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寝子島高校
<CI@SP>Evergreen≒Deciduous
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和んだのも束の間、新手が増え敵の攻勢が激しくなっていく。
「……あっ」
突然背後に湧いた熊姿のモンスターがアーティを狙う。
「いけません!」
咄嗟に彼女を庇った伊織が壁に叩きつけられ、その姿が消滅する。
「伊織様……ッ」
『大丈夫です、私は戻されただけですわ。ダンジョン内にはゲート転送先のメモが出来なかったので少し掛かりますが、出来るだけすぐに戻りますから――』
青褪めるアーティを励ますように伊織の声が飛んできた。
魔法の時間稼ぎに前面に出たファンネルが、熊にバラバラにされてしまう。
「今のは分解か!?」
アーティを庇うように立ち、空間断曲を張りながら修は歯噛みする。
「あれはどう対処するんだ!?」
エスカルゴの問いに答えはない。
一歩間違えば乱戦になりかねない状況になっていた。
『ラス!』
「ッ!?」
ソラが鳴いたが、まるで連携を見せるかのようなラッシュを、ラッセルは完全には避け切れない。
鋭い切っ先がソラのいる胸元に迫る。
(ヤバッ)
間一髪、小鳥は胸ポケットから飛び出し羽ばたいた。
「ソラ……」
『ラス、ヨソミシナイ!』
ほっと息をついて上を見たラッセルに、天井ギリギリまで高度を上げたソラが告げる。
敵は蠢き、再び形を成して襲い掛かろうとしていた。
(そうだ、俺今までなんで気付かなかったんだ)
モンスターの突進を横に飛び避けながら、ラッセルは愕然としていた。
自分は前衛、攻撃を引き受ける役割を担っていた筈だ。
敵の攻撃に脆いソラが自分の胸の位置にいたら、いずれどんな事になるか――
ソラはアーティの肩に停まった直後、何かを感じ取ったように頭を上げた。
『ツギ、クル!』
「ええ、後方に3体前後の群れが出現しました。距離、現在約8m……移動速度を考えると、気付かれているようです」
「きついな」
敵にぶつけるべくジャンクデータを召喚しながら、修が呟く。
本人がその場にいる彼らは戦闘中でも言葉を交わせるけれど、
(次から次へこれでは、気が抜けない)
癒し手の悠華はキーボードを打つのも最低限の単語になってしまう。
回復量の多い高レベルのヒールを前衛に掛け、自分や仲間のバフが切れれば合間に順次掛け直す。
(だが、アナライザーが壊れたら後が大変になる)
モニターの中、書物の形をしたデバイスを使って懸命にオペレーションを続けるアーティの姿を、裕也は常に視界に留め気に掛けていた。
(それに……友達としても、今の人格が壊れたら困る……)
悠華の台詞として打った言葉と同じ気持ちが、胸に強く浮かぶ。
『アーティちゃん、大丈夫?』
敵の攻撃の余波を避ける為、透明な羽を震わせて飛び退いたアーティに言葉を掛けた。
「わたしは平気です。それよりも、前衛の方々の消耗が早くて……」
『そっちは任せて!』
アーティが自発的に回避行動を取る努力をしているお陰か、彼女に掛ける回復魔法は最低限で済んでいるのは幸いだった。
生きる世界が違っても、手にした心のままに現実を受け止め懸命に生きようとしている少女の姿は、裕也の心に少し影響しているのかも知れない。
突然、前衛たちが相手をしていたモンスターの背に、雨のように矢が降り注いだ。
見れば小脇の道から通りすがりのアーチャーさん、都が顔を出していた。
アリーセやラッセルが挑発スキルを使っているお陰で、タゲられずに援護を加えていく。
「っ、今の、よく避けられたわね……」
流れが変わったか、急に回避やクリティカルの確率が上がった気がした。
「これで決めるのだ!」
獰猛な熊のモンスターに、肘撃で往なし回り込んだ小麗の体当たりが炸裂する。
流石に効いたらしく、モンスターの一部がでろりと流体に戻った。
「今なのだ!!」
