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懐かしんでの大宴会! 4月生まれを祝おう!
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【ジュワッ! はるかな音がする】
店々の間の一角で、二人の男が突発的なヒーローショーを始めていた。
「モアッ! アイス・ローガンッ!!」
「違うよキミスケ。アイス・ローガンじゃなくて愛・スローガンだよ!」
地球を守るため、身を挺し続けたヒーロー『ウルティマヘブン』のコスプレをした、
汐崎 キミ
とその敵である宇宙人のファウジ星人の格好をした
新井 すばる
である。
「ふははー誕生日の諸君、ファウジ星人から駄菓子ミサイルのプレゼントだじぇー」
と、突如現れたすばるに対し、颯爽とヒーローとして現れたキミのヒーローショーである。
周りは、おぉ! と驚くものもいれば首をかしげるものもいる。
ちなみに、この怪物、後のシリーズのべらんめぇな時代劇でしゃべる宇宙ニンジャと並んで、地球に馴染んでしまった宇宙人である。ちゃぶ台を挟んでウルティマヘブンと対談するシーンが超話題となったことで一躍有名になった。
すばるは、お菓子を発射すると共にちくわを射出して攻撃ッ!
それをキャッチして配りつつ、言う。
「ソなんだー…俺、ウルティママンセブン観てナイからわかンないヨ」
「……ちなみに、ウルティマヘブンだ。マンはつかないぞ!!!」
マンはつかない、これ大事である。大事である。
ちなみに、この愛されウルティマヘブンは、平成になってIf編らしき何かが作られるほど知名度は高い。
「ちくわもいいって? こいつはグーだぜ!」
すばるはキミと戦っているように見せかけつつ、お菓子を配る。
「むむむ…ムムスケ!」
と、謎の気合でキミがお菓子を配れば。
「ムムスケ!」
と応えるようにすばるも配る。
週末のデパート屋上が透けて見えるが気のせいだと思いつつ、四月生まれの生徒たちは、何だかんだで、このヒーローショーを楽しんでいるようだ。
「いいぞーもっとやれー!」
なんて、声援もちゃっかりあったという。
「ありがとうございマハリクマハリタ」
と、あるモノクロとカラーの歴史と、連載途中で変名の憂き目にあった魔法少女のセリフを言いつつ、
追分 義一
もしっかりと祝われてお菓子を受け取っている。ちなみに、原作者は一時代を作った漫画家であることは有名である。
さて、そんなすばるとキミの元へ、一人の学生がやってきた。
「わー、校庭で色々やってるんだね」
昭和の六十年代にあったデニムのホットパンツに、黒いTシャツを着た
緑野 毬藻仔
である。
そして、すばるとキミのヒーローショーに近寄っていくと、興味深くそれを眺めた。
「汐崎君とー……この怪獣さんはー」
「愛・スラッガー!」
「やられたじぇー残念無念……許してちょんまげ」
「あ、新井君なんだー、へ、へー……」
キミとすばるのやりとりを半分呆れつつ、眺める毬藻仔。
周囲から格好が浮いていることは間違いないが、少なくとも周りは楽しそうである。
何より今日は、昭和の日である。これくらいは起こるだろう、そんな予測もあってか、むしろお前らよくやってくれたと言わんばかりの視線を向ける人もいる。
その主は商店街から派遣されてきた当時その放映を見ていたであろうおっちゃんだが。
さて、そんなキミとすばるは、あらかじめ近くにおいておいた自分たちの荷物から毬藻仔に用意していたプレゼントを差し出した。
四月一三日は毬藻仔の誕生日だったのだ。周囲からも拍手が飛ぶ。
「マリモッコ、いつもありがとう。それと、お誕生日おめでとう」
「まりもちゃん、ボクからもコレ……キミスケのそれにつけて使ってもらえると嬉しいなと思ってさ。ちょっと遅くなっちゃったけど誕生日おめでとう」
そう言ってキミは真鍮製のホイッスルを、すばるはそのホイッスルにつけるちくわ君人形つきのストラップをプレゼントした。
特にキミは、サッカー部に所属しており、同じくそのサッカー部のマネージャーである毬藻仔にこうしてプレゼントと共に感謝を伝えたかったのだ。
と言ってもどちらも包装紙に包まれているのだが、二人はキミとすばるは笑顔でそのプレゼント用の包装紙に包まれたモノを差し出した。
「わわ、私の誕生日覚えててくれたんだ? ありがとう~っ」
そう言って、ガサゴソと包みを開ける毬藻仔。
「ホイッスルとー……何これ、ちくわ?」
「疑問形!?」
すばる、ショック。
しかし、戸惑いながらそう言いつつもどこか嬉しそうに笑う毬藻仔である。
「二人とも……ありがとー!」
かくして、プレゼント作戦はうまくいったのであった。
ちなみに、ここで評判になったウルティマヘブンであるが。
何故か一部でブームが再燃し、誠に小さいながらも地域に貢献した……かもしれない。
大人にとって幼い頃のヒーローとは、つまるところ憧れであり、いつの日かもう一度過去を振り返り思い出話をするよい材料であるし、最近のCGばかり使った特撮しか見てなかった特撮ファンなりたてには衝撃の発見だった。
昭和のヒーロー色あせたようでいてまだまだ奥が深い。
キミとすばるのこのヒーローショーとプレゼント贈呈は暖かく受け入れられていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
23人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月22日
参加申し込みの期限
2013年03月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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