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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
懐かしんでの大宴会！ ４月生まれを祝おう！
【昔ながらの豆腐と味噌という最強の組み合わせ】
豆腐……それは、この現代社会において、脈々と受け継がれる伝統の一品のひとつであり、さまざなま料理に適応する素材でもある。
さて、そんな豆腐を使った豚汁を作り、この宴会で配ってしまおうという試みがあった。
「うちのお豆腐を使った豚汁やでー！」
「あま〜い豆腐。お豆の味がする豆腐。畑のお肉たっぷりの豚汁はいかがー」
自分の豆腐店の旗を店印に、人が並ぶ一角を作っているのは、西野町 かなえと天馬 ひびきのコンビだ。
この二人、朝一番から豆腐を作っていた。その時間、なんと朝４時からである。
確かに、豆腐を一から作ろうとすれば相当な時間がかかる。
昔ながらの豆腐を作っている店などを覗くと、結構な朝から職人さんが頑張っているのがわかるが、さすがはその職人の卵といったところだろうか。
「まず朝４時からとうふ作り開始や。朝早いからひびきちゃんはうちの家にお泊りしてもらうで！ あさ早いから眠いやろうけど、ファイトやー！」
と、そんな感じで頑張ってきたらしい。
一方のひびきは、普段から料理をしていたということで、色々と戸惑いながらもうまく手伝えたということだろう。
「私は学校の成績は真っ赤だけど食べ物は詳しいの。毎日のお弁当も野球部のスタミナフードやドリンクも作ってるんだよ」
と、後で新聞部のインタビューっぽい何かに答えていたという。
普段の行いの大事さが……滲み出ている……。
さて、そのひびきとかなえのコンビだが、二人とも三角巾に割烹着という一昔前の衣装を着ている。
リヤカーに材料や機材を満載し、自分たちに割り当てられた場所で豆腐入り豚汁を作る姿は、あっという間に人の列ができた。といったところだ。
さて、朝一番に来たお客さんは邪衣 士だ。誕生日は四月一八日である。
「誕生月の人は大盛りにしたるでー♪」
といって手渡すかなえ。
「こんにちは～！ こんにちは～！ 全てのぉ～国っからぁ～！」
なんだか若干テンションがおかしいが、早速豚汁をゲット。
一口。
「昭和と言えば世界の国が集まる博覧会だつまり寝子島博覧会だ！ はぁああああああ！！！」
ガツガツガツ！
何かを刺激されたのか、一心不乱に食べ続ける士。
「あんなに美味しそうに食べてもらえると一生懸命作った甲斐があったね！」
「せやなー」
そう言って、ホッとしたように次々と配り始める二人。
「さぁ俺の方向性迷子だ！ 俺の迷子のためのバッチはどこだ！ パンッ！ と弾ける紙吹雪発射装置を手に取れ！ 笑いを取る袋で笑いこけろ！ セーラー服を脱がせるな！ さぁ皆で芸術は太陽のように爆発だ！！！！」
どうしたのだろうか、壊れている。
士はそのまま走り去ってしまった。
それと同時に、修が理事長に発破をかけられながら自転車をこいでいるのがわかる。
その隣には、理事長に捕まったのか、野々 ののこに引っ張られてきたのか七夜 あおいがいる。
「あ、あの。大丈夫？ 変わろうか？」
「俺だってやる時はやるんだよ」
そう言って、無理をして笑う修。ものすごい汗である。
「ほらほら、オトコノコでしょ？ ヘたれてるといいとこないわよ～？」
「くっ」
そう言いつつ、あおいを伴って理事長が豚汁の列に到着、そして律儀に並ぶ。
修は、何というか、体力不足を心配したあおいと二、三言話してから、別の場所へと行った。
「あ、理事長はんや♪」
「美人の理事長さんにも大盛り一丁！」
そうこうしているうちに、理事長のところに回ってきた。
「はぁい？ 盛況ね」
「あ、こんにちは」
と言いながら、受け取るだけ受け取ってあおいと一緒に豚汁を食べる理事長。
「ふっふっふ、まだまだ行くわよ～」
「ふえぇ～～～」
あおいの受難はまだまだ続きそうであった。
そんな二人に、かなえとひびきは顔を見合わせてそっと笑うのであった。
……。
お昼ごろになると、だいぶ他の客も顔を見せるようになっていた。
四月生まれの生徒たちだけではなく出し物を終えた生徒や、ふらりと先生方が立ち寄ったりとそんな感じである。
自分たちで作った豚汁でお昼を取りつつ、順調に豚汁を配っていた。
「来たよー」
「あ、こーたろーくん」
午後になって自分の靴磨きが一段落したのか、荒太郎が手伝いに来た。
かなえが嬉しそうに豚汁を手渡す。
「手伝ってくれるの！ やったね！」
ひびきが、宣伝用の拡声器を置くと、リヤカーの中から割烹着を取り出した。
「その前に、ボロボロの服もぬわんとなぁ。後で服、かしてやー？」
「という訳で、これに着替えるんだよ！」
そう言って、割烹着を手渡される荒太郎。
なんだかんだ言って、縫ってもらえるのは悪くないが、と悩んでいる間にあれよあれよと着替えさせられる荒太郎。
ここからは終始楽しそうな声が聞こえていたという。
ちなみに、このあと西野町とうふ店は若干だが客足が伸びたらしいという噂だ。
