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●バイトの後で(1)●
【寝子ヶ浜海岸・砂浜】
ひと足先にマーメイドのバイトを終え、
浅山 小淋
と
白咲 琴音
の2人もまた、海へと遊びにやっって来た。売上金を盗まれそうになったり、かき氷で海の家が埋まったりと、大小様々なトラブルがあったアルバイトだったけれど、
「ですがこうして友達とバイトして遊ぶのもまた、
高校生らしい過ごし方なのでしょうね」
と、あれが初めてのバイト経験だった琴音が言えば、小淋もまた、胸いっぱいに潮風を吸い込んで、ようやく解放された自由を味わう。
『長い時間メイド服を着ていたので、水着になると涼しいですね』
「メイドも良かったですが、こりんはその水着もよく似合ってます」
着替えた小淋の水着は、白のパレオ付きビキニだ。
「そのパレオの下はどうなっているのですか」
『も、もうめくらないで下さいね……?』
「スカートじゃないから、恥ずかしくないでしょう?(ぺらり)」
『それもそう……って、いえ、やっぱり何だか』
書きかけのスケッチブックで、必死に琴音の手をガードする小淋だ。
その琴音の水着は、白と水色のグラデーションのビキニで、その腰に白と黄緑色のグラデーションに蒼の花柄刺繍が入ったパレオを巻いている。
『マーメイドからビーチボールを借りてきたので、これで遊びましょうか』
「いいですね、それっ……とと、砂浜だと、
中々ふんばりがきかないのが、動きづらくて結構難しいですねえ」
ひとしきりボール遊びではしゃいだ後は、海にぷかーっと浮かんだり、泳いだりを楽しんで。
(思えばこうして海で泳ぐのは、初めてかもしれませんね)
そんなことを思いながら、小淋たちがのんびり波間をたゆたっていた──その時だった。
ドバババババババババババーー!
突然彼女たちの間を、2本の航跡が疾り抜け──
「きゃっ!?」
「ゴーーーーーール! やった!?
やったやった! サンマさんに勝ったよ!」
その声に琴音が振り向けば、砂浜でぴょんぴょん跳びはねているのは
佐々 寿美礼
。その寿美礼に2魚身遅れてゴールしたサンマさんが、そのまま砂浜にひっくり返ってゼエゼエと息を切らす。
「い……いったい何をやってるんですか?」
あっけに取られた琴音が聞けば、寿美礼が、
「あっゴメンね、遊んでるトコ、じゃましちゃった?
サンマさんと、水泳勝負をしてたところだったの!」
「負けた……俺の完敗だぜ、イルカのお嬢ちゃん」
よろよろと立ち上がったサンマさんが、寿美礼に握手を求めた、だがその時だ。
「それは違うよ! サンマさんは……負けてなんかないよ!」
抗議の声と共に、そのサンマさんの口の中から這い出してきたのは、
「……あれ? 皆何を驚いてるのさ! ボクだよ!
音海 なぎさ
だよ!」
すっかり忘れていたが、そういえばこの知りたがりっコ、サンマさんの秘密を調べようと中に入っちゃったまま、ずっとあのお腹の中にいたらしい。ようやく外に這い出て、ちょっと胃液で溶けかけたそのなぎさが言うには、
「サンマさんが負けちゃったのは、このボクがハンデになってたからなんだ!
