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はじめてのおさぼり?
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「うわ、やっぱり食べにくいや……外そう」
普堂 しおり
は運ばれて来たセットに、つけっぱなしだった変装用ネコ鼻を外して、テーブルに置いた。
「それがいいよー。しおりちゃんってば、お茶目さんなんだもん」
「いつ外すのかなって、心配になってたところよ」
円と紫蓮の突っ込みに、
恵御納 夏朝
と
小山内 海
も顔を見合わせて、小さく肩を震わせた。
「そう言えば、野々さんの
新入生の誓い
感動したよ~マジ神!」
唐突に、しおりが ののこを褒めちぎった。
「えへへ、ありがとう。そんなに誉められると、照れちゃうよ~」
頬を赤く染めて、マジ神様はモジモジしている。こうしていると、本当にただの女子高生にしか見えない。
「青春を思い切り楽しもうね♪」
「うん、皆で楽しもーっ!」
おー、とテーブルを挟んで拳が突き上げられる。
もっとも垂だけは、黙々とフォークでパンケーキを口に運んでいたのだが。
「そう言えば、七夜さんは実家どこだっけ? 夏休み帰省するの?」
しおりは、次に あおいに話を振った。
「私は……うーんそうだね、一回くらいは顔を出そうかな。関東圏で近いし」
「そっかそっか、野々さんは?」
「うん? 私は……」
ののこが口を開いた時、いいなが長いスカートをたくしあげ、足早にやって来た。
「お嬢様方、お代をテーブルに置いて、裏口から出立して下さい!」
「え?」
ドアに映る、男の影は――。
「いけない、
生徒会
の見回りだよ、皆!」
あおいが腰を浮かせ、海は慌ててスケッチブックを胸にしっかり抱きかかえた。
円も口元に水滴をいっぱいくっつけた、にゃーくんを急いで抱き上げる。
「ごめんね、にゃーくん。また来よう」
「次の店に移動ですね」
垂も紙ナプキンで、口の端についたクリームを拭って、立ち上がる。
「ここは一旦、私がまとめて払っておくね……」
「ありがとう、夏朝ちゃん!」
こんな事もあろうかと、千円札10枚と小銭を崩して用意していた夏朝が、皆を先に行かせる。
代表して いいなに御代を払うと、彼女等はボヌールを後にした。
「お帰りなさいませ、若様」
出迎えた いいなに、生徒会のハデな身なりの男――
八十八旗 信彦
は、店内を見回した。
「やあ、マドモアゼル。この様子では、彼女等は首尾よく店を出たようだね」
「あら、何のことでしょう? どなたをお探しですか?」
しらばっくれる いいなに、信彦は軽く口角を上げる。
信彦は本当は
『デネボラ』=いいな
である事に、とっくに気付いている。
けれど。
「それとも、また私を口説きに?」
諦めか、それとも少し自信を持ったのか。
余裕で尋ねる彼女に、信彦は話を合わせた。
「参ったな、そういうのバレバレだね? マドモアゼル……良かったらこの仕事が終わったら、主人とメイドじゃなくて、一人の女性として、この俺にお付き合い願えないかな?」
――いーなっちが今は別人として扱われる事を望むなら、その意志を尊重するのが、紳士たる俺の務めだからね!
「……ふふっ、相変わらずお上手ですね。若様」
「美しい花を傍に置いて、愛でたいと思わない男はいないよ」
テーブル席の一つに腰掛け、ぱちんと信彦が指を鳴らす。
「白ワイン頂戴」
「はい、ミルクですね。かしこまりました」
がくり。
「……そこはせめて、紅茶にしてくれないかな?」
椅子からずり落ちそうになりながら、信彦は苦笑した。
「紅茶ですね、ただいまご用意致します」
やがて運ばれて来た、ダージリン。
信彦はどうやら本気で、しばらく腰を据えるつもりらしい。
ティーカップを摘み上げると、ふわりと薫る茶葉を、ゆったりと楽しむ。
「のんびりしていて、いいんですか? あのお嬢様方、先ほど裏手から……あら、私としたことが」
いいなは口を押さえた。
「ははっ、勿論いいんだよ。こうなる事は、全て計画通りだからね」
「計画?」
銀色のトレイを小脇に抱えて、目つきを険しくする いいなに、信彦は脚を組んで窓の外を見やる。
逃げてしまった少女達は、もう視界には入らない。
「サボり気分のスリルを味わうなら、『追っ手』がいた方が、盛り上がるよね?」
くい、と信彦は紅茶を呷る。
「――! 最初から?」
息を呑む いいなに、信彦はティーカップを軽く持ち上げた。
「さあ、どうだったかな?」
『共犯』のあおいちゃんは、どのあたりまで逃げたかな?
レディに逃げられてしまうのは、正直 俺も本意じゃないけど、友達に楽しい一時を提供するための演出だなんて、健気で泣かせるね?
俺も紳士として、見過ごす手はないよ。
一肌脱ごうじゃないかっ!
「さて、ご馳走様。『デネボラ』ちゃん、また近いうちに君の顔を見に寄らせてもらうよ」
「行ってらっしゃいませ、若様」
いいなに見送られ、信彦はボヌールを出た。
全てはレディ達への献身、『迫る追手の影』を演出するために!
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担当ゲームマスター
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時織椎
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
24人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月08日
参加申し込みの期限
2014年03月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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