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●バイトの後で(2)●
【寝子ヶ浜海岸・砂浜】
「あー、あのかき氷代あったら、あれもあれも買えたのに〜!(がっくり)」
わんこかき氷大会に参加後、見事(?)玉砕した
四野辺 蘭月
は、肩を落として砂浜を歩いていた。デートの約束をしていたはずの
難波 辰
の姿も見当たらず、財布は金欠。おまけにコンディションもよろしくない。
「あかん、かき氷食べ過ぎて頭痛い……あっ(ふらっ)」
「おっと蘭月、大丈夫か?」
自分の肩をがしっと支えてくれた、 その力強い声に目を開ければ、
「あっ……難波くんやん!」
(すごいタイミング! 王子様みたい!)
って、ちょっとぽ〜っとなってしまう蘭月だけれど、それは口には出さずに、
「もー、今までどこ行ってたん?
そのへんでナンパとかしてへんよね?」
「さて、(バイトも終わってようやく)お待ちかねのデートや!
蘭月と存分にいちゃこらするで!」
「そ、そない大声で言わんと……
あんなー、あたし難波くんのいない間に、かき氷大会に参加しててん。
おかげでもうスッカラカンや、デート代なんか残ってへんで」
「それなら心配ないわ!」
じゃーんと難波が、今日のバイト代を取り出して見せ、
「さっきのバイトで稼いできたからな!」
(……ん? さっきのバイトて何やろ?)
ちょっと首をかしげる蘭月だったけれど、あんまり深くは気にせず、
「ま、ええわ、海なんやから泳いだりビーチボールとかで遊ぼうや。
冷たいモンは、しばらく食べたないし……」
「よっしゃ、力仕事もこの特攻の辰にまかしとき!」
とボールやビニールのイルカをパコパコ膨らませ、ちょっと蘭月が調子悪そうと見るや、パラソルを立てて男気もアピール。少し日陰で休めたおかげで、すっかり彼女の体調も元に戻った。
「寝子島の海はキレイやな〜」
手びさしで海をみつめる、その難波の隣りに、蘭月もそっと寄り添って。
「あんな……お金なんか使わんでも、あたし。
こうして難波くんと一緒やったら、なんでも楽し……」
「隙あり!」
両手ですくった水を引っ掛けられ、蘭月が目をぱちくりさせる。
「や〜いひっかかった〜」
「も、もぉ〜! せっかく今ちょっと、イイコト言おうとしたやん〜!?」
波打ち際でぱしゃぱしゃ波を蹴散らし、追いかけっこの始まりだ。
「あっこら、そない走ったら転ぶで」
「っとと、のわあっ(ステーン)」
「ほら言うたやんか……って、難波くんが女の子になった!?」
うっかり、ろっこん【にょたいかっ!】が発動してしまい、難波がトップレスの女の子になってしまった!
「いや〜ん! 海パン一丁でまた女体化してもうた!」
「ま、またって? こっ、これ一体どないなってるの!?」
「こんなんじゃお嫁にいかれへんわ! いやお婿か!?」
「とっ、とりあえずその胸隠しぃや! 【カラミツク】発動!」
とっさに解いたリボンを、ろっこんでその胸に巻き付け、改めて蘭月はその、ぼんきゅっぼんのギャルを、まじまじと見る。
「あたしより胸大きい……てそんなんはどうでもええ!
アンタさっきのメイドの子ぉやんか!」
そう、かき氷大会の時に、給仕役であれこれ世話を焼いてくれた、あの女の子だ!