豆腐……それは、この現代社会において、脈々と受け継がれる伝統の一品のひとつであり、さまざなま料理に適応する素材でもある。
さて、そんな豆腐を使った豚汁を作り、この宴会で配ってしまおうという試みがあった。
「うちのお豆腐を使った豚汁やでー！」
「あま〜い豆腐。お豆の味がする豆腐。畑のお肉たっぷりの豚汁はいかがー」
自分の豆腐店の旗を店印に、人が並ぶ一角を作っているのは、西野町 かなえと天馬 ひびきのコンビだ。
この二人、朝一番から豆腐を作っていた。その時間、なんと朝４時からである。
確かに、豆腐を一から作ろうとすれば相当な時間がかかる。
昔ながらの豆腐を作っている店などを覗くと、結構な朝から職人さんが頑張っているのがわかるが、さすがはその職人の卵といったところだろうか。
「まず朝４時からとうふ作り開始や。朝早いからひびきちゃんはうちの家にお泊りしてもらうで！ あさ早いから眠いやろうけど、ファイトやー！」
と、そんな感じで頑張ってきたらしい。
一方のひびきは、普段から料理をしていたということで、色々と戸惑いながらもうまく手伝えたということだろう。
「私は学校の成績は真っ赤だけど食べ物は詳しいの。毎日のお弁当も野球部のスタミナフードやドリンクも作ってるんだよ」
と、後で新聞部のインタビューっぽい何かに答えていたという。
普段の行いの大事さが……滲み出ている……。
さて、そのひびきとかなえのコンビだが、二人とも三角巾に割烹着という一昔前の衣装を着ている。
リヤカーに材料や機材を満載し、自分たちに割り当てられた場所で豆腐入り豚汁を作る姿は、あっという間に人の列ができた。といったところだ。
さて、朝一番に来たお客さんは邪衣 士だ。誕生日は四月一八日である。
「誕生月の人は大盛りにしたるでー♪」
といって手渡すかなえ。
「こんにちは～！ こんにちは～！ 全てのぉ～国っからぁ～！」
なんだか若干テンションがおかしいが、早速豚汁をゲット。
一口。
「昭和と言えば世界の国が集まる博覧会だつまり寝子島博覧会だ！ はぁああああああ！！！」
ガツガツガツ！
何かを刺激されたのか、一心不乱に食べ続ける士。
「あんなに美味しそうに食べてもらえると一生懸命作った甲斐があったね！」
「せやなー」
そう言って、ホッとしたように次々と配り始める二人。
「さぁ俺の方向性迷子だ！ 俺の迷子のためのバッチはどこだ！ パンッ！ と弾ける紙吹雪発射装置を手に取れ！ 笑いを取る袋で笑いこけろ！ セーラー服を脱がせるな！ さぁ皆で芸術は太陽のように爆発だ！！！！」
どうしたのだろうか、壊れている。
士はそのまま走り去ってしまった。
それと同時に、修が理事長に発破をかけられながら自転車をこいでいるのがわかる。
その隣には、理事長に捕まったのか、野々 ののこに引っ張られてきたのか七夜 あおいがいる。
「あ、あの。大丈夫？ 変わろうか？」
「俺だってやる時はやるんだよ」
そう言って、無理をして笑う修。ものすごい汗である。
「ほらほら、オトコノコでしょ？ ヘたれてるといいとこないわよ～？」
「くっ」
そう言いつつ、あおいを伴って理事長が豚汁の列に到着、そして律儀に並ぶ。
修は、何というか、体力不足を心配したあおいと二、三言話してから、別の場所へと行った。
「あ、理事長はんや♪」
「美人の理事長さんにも大盛り一丁！」
そうこうしているうちに、理事長のところに回ってきた。
「はぁい？ 盛況ね」
「あ、こんにちは」
と言いながら、受け取るだけ受け取ってあおいと一緒に豚汁を食べる理事長。
「ふっふっふ、まだまだ行くわよ～」
「ふえぇ～～～」
あおいの受難はまだまだ続きそうであった。
そんな二人に、かなえとひびきは顔を見合わせてそっと笑うのであった。
……。
お昼ごろになると、だいぶ他の客も顔を見せるようになっていた。
四月生まれの生徒たちだけではなく出し物を終えた生徒や、ふらりと先生方が立ち寄ったりとそんな感じである。
自分たちで作った豚汁でお昼を取りつつ、順調に豚汁を配っていた。
「来たよー」
「あ、こーたろーくん」
午後になって自分の靴磨きが一段落したのか、荒太郎が手伝いに来た。
かなえが嬉しそうに豚汁を手渡す。
「手伝ってくれるの！ やったね！」
ひびきが、宣伝用の拡声器を置くと、リヤカーの中から割烹着を取り出した。
「その前に、ボロボロの服もぬわんとなぁ。後で服、かしてやー？」
「という訳で、これに着替えるんだよ！」
そう言って、割烹着を手渡される荒太郎。
なんだかんだ言って、縫ってもらえるのは悪くないが、と悩んでいる間にあれよあれよと着替えさせられる荒太郎。
ここからは終始楽しそうな声が聞こえていたという。
ちなみに、このあと西野町とうふ店は若干だが客足が伸びたらしいという噂だ。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2013年02月22日
- 参加申し込みの期限
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- 2013年03月01日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2013年03月01日 11時00分
