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暑いしだるいし、モウヤメミ~ン!
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◇枷を力に
目撃情報があったと聞き、
廻 春告
は駅の近くへとやって来ていた。
ねこったーでは勇生の注意勧告が次々と拡散されている。
不用意に近づく人は減ったが、それでもセミの行動範囲内にはちらほら被害者の姿が見受けられる。
(もし、母さんまであの鳴き声にやられてしまったら)
家族が不幸な目にあっている姿は想像したくない。
セミの居場所が近いとみて、春告は左目にかけていた眼帯を外した。
(やるしかないな)
露わになった左目で、古びた郵便ポストをにらむ。
春告の「Bandit eye [略奪する瞳]」が発動し、ポストの投函口の開閉機能を奪った。
彼はろっこんの代償を逆手にとり、自身の聴覚を封印した。
これで効果時間中はセミに近づいても平気、というわけだ。
そう遠くない場所では、
雨寺 凛
と
恵御納 夏朝
がセミを探し歩いていた。
セミ捜索の仲間とわかった今、二人は協力してモウヤメミンの居所を見つけようとしている。
凛がついと身を乗り出して、夏朝に口の動きで言葉を伝えた。
『セミ、見つからないね』
夏朝は表情を変えずに、こくんと首を縦に動かした。
『だいぶ歩いたけど、夏朝ちゃん疲れてない?』
今度も彼女は、無表情かつ無言のまま頷いている。
口数は少なくとも話を聞いてくれてるのが分かっていたので、凛も次第に夏朝との会話に慣れてきていた。
凛たちが見通しの悪い交差点を横切ろうとした時、パーカー姿の少年――春告と肩がぶつかった。
「あ……すみません」
春告は凛の口の動きを注意深く見た後、自分の耳を指さし、『耳が聞こえないんだ』というようにジェスチャーをした。
謝るように片手を添えてから春告が立ち去った後で、隣で見ていた夏朝がつぶやいた。
『今の人、網をもってたね』
夏朝の言葉に、そういえばそうだと凛も気づく。
――もしかしたら、同じセミを探しているのかもしれない。
思い切って後をつけてみると、やはりそこにはモウヤメミンと対峙する春告の姿があった。
能力が切れる前にと、春告がセミとの距離を縮めていく。
(痛い目にはあわせないから、大人しく捕まってくれよ……!)
能力の持続時間は様々な要因によって変わるが、今回は彼の思っていたより早く限界が訪れた。
(しまった! 時間切れか……)
聴覚が戻ってくると同時に、モウヤメミンのやる気を奪う鳴き声が耳になだれこむ。
万事休すか。
観念して膝をつきかけた時、春告の後ろで騒がしいセミの声が響き渡った!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
詩帆ミチル
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月13日
参加申し込みの期限
2014年03月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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