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Riches have wings
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「確かにそれもひとつかもしれないけど……こういうのはどうでしょう?」
眼鏡が月光を弾き、
芽守 健作
自身は不敵な笑みを浮かべ、拳を振るう。
「それは……」
つまり殴り愛?
それはちょっとまずいのでは、と思ったのか
鹿嶋 洋美
が慌てて止めに入ってきた。
その顔を見て、健作はハッとする。
「あれ、どこかでお会いしたことありましたっけ?」
「へ?」
洋美は……正直、目立つ顔立ちをしてはいない。
ただ健作と彼女は特徴的な出会いをしていたのだ。
「あ。そういえば
知り合いと同じ傘に入ってるのを見かけたんだ
。
映画面白かったです?」
「ええええええ!」
洋美からすれば、いいとばっちりである。
「い、いえ、あの……それはそれとしてなんでしたっけ」
顔を赤くして、洋美は話をそらす。
「あ、えっと……頭を撫でられてるだけじゃ、一人前になれないぞ! っていう話でしたね」
それ以上は詮索せずに、健作は喜好に向き直った。
「喜好くん! 一人前の男はこうするん、だよ」
と言って、
荒井 景貴
に殴りかかるのではなく、コンと拳を合わせた。
映画のワンシーンのようなそのシーンに、喜好はキラキラとした目を向けている。
「……それも、いいのかもしれないわね」
祥子が、微笑んだ。
健作の目にはその顔が寂しそうに映る。
喜好にもそう見えたのだろう。とことこと祥子に歩み寄っていった。
「ママはママのままでいいから」
「え?」
「僕、えっと、頭、撫でられるの、嫌じゃないから!」
喜好の下手くそな笑顔。
「……ごめんね。ママ、少しずつ撫でないようにするね」
祥子が手の中のうさぎの人形で喜好のほっぺたをなでなでする。
家族の、ふたりだけの空間を作り上げる。
「……うん。ママだいす……」
その姿を微笑ましく思いながらも、ただ、無理はしないで欲しいな。と漠然と思うのだった。
思っていると、ポンっと喜好の顔が紅潮した。
「ぼ、僕はべ、べつに」
自立心が芽生えてきている少年には、どうやら周りの温かい視線がむず痒いらしい。
「気にしなくてもいいネ!」
「だから、べつに……!」
まだ不安もある。
けれど彼らには、たくさんの手を差し伸べてくれる人間がいるから。
きっと、大丈夫でしょう。
健作はすっと目を細めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月14日
参加申し込みの期限
2014年02月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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