this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
暑いしだるいし、モウヤメミ~ン!
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
13
つぎへ >>
◇スクープですよ!
日はまだ高く、道路をまぶしく照らしている。
日差しの下でいっそう輝く道路の白線を、自転車のタイヤがなぞっていく。
「事件の匂いがぷんぷんですよ、ぶちょー! これは新聞部として見過ごせませんっ」
スクープの予感に、
椿 美咲紀
は胸を躍らせていた。
その少し後ろをゆく「ぶちょー」こと
八神 修
は、飛ばしすぎるなよーと美咲紀に声をかける。
体力を鍛えた甲斐あって、まだ息切れもしていない。
リズムよくペダルをこぎながら、ずいぶん健康的な若者をやってるもんだと修は笑った。
「椿。スクープもいいが、さっき買ったものを忘れてないか?」
「あ! すっかり忘れてたね!」
いったん自転車を止め、百均で買った耳栓を袋から取りだす。
予備の耳栓付きでお得だったこともあり、他の人にも配れるよう多めに調達しておいた。
「こういった騒ぎはある程度時間が経てば終わるとは思うが……」
「そーいうものなの?」
椿に聞き返され、多分、と修は苦笑いを浮かべて答えた。
島に来てから事件慣れしていることもあり、大雑把に予想がつくらしい。
「いずれにせよ、セミになりきった人間があふれた街なんて見るに堪えないからな。それに……」
一旦言葉を切り、修はこうも付け加える。
「俺の最大の武器は頭。回転が鈍るのは避けたいのさ」
黙々とペダルを踏むことしばらく、二人はバス停にセミの被害者が集まっているのを発見した。
お爺さんにメガネの男子高生、それから買い物カバンをさげた主婦らしき人。
バスに乗ろうとやってきた人が、続々と鳴き声にやられてしまったらしい。
男子高生はベンチにしがみついたまま「やる気出ないミ~ン……」と鳴いている。
セミの居場所も気になるが、ここは救助が優先だと修は判断した。
『耳栓の出番だ。被害者につけて回ってくれ』
自転車を脇によせ、ニ人がかりで被害者たちにぽすぽす耳栓をはめていく。
音を遮断できるようしっかりフタをし、しばらく様子を見ていると。
「もうセミ探すのやめミ~ン……あれっ?」
正気を取り戻し、男子高生――
多喜 勇生
はあたりをゆっくり見回した。
おかしなセミの姿はいつのまにか消え、かわりに自分を覗きこむ人物が二人。
椿がノートにこんなメッセージを書き、見せてきた。
『もう大丈夫そうね! 新聞用にお写真撮ったけど、顔出しオッケーかしら?』
「しゃ、写真……!?」
慌てた勇生が二人に事の顛末を聞き、ついでに素顔を見られてない事を確認して落ちつくまでには、もう少しだけ時間を要したという。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
13
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
暑いしだるいし、モウヤメミ~ン!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
詩帆ミチル
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月13日
参加申し込みの期限
2014年03月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!