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【身体測定】ドキドキ体育館☆乙女の秘密は危険がいっパイ!
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●測量部、敗走●
【体育館1F・中央フロア】
「シャ、シャー!? もはやここまでだ、逃げろ、にげろー」
各所で分断されては撃破され、次々と敗走を始めていく測量部。
その部員たちの中で、せめて最後に手土産を……とあせって考えている1人がいた。測量部兼風紀委員の、
佐久間 堂鉄
だ。ぷはっと息を止め、せわしなく周囲を見回すと……、
「そこです」
見つけたポニーテールの女子、同じクラスの
椿 美咲紀
にツカツカと歩み寄り、
「身体測定にも関わらずパッドで胸を偽装していますね?
校則違反なのでそれは、風紀委員の僕が没収しておきます」
「なっ、なな……」
図星を指されて、八重歯の可愛らしい口をぱくぱくさせる美咲紀。その通り、乙女の最高機密・今日の美咲紀のバストは、普段と比べてやけに大きい。「ゆるい分はパッドで調整しちゃうもん♪」と今朝下着に入れてきた乙女の秘密を、何故このクラスメイトはあっさり見破った?
「こ……この胸は自前よっ。95cmのGカップだもん!」
「くり返しますが、校則違反です。決して職権乱用とかではなくあくまでも!
健全な身体測定を行わせる為にパッドを没収するのです!」
そう、この佐久間の能力【好奇心は猫をも殺す】は、布のみを1枚だけ透かして見ることができるという、透視系ろっこん。彼はこの能力で、美咲紀のパッド偽装を見破ったのだ!
「う、うるちゃい、Gと言ったらGなの!」
と没収しようとする佐久間の手をかい潜り、強情を張ってスタコラ逃げ出す美咲紀。
「この高嶺の山、アルプスは決して触らせなくってよ!」
「アルプスどころか……それはせいぜいピッチャーマウンドだろう……。
俺の見立てではさしずめ、76のAカップ……ギャフン」
椿 美咲紀
:バスト76cm(※八神修氏の目視による参考値)
「……って、あらら、八神さんが敵に潰されてるっ。大丈夫っ!?」
「いや……今、椿に踏まれたんだ椿に」
フロアですでにくったりきゅーとしている
八神 修
を、ガクガクと美咲紀が抱き起こす。
「あっごめんね、つい足が、ぶみっと。
しかし事前に聞いてたけど、本当に体力無いのね?」
この八神、騒ぎに顔を出し「肉弾戦は得手ではないが、女子が嫌がる事はさせたくないからな」と美咲紀に協力を申し出たのだった。しかし何があったのかクタクタに疲れ果てており、美咲紀に踏まれずともすでに虫の息の状態。
「ああ、それが……。運動性能では叶わずとも……、
ココの制御室を見つけて、照明や梁を自在に操作しようと考えたんだが……」
八神が見つけたかったのは、放送設備なども含むPAだったろうか。しかしこの体育館には、そのような部屋は存在しなかった。寝子高にはこことは別に、きちんとした講堂がある。この体育館はそもそも、ステージなどが設置されているような多目的の施設ではないのだ。
結局、制御室を探してひたすら走り回った八神修の狙いは、徒労に終わったのである。
「うーん、そんな事じゃ、あおいちゃんの秘密を護れないよ?」
「七夜は関係ない!」
そこで妙にムキになる八神、
「さあ、校則違反のパッドを没収します! これは風紀委員としての職務なのです」
その2人に、佐久間堂鉄が追いついてきた。
「そこに普段から騙されていたという怒りは、微塵もありませんよ?」
「そっ、そんな校則、聞いたことないもん!」
じりじりと後退りする美咲紀、八神の方はすでにヘロヘロで、あまり役に立ちそうもない。
「こら、そこの見るからにスケベそうな顔の男子!」
そこで美咲紀の窮地を救ったのは、三つ編みの女子高生、1年2組の
最上 るるか
だった。
「パッドなんかよりホラ、ポケットから出したこれ、何だかわかる?
