this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ようこそ、海開き!
<< もどる
1
…
44
45
46
47
48
…
57
つぎへ >>
●わんこかき氷大会(5)●
【海の家・マーメイド】
「さあ、わんこかき氷大会も、いよいよ佳境に入ってきました」
マイク片手に、実況の
宮祀 智瑜
が、改めて状況をまとめる。
「上位3名は変動せず、
巫部 紫苑
さん、
毒島 林檎
さん、
シダ 美穂戸
さん。
かき氷チャンピオンは、この3人の内の誰かでしょうか?
それを猛然と追い上げるのは、
柿内 友子
さん。
あっ、リクエストのふりかけを手に今、
塔ヶ崎 璃亜
さんが戻ってきましたね」
「友子さん、調理場にありましたよ。これでよろしいでしょうか?」
「これです、これです。ありがとうございます(ドサー)」
「あら、友子さんが、ふりかけをかき氷にかけ……
ああっ、それをおかずに、おにぎりを食べ始めました!?」
会場に持ち込んだ、風呂敷包みからおにぎりを取り出し、次々と嬉しそうにそれをパクつき始める友子に、騒然となる対戦者や観客たち。
「もぐもぐもぐもぐ、ああ、とってもお米が美味しいですね」
「ばかな……かき氷をおかずにご飯を食べている、だと……?」
かき氷を作る手も止まり、思わずそちらを二度見するメイド
橘 勇
に、さらに激震──走る!
「ふむ、かき氷も美味しいですけど、流石に他のも食べたくなりますね……」
物欲しげに指をくわえて友子を見ていた、
巫部 紫苑
がスッと手を挙げ、メイドたちにオーダーを伝える。
「デザートを食べているうちに、お腹が空いてきちゃいました。
ここの海の家のメニューを全部持ってきて下さい♪」
「「!!?」」
紫苑、そもそもかき氷20パイを食べたそのデザートに、わんこかき氷を食べていたのだが、そのデザートを食べているうちに、お腹が空いてきちゃったらしい。あと、かき氷に飽きたっぽい。
「「うっ、宇宙ーーーーーー!!?」」
運ばれてきたラーメンや焼きそばやたこ焼きを、美味しそうに次々頬張り始める紫苑に、
「デザートは別腹、ということか……いやいやそのりくつはおかしい」
戦慄していた橘が、ハッとてんてこ舞いの調理場を見て、
「いけない、女の子たちだけじゃ、調理が間に合わないぞ。
本田、かき氷作りを代わってくれ!」
「わ、わかったっす! 自分に任せるっす!」
かき氷機の操作を
本田 誠也
に代わってもらい、橘はフル回転の調理場へと走る。
「さあこれで、優勝候補だった紫苑さんの、器数がここでストップしました。
このチャンスに、並んでいたシダさんを抑えて、
大きくトップに躍り出たのは──こちら、
毒島 林檎
さんです!
林檎さん、躍進のポイントはズバリ、何でしょうか?」
一心不乱に犬耳を揺らして、かき氷を食べ続けながら、智瑜のインタビューにも林檎は余裕を持って応じる。
「このかき氷大会……最大の難点は大量に食べた時の頭痛……。
アイスクリーム頭痛と言うのだが、
それの対処法さえ知っていれば優勝は難しくない。
……という訳で、私は持ち込みさせてもらった」
ドーーンと、テーブルに並べたペットボトルを、林檎が手で示す。
『これぞ、奥の手「温かいお茶500ml×10」だよっ!』
「頭痛が起きる原因は、口内が冷えたことによる頭の血管の炎症が一番多い……
だから、適度に温かいお茶で口内を温めれば……頭痛は起きないんだよ」
『薬局の娘として知ってて当然だよ♪』
「ルール上も問題ないはずだ……『持ち込み不可』なんて書いてないからな」
顔を見合わせるバイト店員たち、しかしすぐに合意して
高梨 彩葉
が、
「持ち込み、OKです。オーナーが残したルールのメモにも、不可とは書いてありませんし……
それに、おにぎりとかお菓子とか、すでにお持ち込みのお客様もいらっしゃいますので」
ということで、ルール上も晴れてOKが出た!
「後は……スピード勝負だ……わん」
食欲魔人の名にかけて優勝せんと、トップを独走するワンコ林檎──
しかし、ここでトラブル発生!
「うわわわわわわっ!? か、かき氷機が壊れちゃったっすー!」
ガリッドガガガガガガガガガガガガガガガッ……
「なん……だと?」
その悲鳴に林檎が振り向けば、電動のかき氷機がスパークの火花を散らして、再現なくかき氷を吐き出している。アワアワと
本田 誠也
が、どうにかそれを止めようとしているのだが、かき氷の放流が激しすぎて、たちまち氷に呑まれて押し流されてしまった!
「ちょいとちょいと! 何してくれるんだい、
こっちのたこ焼きの鉄板まで、冷めちまったじゃないのさ!」
かき氷に腰まで浸かりながら、オモテから怒鳴り込んでくる
海士野 乙女
に、
「す、すんませんっす! ちょっと機械の調子が悪かったので、
叩いて直そうとしたら、こんなことに……自分、不器用っすから……」
またしてもろっこん【深刻なエラー】でトラブルを引き起こして、しゅんとなっちゃう本田。
「ともかく、このままではこの店が、かき氷で沈没してしまうぞ」
みるみるかき氷に埋もれていく店内を見回し、
氷華・クルバトフ
が、
「ええい、こうなったら、店員もお客様も無いな。
私たちも、この店を守らなければ!」
率先してかき氷の海にスプーンを突き立てる氷華に倣って、メイド店員たちもかき氷の大食いに果敢に挑んでいく! わんこかき氷の参加者たちは、かき氷を1杯ずつ器で掬って、なお大会を続行だ。
「ヴァン いいな いいな」
その店内を見回し、嬉しそうに
シダ 美穂戸
が、く〜るくるとはしゃいでいる。
「みんな いる もこもこも トラも
りんごも まきなも らんげつも いるぞ
みんな ンゴーン みんな デップチャイ」
「さあ十文字さん、次は念願の、つちのこの里うなぎの蒲焼味と、梅干シロップだよ。
……この組み合わせは、ちょっと合わなかったかな?(しゃくしゃく)
よし次は、ポテトチップスてんぷら味と、西瓜シロップで試してみようか」
「はい、マキナさん!」
相変わらず、妙ちきりんなトッピングをマイペースに楽しんでいる、
神野 マキナ
や
十文字 若菜
を見て、シダも目の前のかき氷の山脈にダイブし、犬のようにその氷河を転げ回る。
「ブイ ブイ ブイ〜 おかわり おかわり
いいな いいな シダも 負けない 楽しむ 負けない
ヴァン ラストスパート
まだ ンゴーン いける いける みんなも いける
モッ ハイ バー ボン 追いつけ ンゴーン
みんながんばれ チュックマイマン(ウインク☆)」
◇
そして長い長い時間が過ぎ、店内を充たしていたかき氷が、ようやく片付いた。
そのかき氷を、それぞれの胃袋に収め、疲労困憊でへたり込む店員&お客に、大会司会の
宮祀 智瑜
が、ここで優勝者が決定したことを発表する。
「それでは、発表しちゃいますっ。
海の家マーメイド主催、わんこかき氷大会の優勝者は──」
<< もどる
1
…
44
45
46
47
48
…
57
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ようこそ、海開き!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
117人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月23日
参加申し込みの期限
2014年03月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!