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寝子島高校
<CI@SP>Evergreen≒Deciduous
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●もれいびと不気味のダンジョン●
ダンジョンを進む者たちは、時折落ちているマヌカノイドの残骸を回収しつつ、順調に探索を進めていた……のだが。
「え、みんな行き止まり?」
足が嵌ってしまう穴を埋めていたエスカルゴが、目を丸くする。
主に【Lechat】の2人と1体が頑張ってマップを埋めてくれたのだが、何処もが行き止まりでそれ以上進めなくなってしまったという。
当のLechatコンビは、モンスターハウスに当たってなんとか危機を脱しようと頑張っているらしい。
「分かった、ここは僕の出番のようだね!」
穴埋め係になり掛けていたエスカルゴの目が輝いた。
「とはいえ、どうしたものかなぁ」
エスカルゴは有機物だか無機物だかよく分からない壁面を前に、腕を組む。
ここには人工的な扉や仕掛けなど、分かり易いものがない。
「扉探知のスキル、使えるのか?」
甚だ疑問だったが、PTの移動とともに地道にサーチしてみた。
「……ん?」
やがて、反応を示す場所が見付かる。
しかしどう見ても他の行き止まりと変わらない。
これじゃ分からないよな、と壁面に手を突いてみた。
「どう?」
「んー……」
様子を窺うアリーセに、なんとも言えない声を返す。
(ここは聞き耳を……)
扉? に寄せたエスカルゴの耳に、呼吸のようなイビキのような音が聞こえてきた。
(ますます何これって感じ)
微妙な顔になる。
何処かにスイッチ的なものがある筈だ、と周辺の壁を触ったり押したりして。
ぐいぐい、ぐにぐに、ぶにぶに、ぷにぷに。
「なんか気持ち悪い……」
触る場所によって違う感触が、妙に生々しい。
が、苦労の甲斐あってか、指に触れた何かがパチッと動いた。
ゴゴゴ……
扉の反応が出ていた壁面が、ゆっくりと口を開いていく。
「やったー!」
跳ねる小麗、皆何処かしら安堵した様子が見える。
「やっぱこれ、生き物の中っぽい感じ……」
エスカルゴは精神的に消耗したのか、げんなりしていた。
色合いが赤とかピンクとかだったら、ダメな人は確実にダメだな……とか思っていると。
「複数の敵性反応、確認。近いです!」
見えていなかったエリアの敵を捕捉したアーティが、注意を呼び掛けた。
視認出来るレーダーにも敵の数だけポイントが点る。
皆戦い方もこなれてきて、瞬時にHUDから出した武器を手に構えた。
「……? これは……皆さん、気を付けて下さい」
モンスターたちが視界に入った途端、アーティは更に喚起する。
今までにない能力を持ったモンスターがいるのだと。
「ステルス? 何かに包まれて、姿を消しているものがいます!」
「え……?」
その力に引っ掛かりを覚えたエスカルゴが戸惑う。
『御光により全ての影を曝け出し給え!』
悠華が敵の隠密を解く魔法で、見えない敵の影を映し出す。
「そちらの豹は、破壊音を聞く度に攻撃力が……」
「なん、だって……?」
深雪の顔色も変わる。
「まさか、私たちのろっこんと同じ性質の能力を持つモンスターがいるの!?」
仲間たちを庇うように立ち回りながら、アリーセも当惑する。
【ポテト】一行も、主に自分たちのろっこんと同質の能力を持つモンスターと遭遇していた。
「あの水かきのあるモンスター、何か変です。当たると動けなくなる水を吹いてくるかも知れません」
「月、気を付けて。自分の影を操る奴も来てる」
「な……」
マヌカノイドたちの言葉に、
桜 月
は言葉を失う。
自分自身でも恐れを抱いている影。
それを使う存在が現れるなんて。
「焦る事はありませんよ」
平素と変わらない様子で、エレノアは閃光弾を放った。
ブラインド状態になったモンスターの攻撃を、果敢に前に出た円が易々とかわしていく。
「私の能力は、視界が潰れてさえいれば発動出来ません。今のうちに倒してしまいましょう」
水鉄砲から拳銃に持ち替え、狙い澄ますエレノアに「分かった」と円も頷く。
「月ちゃん、辛いなら少し休んでて!」
円の気遣う声が、いやに月の頭に響いた。
打ち込まれていく弾丸、そして踏み込んだ円が十字に剣を捌く。
「硫酸弾を使うまでもありませんね……ふふ、自分の能力の弱点を知らない訳がないでしょう?」
エレノアが余裕の笑みで見送る中、同じ力を持つモンスターは潰えた。
奇妙な動きを見せる敵の影に戸惑いつつ、レンジャーもヒーラーもマヌカノイドを守りながら懸命に彼女たちをサポートしている。