そう、ブラジャーだよ。勿論使用済み、脱ぎたてほやほや。
さあ、とってこ〜い!」
と一目散に佐久間がブラを追いかけているうちに、ウンショと八神に肩を貸しながら、美咲紀とるるかの3人は逃げ出したのだった。
「女子の安全を、俺なりに守ろうと思ったんだが……からっきし役立たずですまん」
と言う八神に、るるかが明るく、
「まあ、そういうこともあるよ。あたしも、スケベな測量部員を誘い出して、
【テンプレテンプテーション】でドレイ化しようと思ったんだけど……」
「だけど?」
「いくら探し回っても猫が体育館にいなかったから、ぜんぜんダメだったよー」
るるかのろっこんの発動条件は、「野良猫を十匹以上写メで撮影する」というものだから。また彼女には、あらかじめ写メで猫を撮り溜めしておく、というような準備もなかった。今回の騒ぎは突発的に起こった事件だったから、事前にこの事態を予測しておくことは不可能だった、とも言える。
「あーあ、でも、女の子の胸にしかキョーミがないなんて、男子ってほんとバカ。
あたしのカレになればいつでもさわらせたげるのにな」
そうため息をついて、るるかは深々とまた、ぼやいてみせるのだった。
【体育館1F東側・正面入り口】
そのような小競り合いも散発的にはあったが、もはや大勢は決し始めていた。
潮時と見て、入り口や窓から撤退していく測量部に、さらに女子たちが追撃をかける。
「1人も逃がしちゃダメ! 測られた子のデータを取り戻すのよ!」
入り口付近でそう叫んでいるのは、
春日野 日向
のフリをした
春日野 美影
である。ややこしいのでもう一度説明するが、美影は双子の妹である日向に言い付けられ、今日は前髪を上げて姉のフリをしているのだった。
(うぅ……ヒナちゃんの、ふりって……こんな感じでいいのかな?)
本来の美影は、内気で恥ずかしがりやの少女なのだが、
(で、でも……オドオドしてたら……ヒナちゃんっぽくない、し……
見た目も……声も……一緒なん、だから……
頑張れば……わからない……よね?)
ただし、何を頑張ればいいのかは、美影自身、良く分かっていない。妹には何か狙いがあるようだったが、具体的な行動については一切指示されなかったため、ここまで美影はただひたすら、ぼーっと立っているだけの状態だった。
とりあえず、日向が言いそうなことを思い付いて言ってはみるものの、これで合っているのかどうかは、さっぱり自信がない。
(あぅ……た、確かに小さ、い頃はよく……やって、たけど……
こ、こんな……人が大勢、いる……場所でなんて……やっぱり)
そんなふうに内心で美影がうろたえていると、
「熱き英傑たちの撤退を手助けしに参りました!」
と何だか出入り口の方で、無駄に悲愴な声がする。
「そう、山から確実に下山するまでが測量なのです。
測量部の皆様……ここは、あっしにお任せ下さい!」
ばふばふっ!
「きゃあ!?」
とその声の主から、いきり立つ女子たちにやおら、白い布が投げられた。投網のように被さってきたその布で、美影も一時的に視界を隠されてしまう。
「えっ……この布は……教室のカーテン?」
モガモゴとそのカーテンから抜け出て顔を出すと、
ばーーーーーーーーーーん!!
「きゃあああああああああああああああ!!」
そこに仁王立ちしていたのは、アフロにサングラスの全裸男子!
「あっしの全裸にびっくりしましたか」
と平然と言い放つ筋骨隆々のこの男、名前を
山田 与太郎
と言う。
「女子が測量されてるあられもない姿を想像したら体が火照って、
辛抱たまらなくなって、思わず全裸になって来てしまいました」
「イヤアアアアアアアアアアアアアアア!!」
もはや日向のフリなどはとっくに忘れて、悲鳴を上げる春日野美影。
「だが、ご安心ください。タオルで主砲は隠してます。
見てください……この美しい肉体美を隠す必要などないのです。
正直、体には自信があります!」
「シャ、シャーー??」
我先にと敗走していた測量部の部員たちも、いきなりの全裸の男の登場に戸惑い顔だ。しかしアフロ山田は、すれ違う彼らに行けと手を振って撤退を促し、
「測量の目的を達成した英傑たちの皆様……あっしはここまで……
この鉄砲玉が、命(タマ)かけて撤退の時間を稼ぎましょう」
とヤクザ映画チックに言い放つと、(美影を含む)ドン引きの女子たち目掛けて、タオル1枚で特攻してきた!
