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『跪いて、崇めよ』
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いつも好んで着る服とは少し違う、流行を意識した洋服たち。
購入したはいいけれど、本当に似合うか、実際着ることができるか――
千堂 結
には自信がなかった。
生足を出すのなんて、ヒールを履くのなんて、いったいいつぶりだろうか。思い返してみてもすぐには浮かばないほど、ご無沙汰なのは間違いがなかった。
(甫くんが似合うって言ってくれたら……それで、安心、できちゃう気がする……。
褒めてもらえたら、自信も……きっと)
そう考えたから、結は甫の提案を受け入れ、今この場で服を着替えることにした。
それが、どうしてこうなってしまったのだろう。
結の目の前にあるのは黒いつむじ。その下の前髪からかすかに覗く睫毛と瞳。奥は影になって見えない。見えないところに柔らかい感触と、湿り気を帯びた温い吐息が押し付けられている。
一拍置いてから結はその感触の正体に思い至り――
(わ、わわ、わああぁ!!)
全身の血が沸騰した。
「ははは、はじ、甫くん、あの、どど、どうし――きゃあっ!?」
甫は結のやんわりとした抗議を気にも留めず、二度目の口吻を落とした。
(本当にどうしちゃったの!? 甫くんが、わわ、私の、あ、足を……! え、どど、どうしよう…!!)
小ぶりな唇は小刻みに震えるものの、一向に音を紡ぐことはなかった。当然だった。思考が追いつかないのに、言葉が追いつくはずもないのだから。
その間にも甫は結の足を唇で愛撫し、慈しんでいる。
「千堂の脚、本当キレイだ」
ズン、と心臓が大きく重く弾む。甫のそれは、確かに結が求めていた言葉だった。
そう告げた彼の声色は恍惚と甘く、実がこもったもので真意を疑う余地もない。
(そんなに何度も……き、きっ、キス……なんて……気持ちの整理もついてないのに……!)
肉付きが薄いせいかそれとも意識し過ぎているせいなのか、甫の存在を濃く感じる。
時折チクチクと素肌に刺さる黒髪。油気の少ないサラリとした肌。少し高めの体温。それから唇。
すべてが溶けて混ざりそうなほど、近くにある。
「俺、なんかイケナイコトしてるよな」
甫が悪戯めいた笑みを浮かべると、唇の動きが鮮明に腿に響いてきた。
「でも、楽しい」
内太腿にしっとりとした雫が伝う。
それが結の汗なのか、それとも彼の吐息なのかはわからないほど、頭の芯が蕩けている。
(まだ……キ、ス……されてる……。
恥ずかしい通り越して、なんだかすごい、ふわふわした気分になっちゃう……)
言いたいことは山ほどあるのに結局一つも言葉にすることができなかった。
結は唇を震わせながら、スカートの裾に小さな手を添える。それが今の結にできる数少ない抵抗だった。
(……あ、)
その時になって、ようやく結はノートに書かれていた『約束』のことを思い出す。
(だから、甫くんはさっき……これは、キスに入らないって……。
私、まだ返事もしてない……)
そうと気が付いた瞬間、結は考えるよりも早く口を開いていた。
「これは……その、『キス』の内には入らない、から」
結の言葉を聞いて、甫はピタリと動きを止める。彼はゆっくりと顔を上げ、力を抜いて薄く微笑んだ。
「そっか……よかった」
よかった、という安堵の言葉に、結もまた胸をなでおろす。
けれどしばらくしてはたと気が付く。
(これじゃあ、まるで……キス、シて欲しいみたいじゃ……)
慌てふためく結をよそに、甫は三度目のキスをした。
(どうしよう……やっぱり恥ずかしいよー!! どうしたらいいの……! この気持ちの行き場がないよー!!)
「テストの点数出たら続き、しようぜ」
そう言うと甫は太腿の雫を拭うだけして、あっさりと結から離れていった。
(あ……)
何事もなかったかのように、甫は清々しい笑みを浮かべてお茶を飲み干す。
結も慌てて身支度を整えるが、内太腿の熱はまだしばらく引きそうになかった。
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あとがき
担当マスター:
つるこ。
ファンレターはマスターページから!
ご参加、ご閲覧ありがとうございました。
跪かれることよりも、跪くことよりも、その光景を第三者立場として眺めるのが好きなつるこ。です。
ごちそうさまでした。
皆さん、結構ガッツリと『跪く』シチュエーションを楽しんでくださって……正直少し意外でした!
もっと軽い感じの仕上がりになるかなぁと想像していたのですが、
全ページ余すことなく脚ッ!!!!! って感じの仕上がりになりました。
もうなんか脚への勢いだけで書いている部分があるので、少々荒削りなところもありますが、
なんだろう……そういう勢いも一緒に楽しんでもらえると、嬉しいです!
今回は、本編執筆に身魂が削られたため……個別コメントまでは手が回っておりません。
ごめんなさい。
その分、本編に込めました! ご容赦ください!!
それではありがとうございました。
またご縁がありましたら、よろしくお願いいたします。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
お色気
定員
20人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月13日
参加申し込みの期限
2017年01月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年01月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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