ボクの体重を抱えていた分、サンマさんが遅くなって……」
「え、ええっと……何なんですかね、これ?」
次々起こる急展開に、もうイロイロとついていけない琴音と小淋の2人だ。
「サンマさんはもっと強いんだから! 本当はもっとかっこいいんだから!」
しかし、涙目で抗議するそのなぎさの肩をぽん、と叩いて、サンマさんが粋に首を振った。
「よしな、お嬢ちゃん。言い訳はみっともねーぜ。
どんな事情があろうと、負けはこの俺の負けだ……
強かったぜ、イルカのお嬢ちゃん」
フィッシュマンシップにのっとり、爽やかに握手を求めるサンマさんと、寿美礼も笑顔でがっちり、固い握手を交わすのだ。
「だが……
旬になった時の俺
は、またひと味違うからなっ。
秋になったら覚悟しておけよ、お嬢ちゃん」
「うん、わかった! あたしのライバル認定だよ、また競争しようね!」
「ばかばか、サンマさんのばかぁ! うわーん、もう知らないんだからねっ!」
そして、ぽかすか自分の尻尾を殴っているなぎさにも、こっそり耳打ちを忘れないサンマさんだ。
「おっと、そしてこっちの、知りたがりのお嬢ちゃんの方は……
俺の身体の中で目撃したものの事は、ひとつ内緒でヨロシク頼むぜ?」
ぶるっとその言葉に、今しがた自分が見てきたものの事を思い出し、蒼白でなぎさが震え上がる。
「知りたがりもほどほどにな、お嬢ちゃん。でないと、今度は……」
「って、ボクはお嬢ちゃんじゃない、男だってば!」
しかしそのサンマさんのスネに蹴りをかまして、あっかんべーしてなぎさが逃げ出す。
「ふんだ! ボクの知りたがりは、誰にも止められないんだからねっ!
ボクは悪くないもん……そう、全部夏の太陽が悪いんだからねっ!
全部サンマさんのせいなんだからねっ!」
◇
「ようやくシフトが終わりました、さあ水着デートですぅ!」
そして約束を励みによく頑張った
添木 牡丹
も、お相手の
戌井 創
と改めて合流だ。水着姿に着替えて、恥ずかしそうに現れた牡丹に、戌井がびっくりして、
「ぼ、ぼたん先輩……その水着はっ!」
「えへへ/// この水着……
プール開きの時
は、
注意されて着れなかったけど……」
「ここなら着れるね。
ねぇ、創君……似合ってるかな?」
顔をほんのり赤らめ、それでも精一杯の蠱惑的なポーズを取る牡丹に、
「すごく、綺麗、だよ……で、でも、その……
やっぱりちょっとえっちぃ、ね(ぷしゅ〜)」
何度見てもやっぱり真っ赤になってしまって、彼女を正視できない戌井なのだった。それでも何とか、自分のペースを取り戻そうと必死に、
「あのね、さっきは先輩にいっぱいご奉仕してもらったから……
だから今度はボクの番だよ、さぁ何でも願いを言って」
「願い? そうですねぇ……」
本当はやって欲しいことはとっくに決まっているのだけど。もったいぶって、考えるそぶりをしてみせた後、
「じゃあ……ねぇ、日焼け止め……塗ってくれる?」
後ろを向いて、無防備な背中を見せる牡丹の誘惑に、やっぱり戌井は真っ赤になってしまう。
「え、えっとじゃあ……失礼して……」
遠慮がちにそっとその肌に触れつつも、やっぱりそこは男の子。
(フフ……真っ赤になって可愛い♪)
背中ごしでだって、自分の身体に彼の目が釘付けになっているのが、分かっちゃう牡丹なのだ。
(……私もすごく恥ずかしいけど……これくらいいいよね?)
そうしてしばらく、戌井のご奉仕を思う存分楽しんで。
「あれっ、創君、どうしました? 手がお留守になってますよ」
(だ、だって……嬉しいけれど、ご奉仕どころじゃなくなって……!)
もはや牡丹の魅力的な身体にくらくらふらふら。理性が抑えきれなくなってきた戌井、
(本当はこのまま思いっきり、ぎゅーとかちゅーとかしたいけど……
でも人目があるから、それもやっぱり恥ずかしいし……)
そこでなけなしの勇気を出して、
「あ、そうだ……さっきね、静かな岩場見つけたの……
泳ぐのにも良さそうだし、水も綺麗だったし……ね♪」
恋人の考えてることが、手に取るように分かってしまった牡丹も、そっとその手を握り返し、
「はい、そうですね。この続きは、人気のない所で……ね」
その後どうなったのかはもちろん、2人だけの素敵な秘密だ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
117人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月23日
参加申し込みの期限
2014年03月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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