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寝子島高校
<CI@SP>Evergreen≒Deciduous
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●みどりの揺り籠●
「結局、こっちとこっちの道は繋がってたのね」
日菜はマップを確認しながら呟く。
今、最も奥に繋がっている道は、開閉する壁の仕掛けが【Lechat】と【ポテト】がそれぞれ探索していた経路を隔てていたらしく、二つのPTと合流した焔も新たな分岐が見付かるまで一緒に進む事にした。
「ご一緒お願いしても良いですか?」
璃人の言葉に、焔のアバターは頷くジェスチャーをした。
「ここまで探索を進めるのに、マヌカノイドたちをしっかり守ってきたのだし……あたしもそろそろ、ひとりじゃきつくなってきたしね」
るーくんを肩に乗せた日菜も喜ぶ。
「ありがとう、とっても助かる。敵もかなり強くなってるし、抜けていくのも厳しいし」
「私も、ここまでノーミスで来られるとは思っていませんでした」
一度戦闘不能になったらホーム地点で成り行きを見守ろうと思っていたエレノアも、健在だ。
(彼女やアリスたちの想いの表れかも知れませんね……)
共に歩んで来た仲間と、もう少しで自分を呼んでいた存在に会えると無邪気な顔をしているアリスを眺め、彼女は目を細める。
無垢な魂を持つアリス、その純粋な心のまま友情や恋愛感情は成り立つのだろうか?
エレノアの興味は尽きない。
マヌカノイドはその役割や所有者の好みから女性型が圧倒的に多いけれど、自分たちで繁殖する必要がないのだからそもそも性別の意味もあまりないのかも知れない。
(お相手が同じマヌカノイドと限った事でもありませんしね)
そして、この先で待つ未知の存在。
『彼女』はアリスやマヌカノイド、果ては仮想世界にどんな影響を与えるのだろうか……。
一歩一歩期待を積み上げるように、彼女たちは道を進んだ。
立ち塞がる敵を、力を合わせて退けて――
「……あれは?」
月は遠くを眇め見る。
しばらく続いた広い一本道の先、今までとは違い暗い空間がぽっかりと口を開いていた。
「なんだか、こことはまた違う感じの空間みたいですニャ」
歩きながらふーちゃんが言う。
「もしかして、あの先に?」
モニターの前の焔もドキドキしてきた。
「あ、あれ!?」
前衛として先頭を歩いていた円が異変に気付く。
近付いていく一行を前に、出口らしき洞穴の上下からゆっくりと壁が閉じようとしていたのだ。
「急ごう!」
先陣を切り、彼女は走り出す。
と、出口は突然ひょっとこのように口を窄めた。
「えっ!?」
「きゃあっ!」
物凄い吸引力で、彼女たちは出口(?)に吸い込まれた。
そこは一面、何もない空間のようだった。
少女とマヌカノイドたちを吸い込んだ出口(?)は、今度は反対側に口を尖らせ、まるでスイカの種のようにププププと彼女たちを吐き出す。
宙に放り出され、悲鳴やら妙な声が上がる。
ウサギくんが投げたシルクハットに着地してアリスを受け止め、ふーちゃんは猫らしくくるんと回って綺麗に着地した。
ゆっくりと高度を下げていくるーくんに掴まって、日菜は璃人を落とさないようしがみ付いている。
「あ、飛べば良いのか」
はたと気付いた円と焔が飛行モードに切り替える中、エレノアと月は優雅にパラソルを広げて空中散歩を楽しんでいる風だ。
一同はウサギくんたちの高さまで降りると、恐る恐る着地した。
というのも、上も下も果てしなく真っ暗に見える世界で、何処が地面か分からないのだ。
見えないだけで、一応足を付けて立っていられる床のようなものはあるらしい。
振り返ればダンジョンの不気味な壁面が見えるものの、それ以外は何もない。
「そこには何も無く、しかし全てが有る……宇宙の真理、でしょうか」
果てしない空間を見渡し、エレノアがひとりごちた。
見ていると胸が高鳴るようで、それでいて寂しさや虚脱感が迫ってくるような。
月は自らの肩を抱くように首を窄める。
「……こんなところにずっといたら、どうかなってしまいそうだ」
「うん……」
円も俯く。
こんなところに『彼女』は独りでずっといたのだろうか。
「早く見付けなきゃ」
それはマヌカノイドたちも同じ意見だったようで、少し先で3つの影が彼女たちを待っていた。
暫く歩くと、今度は光で出来た網状のものが見えてくる。
「これ以上は進めないみたいね」
焔のアバターが押してみるが、張り巡らされた網は軽く凹むだけで戻ってしまうので、一行はひとまずこの光のフェンスに沿って探索を進めた。
更に歩き続け、いい加減他の風景が懐かしくなってきた頃。
不自然にフェンスが出っ張った場所を見付け、彼女たちは足を速めた。
「「これは……!?」」
「違う雰囲気のエリアが見付かったみたいね」
記念樹公園のねこでんの中で、璃音はでも、と思案げな顔をする。
「そこに入っていったPTからの映像データが届かなくなったわ」
「そこで撮影禁止ですか」
いいところなのに! と神田ちゃんが拳を握り締める。
直樹は席を立って、隣の放送ブースに指示を出しに行った。
「
……はい! えー、お時間も丁度良いみたいですし、今回の放送はここまでとなります。お夕飯時の約2時間、いかがでしたか?
」
のんびりした音楽の中、放送用のモニターに映った瑠奈が笑顔で告げる。
「
このRPGゲーム、実装までまだ掛かるそうですが
」
「
ええ、でも協力して下さる方が沢山いるので、出来るだけ早く皆さんに遊んで頂けるようにしたいですね
」
「
ゲームの開発関係でマヌカノさんのスクリプトに干渉してしまう部分があったみたいですが、そこはN-catさんたちも協力して解決していくそうですよ!
」
「
皆さんにはご迷惑を掛けてしまったり、お騒がせしてすみません。でも、温かい目で見て下さる方が多くて、有り難いです
」
微妙に慣れてきたのか、寛いだ雰囲気で答える地味男子とのトークで、番組は締め括られた。
「お疲れ様ー! すごく面白い番組になったと思うよ!」
スタッフ役の面々が出てきて、瑠奈たちを労う。
この番組のお陰でユーザーの楽しみが増え、またマヌカノイド関係の騒動もさり気なくフォロー出来た。
ありがとうね、と隣の車両への扉から顔を出した直樹が、瑠奈と地味男子に頭を下げた。
◆クラス紹介
・付与術師(エンチャンター)
魔法スキルの中でも、特に味方へのバフ効果を持つ魔法に特化したクラスで、武器や防具に様々な属性を与える事が出来る。
クラスチェンジが実装された場合、魔術師の下位クラスから分岐するのかも。
基本的には支援職だが、ステ振り次第では前衛で戦う魔法戦士にもなれる。
・電脳の魔術師(テクノマンサー)
最先端テクノロジーの結晶を駆使し、何らかのデバイスにより自らが所有する電脳空間を駆使して、プログラムの干渉や創造による魔法を行使する近未来型の魔法使い。
トリッキーなスキルが多い。
この『電脳空間の接続やプログラムの干渉』とは設定上の解説であり、実際のサーバーに影響を与える訳ではない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
羽月ゆきな
前回シナリオ
<CI@SP>マヌカノイドはリアル・ワールドの夢を見るか
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月20日
参加申し込みの期限
2014年03月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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