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『跪いて、崇めよ』
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悠月に捧げた靴は、つやつやと艶めかしい光りを放っている。
無駄な装飾は何もない。だがそれが良い。
赤い髪にも、黄色い瞳にも光沢のある黒はよく似合う。
(上品だけどエロいデザインで……悠月には絶対これだって思ったんだ……)
不遜に投げ出された悠月の足とじっと見比べる。
素肌は顔や手と同じように透明感のある白く、細い。
しかしただ細いだけというわけではなく、程よく筋肉を纏っていてしなやかな脚線美を誇っていた。
いわゆるカモシカのような足と形容される、美脚だ。
足首は少女のようにか細く、男性には珍しく無駄毛もない。
欠点らしい欠点など、どこにも見当たらない。靴も足も『完璧』な滑らかさだった。
足を投げ出したのは悠月にしてみれば当てつけなのだろう。
けれどオルカからすればむしろ好都合だった。
(evviva! 好きにしていいなんてフトッパラだね!)
悠月もまた、オルカの腹の底が読めたのであろう。
見る見るうちに瞳は不機嫌そうに細められ、不貞腐れていく。その表情さえもご褒美になるとも知らずに。
オルカはほくそ笑みながら恭しく悠月の足元に跪いて、元々履いていた練習用の靴に手を掛けた。
「そんなにお前好みのキレイな脚なのか?」
ちょうど靴を脱がし終わるか、終わらないかというタイミングで、不機嫌を装った意地悪な言葉が降ってくる。
靴がコロンと転げ落ちる。オルカの脳がぐらりと揺れた。
「変態、」
揶揄を受けた瞬間、オルカの頭の奥で何かが弾けた。――それは断じて怒りではない。
靴の脱げた悠月の足を手に取る。ほっそりとした悠月の足は難なく持ち上がった。
「んッ!」
短い悲鳴にはたっぷりの驚愕と非難が込められていたが、今のオルカにとって、ささやかな嫌悪感は甘美な刺激に過ぎない。
「キレイかだって? そうだな形も、色も」
真っ白な足の甲に唇を寄せる。
「――手触りも全部俺好みだ」
ひんやりとした体温と張りのある感触に、オルカは恍惚とした笑みを浮かべた。
「……何をッ!! こら、オルカ、やめっ……!!」
悠月が抵抗しようと、一度足を引いた。しかしその足はオルカを虐げることはなく、行き場を失ったようにぷるぷると震えているだけだ。
代わりに悠月の手が、オルカの頭を押しのけようと突き出された。けれど細身の悠月の抵抗など、ないに等しい。
オルカは自らの言葉を証明するように丹念に唇で肌を味わう。
「ひぃッ!」
甘い悲鳴と引けた腰。
(……うわーぞくぞくする)
音楽をしているときとはまた別の種類の興奮だった。創造的と対極に位置する、破壊的な衝動だった。
(ここ。崇拝を意味するって聞いたことがあるところ……。ここに歯を立てたらどんな気分になるだろうな……)
身体中が熱くなり、一部の感覚が極端に鋭く、その他の感覚が著しく鈍く変化する。
その中で唇と指先は神経が剥き出しになっているのかと思うほど、敏感になっていた。
オルカは悠月の足のすべてを確かめるように丹念に指を這わせながら、歪な崇拝を示すべく、悠月の爪先に唇を宛てがった。
口付けて、舐めて、甘噛みして。
「お、オルカッ……! ……くぅッ……!」
口も耳も、甘く蕩けてしまいそうだった。
◯悠月視点
オルカに嘲弄されながらも、悠月は必死に自分を守っていた。
与えられる刺激には抗いがたい。
歌っている時とは違う種類の、ぞくぞくした何かが背筋を駆けのぼって行く感覚だ。
その正体がなんなのか、冷静に感じ取る余裕もない。
逃げ出したくとも、抵抗も意味を成さない。
(くっ……こんな時に並び立ちたい相手と体格差を実感するとは余計に腹が立つ!)
だからせめて――刺激に流されずに怒りを燃やす。そして自らの唇を塞いで声を封じた。
口を閉ざした瞬間、一瞬だけオルカは動きを止めたが、それ以上咎め立てることもなく、一心不乱に足を愛でている。
(……さっき蹴るのを躊躇わなければよかった!
これが終わったら絶対蹴りとばしてやる……!)
生温かい舌が爪先を包み込む。
気持ち悪いとは思わなかった。ただただ腹立たしさが募るばかりだ。
◯オルカ視点
満足が行くまで愛撫したところで、オルカは上へ上へと唇をずらしていった。
途中レギンスに阻まれたが、深く考えることもなくレギンスをずらして素肌の感触を確かめた。
筋肉はあるが硬いというわけではなかった。
滑らかで陶器のような触り心地の素肌は、オルカの唇を拒むことも吸い寄せることもなく、ただそこにあった。
(さすが、悠月だ……)
肌まで媚びない。ますますオルカの中の欲に火が付き、更に上を目指す。
(……流石にこれ以上脱がすこともできないし、太ももへのキスは布越しで我慢してあげよう)
妥協の代わりに、わざとらしくリップ音を立ててキスをする。
これでどうだとばかりに上目遣いで悠月を見上げれば――
その表情はオルカの想定外だった。
真っ赤で、震えて、泣きそうで。
(うわっエロ……すごくかわいい)
思わず、キスも忘れて見惚れるほど。
「……オルカ」
その一瞬の気の緩みを悠月は見逃さなかった。
オルカの胸を思いっきり蹴り飛ばし、すっくと立ち上がる。
それだけでは溜飲が下がらなかったのだろう。
立ち上がってからも更に二度、三度、踏みつけるようにオルカの肩を背中を蹴り飛ばす。
「い、いた、痛いよ、悠月ッ!」
何も言わず、気が済むまでオルカを甚振ったところで、ようやく悠月は装いを正し、何事もなかったように発声練習を始めた。
悠月に蹴られたあちこちがジンジンと痛む。けれど。
(なんだか今日はこれもご褒美ってカンジだね)
そう思ってオルカがニヤニヤしていると、最後にもう一発だけ悠月の強烈な蹴りが飛んできたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
お色気
定員
20人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月13日
参加申し込みの期限
2017年01月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年01月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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