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Un peluche importante
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渚砂に夕飯に呼ばれたと、嬉しそうに話す優妃に、牡丹は優しい笑顔で相槌を打っていた。いったん家に帰って支度をするという優妃を送っている最中だった。
「渚砂さん……お料理、上手なんだって。……誰かと、夕食とるの……久しぶり」
「楽しい夕食になると良いですね」
「浅山さんと、榛名さんと……ロベルトさんと八神君も……呼んだの。皆で食べたいって……私のわがまま……渚砂さんが、良いよって言ってくれて……」
大人数の食事に乗り気でない様子の深雪だったが、優妃がうるうるした瞳で「お願い」と頼み込み、結局折れたのを牡丹も近くで見ていた。何故ロベルトも一緒なのかと苦悩していたが、優妃のご指名なのだから仕方がない。
「お兄ちゃん、喜んでくれるかな……」
御陵家の前で、優妃が持っていたクマをギュっと抱きながら不安そうな顔で牡丹を見上げる。牡丹が優しい笑顔で頷き、ふっと表情が変化する。禍々しさを感じるような笑顔で口の端を上げ、優妃に顔を近づける。
「アハッ★ 勿論喜んでくれるんじゃないかしら。そのぬいぐるみを手渡して、お兄さんに貴女の想いを語ってあげなさい。言葉が恥ずかしかったら、貴女が得意な事で表現してもいいわ。……それで貴女はお兄さんから『愛』を教えてもらえるはず。……私、貴女とお兄さんの事、応援してるから。頑張って♪ 素晴らしい『愛』の旋律を期待してるわ」
それじゃあね。と、手を振る牡丹の後姿を見送る。声の違いには気付いていた優妃だったが、それ以上に『愛』の言葉が心に引っかかっていた。
「愛の、音は、知らない音。私に、足りない、音……」
低く呟いた言葉は風に流され、宙に溶けてしまった。
優妃の作ったぬいぐるみには、後日談がある。
ぬいぐるみ教室から一週間ほど経った日、深雪、小淋、修、牡丹、恩、ロベルトの六人の元に小さな封筒が届いた。柔らかい感触に嫌な予感を感じながら封を開け、中に入っていた物を見て息を呑む。優妃が王輝のために作ったクマのぬいぐるみは、バラバラに千切られていた。恩がクマに縫い付けたメモもまた、六等分に千切られて入っていた。
送り主は優妃の名前だったが、その字は彼女のものではなかった ――。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
雨音響希
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月10日
参加申し込みの期限
2014年03月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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