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第一章 またたび動物園、開園
開園時間と同時に動物園のゲートをくぐる。
連日の夏日の暑さのためか、園内の動物達は心なしかおとなしく見えただろう。赤道周辺に生息する動物達でさえ、肌を刺すような強すぎる日差しと、じっとりとした蒸し暑さに辟易しているようだった。
額に薄っすらと滲む汗を和柄のハンカチで拭い、
御巫 時子
は呟く。
「今日はまた、特に暑くなりそうですね」
この暑さの中でも、時子に動物園に来ないという選択肢はなかった。動物園の鳥達とおしゃべりすることは、彼女にとって日常の一部となっていたからだ。
そんな時子の姿を見つけたのか、動物園に巣を構えている小鳥の夫婦が飛んできた。チュピピ、とひと鳴き。軽やかに時子の肩に止まる。
「おはようございます。何か変わったことはありましたか?」
挨拶の声に一際高く小鳥が鳴いた。その声に耳を傾けた時子だが、告げられた内容に目を丸くする。
「まあ! 白熊宿舎のクーラーが壊れてしまったんですか?」
この真夏の暑さ、北国の生き物には辛いことだろう。心配になった時子は居ても立っても居られず、ただ道を急ぐ。目指すは白熊コーナーだ。
――その時である。
がっしゃーん!!
何かが引っ繰り返る大きな音と、男性の叫び声が響く。
驚いた時子はびくりと大きく肩を震わせ、足を止めた。
「い、今のは一体……?」
時子の肩に止まった小鳥の夫婦が可愛らしい鳴き声でチュピチュピと囀る。
「え……? 『いつものことだからほっとけ』、ですか?」
いつもとはどういうことなのだろう。時子は不思議そうな視線を、音がした方向――白熊コーナーへと向けたのだった。
■ □ ■
一方その頃、白熊コーナー。
「いやー!? 誰か、誰かー……ってアーサー! 助けて、助けてー!!」
「アーサー先輩、手が空いてなくても助けてくださいっスー!」
狼舎の点検を終えて外に出た
アーサー・T・シートン
に、遠くから切羽詰った声をかけたのは白熊舎担当の飼育員――同期の白野 雪彦と後輩の熊山 雄二だ。
声がした白熊コーナーを見れば、入り口付近で母白熊グリフにゆさゆさ揺さぶられる白野と、コーナー中央で横倒しになった積荷のない台車の姿。ちなみに熊山は小白熊ヒースを抱きかかえ、巻き込まれるまいと隅に退避していた。
慌ててアーサーが白熊コーナーに飛び込めば、彼に気付いたグリフが白野を揺さぶる手を止めた。そしてしぶしぶと白野を放り出す。
「た、助かったぜアーサー。揺さぶられすぎてもうちょっとで吐くとこだった……」
顔面蒼白になった白野は口元を押さえた。ギリギリだったらしい。
「どうして大人しいグリフがあんなことしたんです? 本気じゃないとわかっていても、さすがに驚きましたよ……」
よほど怒らせでもしたのでは? と、アーサーはいまだ鼻息荒いグリフを見上げた。
グリフはアーサー達の方をもう見てはおらず、プールの方を物悲しげに見つめている。
アーサーが不思議に思いプールを覗き込めば、そこにはぷかぷかと氷が浮いていた。それもたくさん。温くなっていた水温のためか、氷はどんどん小さくなっていく。
「白野先輩がコーナーの入り口ですっ転んで、その台車で運んできた氷をプールにぶち撒けたんっスよ。この暑さで水温上がってたからすぐに溶けちゃって……」
アーサーの疑問に答えたのは安全地帯にいる熊山だ。
「……さすがにそれは怒りますね」
「事故! わざとじゃないの! 信じて猛獣エリアの良心!!」
白野はアーサーに弁解を試みようとするが、それを止めたのはご機嫌斜めのグリフだった。
「が!!!」
言い訳はいいからもう一度氷を持ってこい! と吼えられ、白野と熊山は慌てて台車を回収すると白熊コーナーを飛び出した。
いつもながら慌しい二人を唖然と見送るアーサーだが、ヒースにズボンの裾をくいくいと引っ張られてはっと我に返る。
「きゅ?」
氷は? とキラキラとした目で見上げられ、アーサーは微苦笑ひとつ。柔らかい毛並みのヒースを撫でる。
「二人を手伝ってきますね。もう少しだけ待っていてください」
「がう」
「きゅ!」
アーサーの言葉にグリフとヒースが元気よく返事をした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
はと
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月17日
参加申し込みの期限
2014年02月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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