「私、も……!」
俯いていた月の足許から、彼女の影が浮かび上がり動き出す。
月影の死神――グリムリーパー――
おぞましい、けれど自分の影。
月が魔法で点した炎を地面に放つと、影がそれを運び地を伝う。
別の影にぶつかって爆ぜ、炎はその主である肉食獣を焼いた。
『グオオォ!』
呻き、牙を剥く獣を、円とエレノアも追い詰めていく。
(そうだ、これは私の影……私の意思で動く影)
それに対する思いは簡単には消えないけれど、月は目の前の敵を倒すべく意識を集中させた。
ろっこんで立体化した影が、彼女と同じように唇を動かす。
「「……焼き尽くせ、灼熱の海! インフェルノ!!」」
月と影が同時に強力な炎を放ち、敵の領域を炎の海に沈めた。
「ダ、ダブルスペル!?」
「知っているのかレンジャー」
何処かで聞いたような会話を背景に。
「すごいよ月ちゃん!」
戦い終わって、円が駆け寄ってくる。
「いや、私は……」
「お見事でしたよ」
ただ必死だっただけ、と言おうとした月を、エレノアが労った。
「ところで、ボクのろっこん持ってる敵もいたのかなぁ?」
ふと円は首を傾げる。
後ほど発見したものの、壁に張り付いて隠れているつもりのカエル型のモンスターが持っていた。
よりにもよって全然ブレイブじゃない。
「うーん、相性悪すぎだよねぇ」
「意味がないな」
円のろっこんを聞いた月も呆れ顔だ。
「自分と同じろっこん使ってくる奴がいるなんて聞いてねぇぞ……!」
キィンと音を響かせて、盾代わりにした深雪の大剣が鋭い爪を弾く。
これは破壊していないからセーフか。
「気持ち悪ぃ……」
うっかり口にして、それは自分にも跳ね返ってくる言葉だと若干凹む。
「とにかく、能力上げられる前に一気にカタ付けるぜ! シュウ!」
「分かってる」
深雪が引き付けている間に、修は詠唱を終えていた。
描かれた巨大な円の中を電磁波が吹き荒れ、神獣の背に乗った深雪が光に包まれ飛び込んでいく。
他のモンスターたちにも結構なダメージを与え、深雪は自分と同じ能力を持ったモンスターに止めを刺した。
「……まさか、電脳世界だからダイブしたそのモノを数値化して認識出来る状態だったとしたらそれをコピーできるとか、なのかな」
誰かに自分の中身を覗かれているような感覚に襲われつつ、エスカルゴはモンスターたちの攻撃を避け、仲間の攻撃のチャンスを作っていった。
ただ、やはりモンスターにとって相性の悪いろっこんというものはあるようで。
「こいつ……っ、しゃおりーと同じろっこんを使うのか!?」
小麗はそのように告げられた犬っぽいモンスターと対峙していた。
でもよく考えてみると。
「あ……。でも、正直あんまし怖くないのだ」
「呑まれてる呑まれてる!」
「ありゃ?」
真顔で呟く小麗の前で、エスカルゴが丸呑みされた。
人間大に膨らんだ頬が今にも落ちてしまいそうだ。
「おい、おまえ! 無理するな」
彼女が言う側からモンスターの頬を貫通してダガーの刀身が出てきた。
刃はそのまま頬を引き裂き、エスカルゴが転げ出てくる。
「し、死ぬかと思った……」
小麗は敵を見て思わず自分のほっぺを押さえた。
「おまえ、馬鹿だな……しゃおりーも、尖ったものは絶対食べないようにするのだ」
◆クラス紹介
・聖騎士(パラディン)
神聖な力による加護を受けた騎士。
本来は騎士の上位職のひとつに当たるが、クラスチェンジシステムの構築がまだなので能力補正控えめでリストに並んでいる。
堅牢な守りに特化したクラスで、回復魔法を使用する事も可能。
アンデッドなどに効果の高いスキルもある為、パワータイプや攻撃速度の速いスピードタイプとして育てるケースも。
・召喚剣士(インヴォケイター)
神獣の力をその身に降ろす事で、高い攻撃力や敏捷性などを得る剣士。
また、神獣を召喚して共に戦わせる事も可能だが、召喚には多大なSPが掛かる。
神獣が現出している間は一定時間毎に少しずつSPを消費していく為、SPのやりくりが悩みの種になり易い。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
羽月ゆきな
前回シナリオ
<CI@SP>マヌカノイドはリアル・ワールドの夢を見るか
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月20日
参加申し込みの期限
2014年03月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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