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手放してしまったのに、あの子はまた
御鏡 聖
の元に帰って来てくれた。直してもらった銀狐の『しろ』は、聖の部屋にいる。おはようから始まる一日、行って来ますもただいまも、聖は欠かさずしろに言っていた。しろに学校であった事や、境内の掃除をしている時にあった事を報告するのが、寝る前の恒例になっていた。返事が返ってくるわけではないが、それでも彼女に自意識があることは知っている。しろはきっと、聖の言った事をちゃんと聞いていて、見守ってくれている。ぬいぐるみ教室の張り紙を見てその場で予約をしたのは、彼女のためになにかしてあげたいと前々から思っていたからだった。
しろが遊ぶためのおもちゃを作ってあげたい。来る前からそう決めていたものの、実際にどんなものを作るのかまでは考えていなかった。ボンヤリと悩んでいるうちに、聖の頭の中で、犬や猫がボールにじゃれ付くように遊んでいるイメージがポンと浮かんだ。しろにボールを作ってあげたら、喜んでくれるだろうか。
少し悩んだ後で、聖は鞠を作る事にした。折角教室に来ているのだから、少し凝った物に挑戦してみたい。聖は麗佳を呼び止めると、鞠を作りたいという胸を打ち明けた。その際に、出来上がりのイメージを詳しく添えておく事も忘れない。
「随分熱心だけど、聖ちゃんはどんな人に贈るの?」
「大切な子に贈るんです。とっても大切な、お友達です」
麗佳の質問に、聖は笑顔で答えた。その表情から何かを感じたのか、麗佳は優しく目を細めると、内緒話をするように小さな声で話し出した。
「あのね、聖ちゃん。ぬいぐるみって大切にすればするほど、宿っている魂は綺麗になるのよ。見た目がボロボロでも、ね。この鞠を贈るお友達も、とっても綺麗な子なんでしょうね」
どうして麗佳には分かってしまったのだろうと、聖は目を瞬かせた。あの日、聖の目の前に現れたしろは、誰もが振り向くようなとても綺麗な子だった。
「これからもずっと、大切にしてあげてね。その子も、鞠も」
その言葉に、聖は満面の笑みで大きく頷いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
雨音響希
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月10日
参加申し込みの期限
2014年03月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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