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暑いしだるいし、モウヤメミ~ン!
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◇夕焼け空に蝉しぐれ
セミを探し歩くうち、新聞部の二人と
多喜 勇生
は山の近くまで来てしまった。
人の姿もなく寂しい風景だが、モウヤメミンの捕獲に専念できるので好都合でもある。
『あそこにいるみたいだな』
八神 修
が古い一軒家の木を指さした。
お互い声は聞こえずとも、何を見つけたかは大体わかる。
『ぶちょー! セミとりは私得意だからまかせてー!』
椿 美咲紀
が網を構え、やる気満々の表情でアピールする。
田舎出身だという美咲紀は、なるほど、たしかにここへ来て活き活きとしている。
『ちょっと捕まえにくい所に止まってるねー』
勇生の言うとおり、人家の木に止まったセミを捕まえるのは大変そうだ。
チャイムを鳴らして庭に入れてもらう手もなくはない。
しかし塀の向こうにたたずむモウヤメミンを見て、修は不敵に笑ってみせた。
『大丈夫。あの位置なら網は届くさ』
ここに踏み台があるとばかりに、修の手が自転車のサドルを叩いた。
押してきた自転車をスタンドで固定し、その上に美咲紀がはい上がる。
(美咲紀さん、バランス崩したりしないかな……)
勇生たちの心配をよそに、美咲紀は塀につかまって体勢を整える。
網をもつ手にぐっと力をこめ、そして素早く横にはらう。
「てーいっ!」
ぱさり、と網がかぶさる。あっけないほどスムーズに捕まった。
「やったー! あ、虫カゴ早くー!」
しかし、両手がほぼふさがっている状態では虫かごを受け取れない。
「とりあえずこの中に……!」
セミが逃げてしまう前にと、勇生があわてて巾着袋を瓦塀の上へと放り投げる。
網から巾着の中にモウヤメミンを移し、袋の口をくくって自転車の上からおりる。
「よっと……多喜さんありがとー! でも、なんで布袋?」
セミが入った袋を修に預け、美咲紀が不思議そうに尋ねる。
虫カゴを買ってもよかったんだけど、と前置きしてから勇生は言った。
「暗い所に閉じ込めちゃえば、夜と勘違いして鳴き止むかと思ったんだー」
ああ、そういうことか、と修が手のひらを打つ。
実際に暗さのせいかはわからないが、巾着に入ったセミが大人しくしているあたり有効なのだろう。
「多喜も頭脳派なんだな」
ほめられてくすぐったく感じたのか、多喜がえへへと笑った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
詩帆ミチル
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月13日
参加申し込みの期限
2014年03月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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