this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
真夏の肝……腕試し!
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
◯試合終了……21:20
その合図は唐突だった。
開始時と同じようなブザーが鳴ると、女性の声で、
「試合終了です。これよりカウンターは機能しなくなります。選手の方々は速やかに試合場から退出し、防具を返却してください。繰り返します……」
「えっ! もう終わりなんだべか!?」
「……これでは賞品は期待できないですね。残念です」
修たちと出会ってまさに交戦しようとしていたところでの試合終了の放送に、海斗はじだんだを踏んだ。
ただ、戦い足りないという気持ちはほとんどの選手が感じていることで、制限時間が決められている以上その文句を口に出す気にもなれない。選手たちは各々試合場を出て休憩していたが、中には出られない者もいた。
「もが? もがー!」
拘束されたまま放置されたエレノアは放送を聞いてもがいたが、植物のつるで作った縄というのはなかなか簡単には切れない。
「もが……(このままずっとこうだったら……)」
エレノアは朝になっても同じ体勢でいる自分を想像したが、その時手足を拘束していた縄が切れ、目隠しも外された。
「大丈夫でござるか、エレノア殿」
「あ……」
そこには少し傷つきながらもお札をくわえて立つ零の姿があった。
「ありがとうございます、夏神さん」
「なんの、即席とはいえ仲間でござるからな。それより……」
森の奥を見つめて冷や汗をかく零。
「先程別れてから、士殿が見当たらないのですが……共に探してはくれませぬか」
「いいですよ、もしも熊に襲われでもしたら大変ですものね」
士が、とは言わなかった。
数分後、偶然川に戻ってこれた士と二人が合流して戻ってくると、会場は騒然としていた。
「御剣さん、何かあったんですか?」
「ああ、どうやら、負けてないのに自分の名札がない人が多いみたいなんだ。エレノアは大丈夫か?」
「私は持っていますが……不思議ですね」
「それも、なくなった人は皆試合場から戻ってきた時には無かったらしい」
エレノアが首をかしげているとスタッフから声がかけられた。どうやら閉会式を行うらしく、エレノア・零・士の三人も素直に会場に向かった。
「さて、諸君! 諸君らの戦い、しかと見届けさせてもらった! 早速ではあるが、これより成績優秀者の発表をさせてもらおう!」
選手たちの騒動を意に介さず主催者が進めると、スタッフたちも名札の回収を始めた。あらかた回収と所持数を確認し終わると、「もう名札を持っている者はいないか!?」と選手たちを煽る。
「そういえば、猫さんがまだ来とらんのう」
「あ、ブラック……迷子にでもなったのか?」
駒鳥と修が心配そうに話していると、そばにいたハルトマンが主催者の方を指さした。
「なあ、もしかして、あれじゃないのかい?」
見ると確かに、腹にカウンターをまいた黒猫のブラックが歩いていた。……大量の名札をくわえて。
「おお、これは圧倒的だ! 集計するまでもない、成績優秀者はこの猫に決定とする!」
一拍間を置いて、会場内にざわめきが広がった。どこかからは「ふざけんなー!」などのやじも聞こえる。
「私は『名札を集めろ』と言った! カウンターはただ単に勝敗を決めるものであって、勝ちを証明するものではない! よって名札を最も集めた猫が優勝だ! 猫は今回用意した賞品は使えないから賞品もな……うわ! おい、何をするか! ステージに上がってくるんじゃない!」
「おーいあんたら、あいつと延長戦としゃれこまねぇかー?」
「「「おー!」」」
会場の選手のほとんどが血気盛んなリナの言葉に同調すると、急いで逃げる主催者を負って森のなかに入っていった。
真夏の夜は、まだまだ長くなりそうである。
完
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
むょりん
ファンレターはマスターページから!
こんにちは、むょりんです。
今回はリアクションの提出が大幅に遅れてしまい、申し訳ございませんでした。
やっとできたシナリオですが、文量の関係で戦闘回数が少ないですm(_ _)m
これからしばらくの間は私事で新規シナリオは(ガイドも含め)出せなくなってしまったのですが、
もしまた再びひょこっと戻ってきたら覗いてみてもらえるとありがたいです。
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
真夏の肝……腕試し!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
むょりん
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月10日
参加申し込みの期限
2014年04月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!