this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
暑いんです。
<< もどる
1
…
7
8
9
10
11
第六章 またたび動物園、閉園
夏日の暑さが和らぐ夕方、園内は朝と同じ静寂に包まれていた。
人通りもまばらになった園内の道を並んで歩く少女が二人。
「財前先輩、ほんとさっきはごめんなさい」
麦藁帽子を胸に抱き瑠奈が言えば、
「夢宮さんが謝る必要はありませんわ。何もかもあのパンチというお猿さんのせいです」
アイスを齧りながら華蓮は返す。
「次こそはリベンジしますわ……っ!」
めらめらと闘志を燃やす華蓮。
また猿山が賑やかになる日は遠からずだった。
■ □ ■
客のいなくなった売店のレジはすぐに終わった。伊織は早足で店を出ると、表で待っていた真矢に合流する。
「お待たせしました」
「気にしないで。何かいい物でもあったのかしら?」
「はい!」
売店で買ったのは赤いシロクマさんストラップ。それを真矢に差し出して伊織は笑う。
「動物園に一緒に来てくれて、ありがとうございました」
「まあ……」
ストラップを受け取った真矢はくすりと笑うと、昼間に買ったプレゼントを鞄から取り出した。
「同じことを考えていたのね。私も買っていたのよ」
手渡された色違いの青いシロクマさんストラップ。
「伊織さん、またここに来ましょう。今度は涼しい日にね」
「はいっ」
真矢の誘いに、伊織は満面の笑みで頷いた。
■ □ ■
白熊宿舎の前、工具箱を抱えた作業員が帰って行くのを見送った時子は安堵の息をついた。
涼しい日陰を選んで待ち続けていたせいか、少々足がくたびれた。帰ったらマッサージをした方がいいだろう。
そんな時子の姿に気付いたのは、飼育員の白野だった。その腕にはうとうとしているヒースが抱かれている。
「時子ちゃん、もしかしてクーラーが直るの待ってたの?」
「気になっていたものですから……」
心配性なのかもしれませんね、と時子は笑う。その声にぱちりとヒースの目が開いた。
「……きゅー」
時子へ前足を伸ばすヒース。それに思わず時子は手を伸ばした。
ふわふわとしたヒースの頭を撫でれば、気持ちよさそうにその目が細まる。
「また、会いに来ますね……」
「きゅ!」
閉園の放送がメロディに乗って流れ出す。
深い群青色が広がり出した空に、ひとつの星が輝いていた。
<< もどる
1
…
7
8
9
10
11
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
はと
ファンレターはマスターページから!
はとの初シナリオにお付き合いしていただき、ありがとうございました。
楽しんでいただけたのなら幸いです。
真夏の動物園はいかがでしたでしょうか?
皆さんのおかげで、グリフとヒースは快適な夏を過ごせそうです。
また機会があれば、よろしくお願いいたします。
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
暑いんです。
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
はと
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月17日
参加申し込みの期限
2014年02月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!