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真夏の肝……腕試し!
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○試合前……18:30
時刻はもうすぐ6時半を回ろうとしていた時だった。
九夜山のふもとに建てられた特設会場。話を聞きつけた男女たちが、ある者は一人で、ある者は数人で集まり、「その時」をじっと待っていた。
今日ここで行われるのは、腕試し大会である。
模擬試合という体をとりつつ、そのルールや試合時間、場所はまるで生き残りをかけたデスマッチのよう。その荒々しさを感じ取ってか、特設会場に集まった者たちからも殺気がちらほらとわき上がっている。
その殺気を感じてか、
八神 修
がふと顔を上げた。
「まだ6時半か……まだ時間あるな」
修の両サイドには柴犬と、夜に紛れてわかりにくいが黒猫の姿があった。落ち着かない様子の柴犬に「カーキー」と声をかけると、その頭をなでた。
「少し落ち着け、ブラックはちゃんとしてるぞ」
「受付は45分からか。今のところ、心配はそのお二方も一緒に登録できるかだのぅ」
修の横で受付を待っていた
立井 駒鳥
がからからと笑う。
「大丈夫じゃないか? 老若男女だれでもオッケーなんだ、犬と猫がダメってことはないだろ」
この二人は協力関係を結び、共にこの腕試しを戦う約束をしている。メンバーは他にもいて、
「何かあったらと思うと心配だな……深雪、おまえは命を懸けてでも守るからな」
「命をってなぁ……模擬試合なんだから大丈夫だろ。作戦も立てたしな」
茶髪で背の高い
霧生 渚砂
と、口が悪く灰色の髪をした
霧生 深雪
が喋っているのを傍らで
メルヒオール・ハルトマン
が眺める。この3人も同じチームのメンバーだった。
「おや、受付が始まったようだよ」
ハルトマンが指さす先では、簡易なテーブルとパイプ椅子に照明をつけただけの受付でなにやら人が動いていた。もう数人は受付を済ませたようで、小さなゲートで何か見せると、照明で道案内がされている森の中へと進んでいく。
「よし、俺たちも受付を済ませよう」
○受付開始……18:40
予定より少し早く始まった受付に修たちが着くと、そこには黒い作務衣を着て顔を黒い布で隠した黒子が2人ほど座っていた。
「次の方、どうぞ」
物々しい見た目から女性の声が発せられたことは少し意外だったが、こんな暗い山の中で模擬試合をやるという時点で十分意外なので、気にしないことにする。八神は自分の名前を名乗ると、「犬と猫も一緒なんだが、大丈夫か?」と尋ねた。
「お名前は?」
「犬がカーキー、猫がブラックだ。それぞれ一選手として参加させたい」
「かしこまりました。この番号札を持ってあちらで防具を受け取ってください。お二方の防具もサイズはございますので、係の者が見繕い致します。カウンターはあなたにお渡し致しますので、試合開始後に装着させるようにしてください」
ああ、とだけ答えたものの、八神は犬猫用の防具まで用意していることに素直に驚いた。後ろに並んでいた駒鳥も面白そうに目を細めた。
「ちゃんと用意してたとは、さすがじゃのう」
八神チームのメンバー全員が番号札を貰って防具を受け取ると、受付はだいぶ進んだ……かと思いきや、あまり進んでいなかった。
「場外に出て一定時間経過で強制敗退とありますが、具体的には何秒ですか?」
「20秒ほどです」
「カウンターはどこでもつけていいんですよね?」
「体の部位であればどこでも。ただし、装着は試合開始後にお願いします」
「勝利になる条件は」
「相手から2カウントを奪取することです。カウンター本体の破壊、奪取は勝利条件に含まれません」
「フィールドの広さや小川の場所はどこですか」
「詳しくはお教えできません。ご自分でご確認ください」
持ち歩いている竹刀を受付に預けた
矢萩 咲
がしつこいくらいに確認をしていたのだった。受付の黒子はよどみなく答え、ようやく納得した咲が番号札を持って防具を受け取りにいく。
「ん? あの特徴的なポニーテールと、この胸の内にわき上がる感覚は……」
咲の後ろ姿を見た
七峯 亨
が目を細める。
「あれ、ななみんどうしたの?」
亨と一緒に受付を済ませた
菅波 火蜂
が声をかけると、七峯はニッと楽しそうに笑った。
「ひばっちゃん、今日の模擬試合は楽しくなりそうだぜ」
「? なに言ってんの?」
火蜂の言葉を気にせずふふふと笑う亨に首をかしげていると、どこか荒々しい雰囲気を携えた赤髪の女性が火蜂の前に現れた。
「よぉ、火蜂。お前も来てたのか」
「ああ、姉貴も来たんだ? 今日はあたし、友達と一緒なんだけど」
「構わねぇさ、俺は一匹狼だから自由にやらせてもらうぜ」
姉貴、と呼ばれた
菅波 リナ
が長い髪をかきあげた。
「ま、せいぜい頑張れや」
そう言ったリナはさっときびすを返し、受付へと歩いていった。
それぞれの思惑を抱えた参加者たちが、受付を済ませて森の中へと入っていく。
時刻は18時55分、うっそうとした静かな森は、しだいに燃えさかるような熱気をはらんでいく。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
むょりん
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月10日
参加申し込みの期限
2014年04月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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