「命(タマ)とったらぁぁぁぁぁぁ!!」
「ギャーーーーーーーーーーーーッ!?」
蜘蛛の子を散らすようにUターンして逃げ帰る女子たち、
「ええい、やめなさーーいっ!」
「ブベラッ!?」
とその全裸山田のアフロに、入り口から走ってきた
雪原 真白
が、問答無用のドロップキックをキメた!
「乙女をはずかしめる不届きものは、私が許さないんだもん! ……って、あれれ?」
山田のアフロに絡んで、キックした足がほどけなくなってしまった!
「いやん、私ってば身体測定だからと思って体操服の下には何も着てないんだった……
このくんずほぐれつ状態で変に動いてめくれあがってきちゃったらどうしよう?」
めくれ上がってきた……のは、山田与太郎のペラ1枚のタオルの方だった!
「イヤーーーー!! 誰か助けてーーーーッ!?」
(あら、アレは記事になりそうかしら?)
とくんずほぐれつしている2人を見て、
春日野 日向
は考えてみた。彼女は非公認の新聞部の部長なのだが、さっきからネタがなくてどうにも困っていたのだ。
(男子の方は、どう見ても恥ずかしい格好だけど……)
ソーセージが、主砲サイズが、とか何とか興奮して口走っているので、記事にしたらかえって本人を喜ばせてしまいそうだ。ボツだろう。
(うーん、困ったわね……。今回の騒ぎに加担した測量部員の、
恥ずかしい話を記事にして暴露しちゃおうかなぁって、思ってたんだけど……)
と、彼女の持つネタ帳をぺらり。けれどそこには、記事になりそうなネタはまだ何も記されていなかった。
局長とも呼ばれる、 非公式・寝子高新聞部の日向の計画は、以下のようなものだったのだが。
(1)双子の
春日野 美影
と外見を入れ替え、警戒対象をずらす。
(2)美影の振りをしながら測量部やその他実行組の人員を把握。
(3)実行した人をリストアップして自分のネタ帳と照らし合わせ。
(4)照らし合わせたデータを元にして『本当にあった恥ずかしい話特集』を発表(名前部分は全部匿名)
「ま、今まで生きてれば恥ずかしい話の1つや2つは持ってて当たり前だしね。
非公式といえど新聞部を束ねるあたしがそーいう話をチェックしてないわけないでしょ。
ネタ帳には貯めてあるけど……無差別暴露じゃダメだからさ」
だから実行犯をちゃんと特定してから、自分の秘蔵のネタ帳と照らし合わせようとしたのだったが……、
「あ、あれれ? おかしいな」
彼女が開いたネタ帳には、とくにそのような「恥ずかしい話のネタ」は、何も記されてはいなかった。取材力には自負のある日向だったが、きっと何か記憶違いをしていたのだろう。
仮にもし、日向が考えたようなことが実行可能なのだとしたら、彼女はこの1冊のネタ帳に、「寝子高に通う全生徒の弱み」を握っていることになってしまう。入学してまだ1ヶ月にも満たない新1年生、この春日野日向は、そのような情報収集能力などは勿論、持ち合わせていなかった。
「うーん、恥には恥で返せば後腐れなさそうと思ったんだけどな……」
美影と外見を入れ替えたことも、さほどの意味は無かったようである。ぼやく日向が、
「ん……おや?」
ふと、視線を戻した目の前の状況に、違和感を覚えた。もはや測量部の敗色は濃厚で、さっきまでその大半は撤退中だったはずだ。しかしいつの間にか、メジャーを持って走り回る者の数が増えている。しかも、その何人かは見覚えのある顔のような……。
「あれは……ウチの部の貴弘ちゃんに、葵ちゃんじゃないの。──って、えっ!?」
注意が逸れた日向の背後から、さっとメジャーが回され、彼女のバストが測られた!
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鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
冒険
定員
1000人
参加キャラクター数
112人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月27日
参加申し込みの期限
2013年02月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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