小麗の掛け声とともにアリーセがチャージング、捨て身の攻撃に転じる。
「はぁッ!!」
同時に攻撃を浴びせられ、熊は崩れ落ちた。
「りぃちゃぁん!」
悲鳴じみた声が、日菜の喉から溢れた。
傷だらけなのに、彼は笑って見せる。
「りぃだって男の子ですからね、これぐらいへっちゃらなのです!」
無茶だって言われても、数多の敵から大切な人を守れるのなら。
「あなたたちの相手はこっちよ!」
タウント、挑発スキルで敵群の注目を集めた焔が、仕掛けた爆薬に点火する。
「Fire!」
地面が爆ぜ、押し寄せる敵を一網打尽にしていった。
生き残った奴には銃弾のプレゼントだ。
爆風の名残になびく髪を払う仕草をして、焔のアバターは日菜とふーちゃんを守り切った璃人に向き直った。
「た、助かりましたーっ」
璃人は安堵に折れそうになった膝を手で押さえる。
「危なかったわね。突然通路が閉まったから何かと思ったけど」
「あっちが開くとこっちが閉まる……って仕掛けなのね。向こうも戦闘で大変だったみたいで、すぐに対応出来なかったみたいだけど……」
危うく閉じ込められたエリアでモンスターの海に沈むところだったと、日菜は肝を冷やす。
「ま、怪我の功名ってところね」
「神薙さんはポジティブね……」
日菜はコンディションを整えると、他PTに連絡を入れマップに開閉する扉の仕掛けを追加した。
「ちょい危なかったけど、なんとか乗り切ったわね」
各モニターやサーバのステータスを確認しながら、オペレーションルームの璃音が呟く。
「サルベージが必要な事態も起きていないし、このままいってくれると良いんだけど」
隣の席に座る直樹も画面に食い入っている。
各PTから送られてきたマヌカノイドの残骸は、Mystiqueの許へ転送して解析待ちだ。
「ところで、そっちのオッサン手前の人は何やってんの?」
璃音に言わせれば「惜しい、あと5年……いや3年か?」という年頃の神田ちゃんは、ねこでんのフレームなどの画面を開いて何かしている。
「ああ、ねこでんの一連の動作をなんとか解析出来ないかと思ってね……あれだけ大量のマヌカノイドを積んでテレポートするなんて、今の技術ではとんでもない事なんだよ」
「上手くいけばマヌカノイドの単独テレポートも可能になる?」
「おうともさ」
振り返った直樹に頷き、神田ちゃんは手を止めた。
現状マヌカノイドにテレポートさせる機能を付けると、必ず何かしらのパーツがその場に残ってしまうなどの問題があり、職人たちの頭を悩ませていた。
「所有者とリンクしている状態だと、丸ごと装備品と同じ扱いになって起こらない事なんだけど……例えばアーティを自由にテレポート出来るようにしたとして、ウィッグが取れてツルツルの状態で現れたらショックでしょ」
「あー……」
その例えに、璃音も微妙な表情で頷いた。
◆クラス紹介
・弓手(アーチャー)
弓を用いた遠距離からの攻撃を得意とするクラス。
接近戦には弱いが、攻撃力や連射速度を上げれば敵を近付ける間もなく倒せるようになる。
弓の種類も多く、弓によっては使えるスキルが異なる場合もある。
・銃使い(ガンスリンガー)
文明の利器・銃を駆使するクラス。
物陰や仲間の後ろでじっと標的を定める狙撃手や、アクティブに動き回って敵を遊撃するタイプなどがある。
弓手がとことん弓に特化しているのとは逆に、爆薬を仕掛けたり敵を挑発するスキルなども持つ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
羽月ゆきな
前回シナリオ
<CI@SP>マヌカノイドはリアル・ワールドの夢を見るか
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月20日
参加申し込みの期限
2014年03月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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