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懐かしんでの大宴会! 4月生まれを祝おう!
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【今の源がここにある 魔法少女か魔法天使か?】
さて、先ほど深いアニメの知識を見せた
追分 義一
だが、その義一は今、靴を磨かれていた。
「寄ってらっしゃい見てらっしゃい、靴磨きだよー♪」
雨崎 荒太郎
のその靴磨きのスタイルは様になっている。
先日、何やら不幸があったらしく、シャツやズボンはボロボロになってしまっていたようだ。しかし、そこでめげない荒太郎は強い。
「一つ、お願いしようか」
義一はそう言いつつ、すすめられた椅子に座り靴を差し出す。学生帽と外套を着て、その革靴を差し出すのはいい絵になっている。
「四月生まれはマケとくねー」
ブラシを使って、ゴミやほこりなどを取り除きつつ、言う。
「まあ祝われて悪い気はしねぇけどな。俺の誕生日は入学式とか終業式に被ることが多くて、よく忘れられるからよ」
そんな義一の誕生日は四月八日である。
「理事長はそういうのを含めて祝っちゃおうって感じだねー」
古いワックスやクリームを取り除きつつ、手際よく靴を磨いていく荒太郎。
「それに、ステージでも店の間でも色々やってて退屈はしねぇな」
義一も、色々と振り返りつつ、肯定的に返す。
ステージからは、先程のロックとは違い、グループ系のサウンドで溢れかえっている。
その時であった。
「お祝いか~。あたしにちゃんと出来るかなぁ」
なんともまぁ……結構な格好で悩んでいる女子が一人通り過ぎた。
色々あって、魔法の力を妖精と契約し、魔法で成長した姿になってしまい、ドリームを実現したが、小学生の自分と葛藤を続けた天使な格好をしている。
女の子は好きと嫌いだけで普通がないと主張したそのアニメのコスプレをした
伊藤 佳奈
であった。
その瞬間、義一の目が光った。
このシリーズは魔法によって生み出された自身と素の自分の違いに葛藤するという一時代を気づき、当時の人気番組にも登場したほどの伝説を誇るのだ。
「……」
じっとその格好を凝視する義一。
「あ、あの……?」
その視線に気づいた佳奈はおっかなびっくり話しかける。
「セリフ……は?」
「え? えっと」
二転三転視線を転がす佳奈。目がマジな義一、そりゃそうだ。
「~~♪」
その間にも淡々と荒太郎は靴を磨いていく。何気なく主題歌を口ずさんでいる当たり賢い。
先程まで某お笑いバンドの曲を口ずさんでいたが、この変りの速さは素晴らしい。その曲も『奇妙な猫バンド』のグループの曲で、彼らも六〇年代から人気を博したバンドである。
「えっと、あっと。いや~ん、まいっちんぐ! ってお母さんが」
自分の母に色々言われたことを掘り起こしてセリフを考える佳奈。
しかし、残念、この場面でそれはアウトだ!
「違げぇだろうがぁぁぁぁ! 『分かったでしょ、私はただの女の子。ずうっとここにいたわよ』とか色々あるじゃねぇか!」
無表情で、迫る義一。自分の分野は譲らない姿勢が素晴らしい。
ちなみに、その流行語は某先生がセクハラめいたことをされたときに言うセリフである。
大流行になって多々影響は与えているが……。
「まぁまぁ、わかってない人もなかにはいるから、わかってる人がうまくリクエストとかで投げたらいいんじゃないかなぁー?」
と、荒太郎が靴を仕上げつつ声をかける。
「む、確かにそうだな」
「ちょ、ちょっと、恥ずかしいよ! あ、でも後で歌うしなぁ……パフォーマンスで……」
「もちろん、あの歌は……」
「え、えっと。その今、雨崎くんが口ずさんでいるのだねぇ」
荒太郎が口ずさんでいたから、なんとか会話成立。
「よし、後で行く。必ず行く、今日は最高の誕生日だぜ!」
「あ、ありがとう?」
押され気味に首をかしげる佳奈。
「あ、お客さん、小銭小銭―」
「お、ありがとな」
ちゃりん、と小銭が荒太郎に支払われる。
名もなく、貧しくそして美しく生きるのであろうか?
荒太郎の明日は……どっちだ?
とりあえず、靴屋はその後も盛況であったようだ。
義一はどこかで入手したパンプレットを握り締め、佳奈の出番を待ちに行った……。
……かくして。
佳奈の出番が来たときは、ステージはそれなりに盛り上がっていた。
先ほど、演奏を終えたフォークシンガー風の生徒たちとすれ違いながら、緊張で震えていた。ついでに言うと顔も真っ赤である。
「では、次は
「一年普通科二組の
伊藤 佳奈
さんでーす!」
注目されるのは恥ずかしい、恥ずかしいけどお祝いしたいしという感情が渦巻く。
アナウンスに導かれるように佳奈はステージに飛び出した。
ちらりと、目の前にいる義一。本当に特等席である。
ついでに、奥の方にサンマさんがいるのをちらりと見た気がしたが……気にしないことにした。
「えっと、お母さんに教えてもらった八十年代アイドルの歌を歌うよ! 名前をもじった髪型にもなったりしたらしいけど、が、頑張って歌います」
ペコリと丁寧に言って頭を下げる佳奈に、沸く拍手、格好の成分からして野郎が多いが気にしてはいけない。
「今の君は、ピカピカだよー!」
「やべぇ。天使のように大胆で悪魔のように繊細だッ!」
とかなんとかコールを受けつつ、つつがなく歌い終わった。
ちなみに、某魔天使の主題歌は大受けし、義一から魔法少女について伝導された佳奈であった……。
あ、ちゃんと四月生まれの生徒たちは大喜びでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
23人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月22日
参加申し込みの期限
2013年03月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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