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●メイド海の家にて(2)●
【海の家・マーメイド】
ともかく分担が決まって、ほっと頷き、
氷華・クルバトフ
が補足する。
「調理の方が忙しくなったら、適宜私も補助に回ろう。
海士野さんは、たこ焼きオンリーと言わず、
できれば他のメニューも手伝ってもらえると、有り難いのだが」
「いいヨん、粉モンなら得意だ、任せな」
と
海士野 乙女
が、鷹揚に応じる。
さて、これで仕事の割り振りは決まったが、まだもう1つ、問題がある。
テーブルに山と積まれたメイド服に、ウッとひるんでいるのは、寝子高1年男子の
橘 勇
だ。
「海開きとくれば、海の家でバイトだろ。夏休みに少しでも楽をする為、
稼げるだけ稼がせてもらおうと来たんだが……しかし、何故メイド服なんだ!」
その山から1着を手に取り、こちらの
塔ヶ崎 璃亜
も顔を羞恥に染めて、
「これは……海の家仕様のメイド服なのでしょうか?
のっ、ノースリーブでミニスカートなメイド服なんて、
下手な水着より恥ずかしい気がします……」
「ここの店長の趣味なんだろう……いや、深く考えてはいけないか。仕事は仕事だ。
ならば俺は、この半そでロングスカートを選ばせてもらう!
何故かって? ……野郎の足なんぞ誰も見たくないだろうし俺も嫌だからだ!」
◇
そんなこんなで悲鳴を上げながら、あるいは嬉々として制服への着替えを始める店員たち。更衣所を借り、ロングスカートタイプのメイド服へと、着替えを済ませた
浅山 小淋
は、
(こういうものは、今まで着たことがないので少し緊張しますが。
ボヌールのメイドさん方は流石に、堂々としたものですね……あら、あれは?)
よく見ると、見知ったメイド姿の店員も見える。
(
あの黒髪のメイドさんも確か、ボヌールで見かけた
覚えがありますね……)
小淋に気付いたその青い瞳のメイドが、楚々と身を折り、礼儀正しく会釈した。
「こんにちは、浅山様。
新しく赴任しました一二三と申します。
どうぞ、よろしくお願いいたします」
『そうそう、一二三さんでしたね』
「浅山様もメイド服を着てのお手伝いですか。
本日私は、接客の方を担当させていただきます」
『そうですか。私の方は筆談だと接客には限界があるので、
調理のほうを優先に動きたいと思います』
「お互い暑さに負けないように頑張りましょう」
『こちらこそ、今日はよろしくお願いいたしますね』
……などというやり取りをにこやかに交わして、持ち場に分かれたのだったが。
そのメイドさん、
高梨 彩葉
は、内心では心臓ばくばくだった。
(わーわー、りっ、淋ちゃんが一緒にバイトするなんて思ってなかったよー!)
そう、ボヌールの一二三の正体は、前髪を上げて変装した、この彩葉。友人の小淋にも、これまでその素性をひた隠しにしていたのだったが、まさかこんな所で……いっしょに仕事をする羽目になろうとは!
(でも持ち場も違うし……多分ばれないから、だっ、大丈夫だよねっ?)
◇
その一二三と笑顔で別れた
浅山 小淋
は、突然何かを頭に付けられ、びっくりだ。
振り向けば、ニコニコとそこに立っていたのは、ルームメイトの
哀坂 零葉
。零葉が手に持っている、白いふわふわのまんまるを見て、
(これはウサギの尻尾、でしょうか? ……ということは?)
ウサ耳をぴこぴこさせて、ウサメイドに早変わりの小淋に、
「ふふふ、とっても可愛らしいです。よくお似合いですよ、小淋さん」
といたく満足顔の零葉。ところが……
「えっ、ちょっと小淋さん? 何を!」
『せっかくですから、零葉さんにもこれを付けてもらいましょう』
こうしてまた1人、猫耳と尻尾を生やした可愛いメイドさんが、この海の家に誕生した。
「うぅ……まさか私まで、こんな姿になるとは……(ぴこぴこ)」
『これで私とお揃いですね』
「恥ずかしい……は、早く仕事を終わらせましょう」
それからは真っ赤になった顔をお盆で隠しながら、接客をする羽目になる零葉なのだった。
◇
『それにしても……不思議ですね(かきかき)』
「うぅ……どうしました、小淋さん?」
『
これから私達が、汗水流して稼ぐこの店の売上金が……
どこかの誰かに、持ち逃げされる
ような……何故かそんな気がしてならないんです』
「まあ、奇遇ですね。何故かこの私もそんな予感が、ひしひしとしていた所でした」
『何故でしょう……ろっこんを使っているわけでもないのに、
そんな悲惨な未来が、ありありと今、私の脳裏に』
「心配しなくても大丈夫ですよ!
着服した売上金は、みんなで山分けですよ!」
そんな彼女たちを安心させるように、
北 玄
も横から2人の会話に加わる。
『よかった、それなら安心ですね(さらさら)』
「ちゃんと盗めたら、ねこったーに犯行現場の写真アップして、
警察から報奨金までもらうつもりですよ!」
『まあ、今日の北さんは、とっても冴えてますね(さらさら)』
「オーナーいなくてラッキーですよ!
スエルニーと喚きたい気分ですよ!」
……波乱の未来しか見えないこのバイトは、ああ、果たして無事に終わるのだろうか?
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
117人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月23日
参加申し込みの期限
2014年03月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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