトップシークレットなんすよ!
あ、ちょ、もぎとらないでー!」
「……何だ、女子の体操着写真じゃないか」
「へっ?」
「女性に興味があるのは解るがな(苦笑)
まあ、あまりやり過ぎるなよ……こちらもちょっと、今日は忙しいんでな」
あっさりデジカメを返して慌ただしげに去っていく橘敦志を、拍子抜けで見送る寛和。
(ど……、どういうこと?)
慌ててデジカメを操作し、画像を見返してみる。そこには体育館で身体測定を受けている女子の、あられもない下着写真の数々が写りまくっているはずなのだったが……、
そのような写真は、1枚も撮れていなかった。
「おっ、俺のろっこん【ファストパパラッチ】は、
離れた場所にいる被写体を、思い描いただけで撮影できるはず……ど、どうして!?」
そう、覗きを警戒していたあの風紀委員、
獅子尾 優華
のカンは間違っていなかった。体育館から遠く離れたこの何処とも知れぬ場所に、やはりこうして盗撮者がいたのだ!
しかも、この隠し撮りはろっこんの能力なのだから、いくら警戒しても、これは防ぎようがない。
しかし……
「あ、そうか……、でも、俺自身には被写体が見えてない、から……」
ようやく寛和は、自分のろっこんの、致命的な欠点に気が付く。
そう、肉眼で見えない距離から能力で撮影をしているのだから、実際に撮ってみるまでは、被写体の女子が今、どんな格好をしているのかは、分からないのだ!
「連続撮りできるデジカメに、32ギガのSDカード。
アングルが悪かろーと数撮れば良かろうと思っていたのに……」
対象を限定せずに、無差別に数を撮りまくってみただけでは、今回のケースでは、たまたま女子の下着写真が撮れる幸運は、僥倖に等しい。
脱いだ女子は少数ながら、いるのだ。何らかの方法で、リアルタイムに被写体の状況を確認できていれば、例えば、
獅子尾 優華
の下着写真や、
上穗木 千鶴
のトップレス写真などを上手くパパラッチすることはできたかもしれない。しかしそのような方策は今回、寛和は用意していなかった。
非公式新聞部に写真を売り込みに行くアテが外れて、がっくりする寛和。
「うぇーい、今回は残念だったけど、
でも明日もまた、生きていくよー」
来たるべき機会のために、またの再起を誓う久那詞寛和であった。
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鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
冒険
定員
1000人
参加キャラクター数
112人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月27日
参加申し込みの期限
2013年02月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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