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白いマスクの女性の真実
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参道商店街に程近い暗がりに白いマスクを付けた
桜崎 巴
が素早く走り込む。
「ここなら、誰も来ないだろうさ」
ロングの髪を束ねて器用に結い上げた。黒いボウルのようなヘルメットで蓋をすれば髪型を隠すことができる。服は白い長袖のワンピースで、くるぶしに近い丈であった。
念入りに黄色い靴紐を結び直す。背筋を伸ばして仄明るい通りに目をやった。
「それじゃあ、挑発にいくかねぇ」
巴は持参した金属バットを肩に乗せて歩き出した。
商店街の人波が自然に割れた。その間を巴が堂々と歩いた。横を向いて気付かない中学生くらいの男子が目に留まり、すぐ側で立ち止まる。
「あたし、綺麗?」
え、と声を上げて男子は振り向き、怯えを含んだ表情を浮かべた。巴は肩に乗せたバットをゆっくりと前後に動かしていた。
「あ、えっと、カッコイイです」
「あたしの質問と違うねぇ」
バットの動きが徐々に速くなる。
「凄くカッコイイです!」
口に出した瞬間、同様の内容に気付いたのか。ごめんなさい、と大きな声を最後に逃げ出してしまった。
巴の興味は他に移り、周囲に鋭い眼光を飛ばす。近場に若い女性の二人組が立ち話に興じていた。いいねぇ、と巴は楽しそうに呟いて速足で近づいた。
「あたし、綺麗?」
巴は二人の恋愛話に強引に割って入る。
「本物の口裂け女!?」
最初に目を合わせた女性が甲高い声で言った。口裂け女よ、と叫んだ残りの一人が恐怖を駆り立てる。
二人の女性は叫びながら人混みに飛び込んだ。口裂け女が出た、と派手に喧伝して回った。
「挑発の手間が省けて楽だね、あん?」
巴は周囲の異変に気付いた。かなりの人数がケータイの画面を食い入るように見つめていた。
「本物の口裂け女なのか」
「マジかよ、本当に商店街にいたなんて」
「サイトの書き込みはウソじゃない?」
周囲の視線が巴に引き寄せられる。じりじりと距離を詰める者までいた。当人は変わらない足取りで通りを歩く。
予備動作もなく巴は横に跳んだ。薄暗い路地に肩口から突っ込んで一気に加速した。持っていたバットでポリバケツやゴミ箱を薙ぎ倒す。背後で転ぶような音がした。
「なんであたしが追われるんだい!」
終わりの見えない追走劇の始まりだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
神話・伝説
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月01日
参加申し込みの期限
2014年03月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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