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授業風景 ~番外編・自習の場合~
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普段授業をサボりまくっている
御剣 刀
は、もうすぐ期末テストだからと珍しくしっかりと勉強しようと思っていました。
自習となり肩すかしを食らいましたが、仕方ありません。
(自分なりに頑張ってみるか)
と、思っていたのですが……自分なりに頑張ってみましたがさっぱり分かりません。
(何が分からないのか? 何が分からないのかが分からないんだよ!)
ヤバい、ここまで酷いとは自分でも思っていなかった、と頭を抱えます。
(こうなったら自分で頑張るのは諦めてあいつらに教えてもらおう)
と頭の中で教えてもらう友人達の顔を思い浮かべました。
そうと決まればこの時間は別の事をしよう、と切り替えの早い刀です。
(勉強以外でやる事って言ったら剣術を極める為の勉強? だろう)
先ずはノートを取りだすと、今まで関わってきた神魂絡みの事件で振るった剣の振り方や立ち回り、その結果を思い出して書いていきます。
その後、ノートを読みながらどういう風に立ち回れば良かったのかを考えてノートに書きだします。
(毎朝毎晩寝子島神社で剣術の練習をしているからな、そこでノートに書きだした事を試していけそうなら練習して身につけよう)
反省と考察、問題を次回に改善しようとする素晴らしい努力です。
これが普段の勉強でできればどんなにか……
それはさておき、立ち回りを思い出していた刀は視線の先にふと気になる文字を見つけました。
「刀、藩……時代小説か?」
前の席の
日々野 結衣香
が読んでいる本に、それらしき文字が見えたのです。
「あっ……」
慌てて結衣香はページを手で隠しました。
「いえ、ちょっと内容が大人なものですから」
「気になるな……」
「ののこちゃん、飽きた~? ちょっとライトノベルでも読む?」
少し離れた席では、円が『スペースサムライ カウボーイ弁護士 芥川ジョー』というライトノベルを取りだしていました。
「本を読んで、何を表現したいんだろうって色々考えると、楽しんで自然に成績は上がる気がするよ」
「えー、面白そう! どんな話なの?」
テスト勉強に飽きたののこが食いついてきた。
「内容? タイトルどおり、宇宙の賞金稼ぎのサムライ判事が自分で犯人捕まえてきて弁護して上げるっていう奴さ」
「へえっ、サムライ判事?」
「うん。諸行無常の世界の中で、一人の宇宙の賞金稼ぎが武士道を胸に正義を貫き、捕まえた犯人を自分で弁護して無罪を勝ち取る。
弁護士の話を書いた爽快ストーリーみたいな……あれっ、よく考えたら自作自演……?」
「ふーん。そういうのがテストに出たらいいのにね~」
「貸そうか?」
刀が見ていないのを確かめて、結衣香は再び時代小説を読み始めました。
先生に言われた範囲の自習は無事終えているので、ご褒美です。
勉強をし終えた開放感から、結衣香はうっかり口笛で時代劇の主題歌を吹き始めました。
しかしこれは、結衣香のろっこんの発動条件なのです!
「ここは……何処でござる?」
気が付けば隣に、戦国時代の武士が立っていました。
「”ござる”さん? きゃーっ、なんてことー!」
”ござる”さんと呼んだ武士の出現に、結衣香も周囲も大慌てです。
「ござるさん? 武士? 本物なのか? ぜひ手合せしてみたいな」
目を輝かせる刀に、結衣香は口元に指をあてて「しーっ」と言います。
「先生に見つかったら大変だから静かにしてて……」
しかし手遅れでした。
「えーっ、スペースサムライがほんとにでてきた!」
なんと、ののこに見つかってしまったのです。
まずいです、フツウの危機です。
「の、ののこちゃん、なんか芸術科の人が教室間違えたみたいだね? お芝居中なのかも」
円が慌ててフォローします。
(ナイス桜庭。そのままごまかしてくれ)
刀はフツウを守るべく教室の戸を開けて武士を廊下に押しやります。
「貴殿がいるべき場所はここではないでござるよ。とりあえず外へ」
「ふむ、外でござるか」
武士は刀に付き添われおとなしく廊下に出ていきます。
「えー、行っちゃうの? もっとよく見たいのに」
追いかけて外に出ようとするののこの前に修が立ちふさがりました。
「ちょっと待て。これが何の式か分かったら出てもいい」
と座らせ、数学の公式を提示します。
「えー、国語の自習なのに……」
不満げなののこですが、公式を見ているうちにまぶたが段々下がってきます。
「思った通りだな」
席で寝息を立て始めたののこを確認し、修は安心して読書を続けるのでした。
納得してくれた武士と共に刀は廊下に出ましたが。
「どちらへ行けば良いのでござるか」
と聞かれ途方に暮れました。
(これからどうしよう……げっ!?)
ガラガラッ。
「何か騒がしいな」
隣の教室からクマ先生が顔を出しました!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
茄子りんこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月09日
参加申し込みの期限
2014年02月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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