「てことはあたし、難波くんにマッサージされてたん!?(赤面)
……ちょっと詳しい話聞こか?」
【海の家・マーメイド】
「「お、終わったー!」」
そして最後のお客さんを送り出し、マーメイドがようやく、初日の閉店時間を迎えた。
「な、なんだかどっと疲れたね……」
「本当……私もです」
もう疲れて着替える余裕もなく、メイド服のままへたり込むのは、
千鳥 雅人
と
高梨 彩葉
。お互い、見られちゃいけない知り合いが来店したりと、気苦労が絶えなかった1日だった。
「お仕事、大変だったねー」
「でも……お客様たちが楽しそうで何よりでした」
いたわり合う2人に倣って、
氷華・クルバトフ
も、客寄せを担当してくれた
ジャンヌ・クローデル
と
詠坂 紫蓮
に、ねぎらいの言葉を掛ける。
「2人もこの暑い中、宣伝に専念してくれてありがとう。
開店当初はお客様が来なくてぞっとしたが、
おかげで、最後まで客足が途絶えることがなかった」
「今日の売上次第でお給料が変わるんだものね、僕たち頑張ったよ」
「ジャンヌのマジックのおかげだよ」
紫蓮のジャンヌへの呼び名も、さん付けから名前呼びで定着したようだ。今日1日ずっといっしょに働いて、2人の距離もまた縮まったみたい。
「にしても、実はまだ、最後のお客様がしつこく居残っているわけだが……」
泥酔して、くーすかぴーと寝入っている
桜栄 あずさ
理事長を見下ろし、
海士野 乙女
がどうすんだコレと、店員たちと肩をすくめる。
「やれやれ……君ちょっと、起こしとくれよ」
ご指名を受けた
塔ヶ崎 璃亜
、メイド服をひん剥かれた悪夢がよみがえり、
「ひいっ!? い、イヤですよ!?」
「う〜んムニャムニャ、うるさいわねー……」
そこでようやくあずさ理事長が目を覚ました。ふわぁ……とだらしない伸びをして、
「あら、もう閉店? じゃああなた達に、お給料配らなきゃね」
「……??」
きょとんと顔を見合わせる店員たち、
「えっ、いや、まさか……」
「そう、この店のオーナーとは、実はこの私。
迷惑な酔っぱらい客と見せかけて──
実はひそかに、あなた達の働きっぷりを査定してたのよ!」
「「ナ、ナンダッテー!!!」」
そこで
橘 勇
が、ハイと手を挙げる。
「いや理事長、ウソですよね?」
「ばれたか!」
「何故そんな意味のないウソを……(困惑)
やめて下さい。そのてへぺろ、可愛くないのでやめて下さい」
最後まで、メイドさんたちを困らせまくった理事長なのだった。
◇
そして、その直後に帰ってきたオーナーからお給料を貰い、ようやくアルバイトたちも解散して帰途につく。フリーターの
鹿嶋 洋美
も、
「みんな、おつかれー」
「おつかれさまですー」
今日1日の仲間と、労いの挨拶を互いに交わしながら、
「はぁ、やっと終わった……」
と店を出ようとする。オーナーからは、よかったら明日もまた来てピョンとか言われたけれど、それはちょっと即答しかねた。けれど、今日の日給が予想よりも多い金額で、ちょっとほくほく顔なのは確かだ。
「それにしても海が綺麗だなぁ……やっぱり水着持ってくればよかったかな」
そう言えば、とふと思い出して、水着売り場の方を振り返ると、そこに
哀坂 零葉
も立ち止まっていた。洋美が声を掛けると、
「この暑い中、メイド服で忙しく動いてたので、
海で少し涼もうかと思ったのですが。私、水着を持ってきておらず……」
彼女も、自分と同じようなことを考えていたのだった。零葉が売り物の1着を手に取ると、あやとりみたいな紐状の水着が、びろーんと出てきたりする。
「ですが売っている水着はどれも際どい……」
「そうなんだよねぇ。もう少し普通の奴も仕入れといてくれれば、
買ってくれる人も増えて収入も増えると思うんだけど」
と洋美も心から同意する。
「でも、零葉ちゃんは美人さんだもの、今日の猫耳も似合ってたし」
「そっ、それは忘れて下さいぃ」
「案外、こういう水着も似合うんじゃないかな?」
「うぅ、私は胸が無いので……こうゆうのは着たく……
というか胸があっても着たくないです!」
「そ、そっかー……うん、私もこれは無理かな(きっぱり)」
「なっ、何で着替えないんだよおおおおっ!」
水着を戻して店を後にするその2人を、悔し涙を流しながら、こっそり見つめている男がいた。ろっこん【縮身】の使い手
七峯 亨
、今回もいつもの恒例行事、小っちゃくなっての覗きを楽しもうと、ウキウキやって来たのだけれど……更衣所で水着に着替える女の子がおらず、最後のお楽しみは早々に頓挫! せっかく海の家が閉まる前に、手早く片付けを済ませてやって来たのに!
逆に言えば、洋美と零葉の2人は、もしここで水着を買っていれば、確実にこの七峯に着替えを覗かれていたところだった。思い直して良かったね、よかったね!
しかし諦めが悪いのがこの男、七峯亨の良い所(?)
「……ん? でも隣りが騒がしいな、何かやってるのか?」
そのざわめきに誘われるように、ふらふらとそちらに向かえば、
「特設ステージ? ミニライブ? そして……アイドルだって!?」
「みなさーん、こーんにちはー! アキバの兎姫こと因幡眠兎でっす!」
そのステージの真ん中で、元気に挨拶をしている超可愛いコに、七峯の視線はもう、釘付けだ。
「やっぱり何度撃沈しても、やめられない事はある……
七峯亨──男の夢に向かって、再突撃だぜっ!」
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シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
117人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月23日
参加申し込みの期限
2014年03月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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