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『跪いて、崇めよ』
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涙の膜に覆われた色めき立つ桃色の瞳に見つめられて、理性が揺らいだ。――訳ではない。
如月 蘇芳
は至極冷静に目の前で悶える幼馴染を眺め、冷静に判断した上で、己の足を差し出した。
(アカリ君のご両親にはお世話になってるし、今まで手を出してこなかったけど……アカリ君から誘ってきたなら……まあちょっとくらい遊んでも大丈夫かな?)
大胆にほくそ笑んだとしても、今のアカリの目に入ることはないだろう。
彼が見ているのは蘇芳ではなく、蘇芳の生白い足なのだから。
「じゃ、じゃあ……触る、ね?」
恐恐尋ねてくるアカリに、蘇芳は黙って微笑み返した。
細い五指が、蘇芳のつるんとした脛からふくらはぎに掛けて宛てがわれた。まだ少し冷えたアカリの細い指先の感触は、どうにもくすぐったい。
それ以上に必死にすがりつく彼の姿が、蘇芳の胸の奥に秘めた嗜虐心をくすぐった。
「あ……」
蘇芳が足をひょいと引っ込めると、玩具を取られた子どものようにアカリは頼りない顔を浮かべた。
その表情がまた、たまらなく思えて蘇芳は白い睫毛を嬉々と揺らす。
「ねぇ、俺の足のどこがそんなにイイと思う?」
物語の彼と同じような台詞に、まったく違う気持ちを込めて尋ねる。
「いつものそう兄ぃの脚、のはずなのに。いつもよりずっと、白くて、細くて、綺麗な脚な気がして……俺、どうしちゃったんだろ」
アカリは蘇芳の問いかけを突っぱねることはなく、拙い言葉で懸命に惹かれる理由を説明する。
結局説明としては不十分だったが、説明を口にする間も決して蘇芳の足から離れようとしないところから、彼の必死さは十分に窺い知れた。
「ふーん。俺の脚、そんなに綺麗?」
アカリの顔がこれ以上ないほど赤く染まる。思わず蘇芳が、そのままのぼせて倒れてしまうのではないだろうか、と呑気に心配してしまうほど。
「そんなに俺の脚が好きなら、キスでもする?」
「……ぇ?」
アカリは弾かれたように顔を上げた。薄く開かれた唇はほのかに色付き、物欲しそうな赤い舌が顔を覗かせている。
そんな彼に追い打ちをかけるように蘇芳はスリッパを脱いで、アカリの鼻先に突き出した。
綺麗に整えられた爪が、艶めき光る。
アカリの桃瞳が零れそうなほど大きく見開かれた。
「き、キス……? そう兄ぃ、どうしたの……? そんなの、おかしい事……」
口ではそう言いながらも、彼の視線は蘇芳の白い爪先に釘付けだ。
「のはずなのに……それなのに……」
アカリの瞳がとろとろに蕩けていく。蘇芳が誘うように揺らせば、彼の肩もぴくんと跳ねた。
「キス……したぃ……なんて……」
湿った呼気が足先をねっとりと包み込む。蘇芳が、あまり体感することのない独特な感触に驚いて足を引っ込めようと力を込めたその瞬間、ふるるふるりとごく小刻みに震えた唇の薄皮が、爪のほんの先を掠めた。
「……んっ……ちゅ……」
悩ましげな吐息と共に、柔らかい口付けが足先に降る。
その頻度はみるみるうちに増していき、気が付けば生温い舌が控えめに親指の第一関節を這っているところだった。
仔猫がミルクを舐めるようにちろちろと差し出される赤い舌。
お伺いを立ててくる桃色の瞳。白い肌に零れた一房の青い髪。
甘いコントラストが、蘇芳の理性をかき乱す。
(冗談で言ったつもりだったのにな……)
隠れた欲望がむくむくと鎌首をもたげ、それと比例して蘇芳の紅玉めいた瞳に暗い色が宿っていく。
「今日のアカリくんは中々イケナイ子だね」
爪先を頤に宛てがい上を向かせると、アカリの瞳は潤み、頬は紅潮し、唇に至っては唾液にまみれて卑猥な艶を放っていた。
「すごい顔してる。ドロドロに溶けたお砂糖みたいな、甘ったるい顔。
そんなになってまで、イイ?」
「お、俺……」
アカリは羞恥で言葉を失いながらも、吹き上がる衝動を抑えきれないでいる。震える唇がそれを強く物語る。
(折角の機会だから……もうちょっとだけ遊んであげようかな?)
もうこの辺りで引き上げた方がいい。なけなしの理性が囁きかけてくる。
けれど同時に、こんな機会はもう二度とないだろう。と冷静に断じてもいた。
「こっちにも、する?」
選択権は、あくまでもアカリに。
蘇芳は薄く唇を引き伸ばして微笑みながら、反対の足先を軽く上げた。スリッパがすとんと滑り落ち、その音だけがやけに部屋に響き渡る。
アカリの喉が上下する。
「……ぅ、うん」
彼は恍惚として頷くと、迷わず再び猫になる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
お色気
定員
20人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月13日
参加申し込みの期限
2017年01月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年01月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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