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襲撃! ねこっこ☆もんすたー
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モンスターたちが飛び出して騒がしいといえば騒がしい街。
けれど世界を切り分けたときに普通に人間も紛れ込んだようで、モンスターたちさえ一堂に会さなければいつもの寝子島となんら変わりないように
御巫 時子
には思えた。
そう。一堂に会さなければ非日常であることに誰も気が付かないのだ。
時子は隣の彼の顔を覗き見た。
イガラッシィ(モデル:
五十嵐 尚輝
)。
その顔を見ながら、時子は思った。
(尚暉先生……じゃなくてイガラッシィさんはもう少しだけ傍にいて欲しい、です)
時子自身なんとなく『大変な状況』ということを理解してはいたが、イガラッシィの隣にいると、とても『大変な状況』だという実感は湧かなかった。
ただ彼がすぐに帰ってしまうと考えると、胸のあたりが冷たくなった。五十嵐先生とは別人だと頭では分かっているのに。
「どうかしましたか、御巫さん?」
イガラッシィが時子の視線に気が付いて、首を傾げた。
時子は穏やかな笑みを浮かべて何事もないように言った。
「見つかりませんね」
「デコリーナさんはシーサイドタウンに居るそうですが、と言っても広いですからね、ここも」
一度休憩するために、自動販売機で珈琲を買い、ベンチに腰掛ける。
缶のひんやりとした感触が気持ちいい。
「すみません、生徒に奢ってもらってしまって……」
「いえ、イガラッシィさんはねこモンで、私が主人ですから」
「そうですか。ありがとうございます」
謝る表情も、礼を述べる表情もほとんど変化がなかった。
というより前髪に隠れて、表情らしい表情は窺えなかった。
けれどほんのわずかな口元の動きが、頬の動きを見て、時子は本当に偽物なのだろうかと思ってしまった。
「わ! イガラッシィだ! こんにちはー!」
疑問を遮ってデコリーナが現れる。
時子は慌ててボタンを探すが、すぐには見つからない。
「そのデコリーナさんはどなたかとご一緒じゃないんですか?」
なんとか引き留めようと時子が言うと、
「あ、そうなんだよ。修君と一緒なんだー!」
意外なことに、彼女は時子と同じように行動を共にする人がいるというのだ。
けれどデコリーナが言う修はどこにも居ない。
「あれ? 修君、どこ行っちゃったのかな? 迷子かな?」
デコリーナ自身もそのことに気が付いたようで、きょろきょろとあたりを見渡した。
「探しに行くから、またねー時子ちゃん、イガラッシィ!」
「あ、はい。また」
デコリーナは時子の返事を待つことなく走り去っていった。
「あ、せっかくですし小鳥さんにもお手伝いしてもらいませんか?」
嵐の後の静けさを埋めようと、時子はちょっとした提案をする。
「確かに。それはいい考えですね」
するとイガラッシィは頷いて、
「というわけでお願いします」
『よろちくなのでちゅ!』
彼の髪の毛の中から小鳥が顔を出した。
これは彼の必殺技。バードサンクチュアリ。小鳥を召喚するものだ。
そして時子のろっこんは鳥の言葉がわかるというもの。
小鳥の挨拶を受け、
「よろしくお願いしますね」
と時子は微笑み、手を伸ばした。
時子が小鳥を撫でる。
その瞬間、イガラッシィのぼさぼさとした髪の毛に手が触れた。
意外としっかりとした太い髪の毛だった。女性のものとは違った。
そこに自転車に乗った
八神 修
が現れる。ずいぶんと汗をかいている。
「悪い。ここにののが、デコリーナが来なかったか? 俺の相方なんだが」
「あらデコリーナさんの言う修さんってあなただったんですね」
「見たのか」
「向こうの方に走っていきましたよ」
「ありがとう」
また嵐のようだった。
というよりは彼は振り回されているのだろう。
時子とイガラッシィはくすりと笑いあってから、
「……そろそろ、探しに行きませんか」
「そうですね」
ゆっくりと立ちあがった。
「よし、ひまわりん! いっしょにがんばろう! 仲良くしようぜ!」
ゲームの主人公になったつもりで
音海 なぎさ
はガッツポーズをとってみた。
キャットロードのど真ん中である。
彼の頭の上でひまわりんが小首を傾げた。
「……うん、ちょっとやってみたかっただけだよ」
なぎさはぼそりと呟いて、てくてくと歩き始めた。
改造版が飛び出す中、なぜかどさくさに紛れて正規版のひまわりんが飛び出してしまったのだ。
猫耳のちいさなモンスターひまわりん。
容姿は主人であるなぎさにそっくりな彼。
その体躯ほどもあるひまわりを抱えて、なぎさの頭上にちょこんと座っている。
けれどやはり手違いなのか、ひまわりんは『居るだけ』。
技が使えるわけでもなにか特別なことができるわけでもなかった。
「ひまわりん、そういえば僕、改造版のモンスターのことよく知らないんだけど知ってるかな?」
試しになぎさは疑問を投げかけてみた。
「ん~?」
しかしやはりひまわりんは小首を傾げているだけ。
知らないだけなのか答えられないのか。どちらにせよなぎさの疑問は解決しそうにない。
(困ったな……)
これではなにをしていいのかわからない。
そう思ってうんうんと考え込んでいると、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「やあやあ、ののこちゃん……いや、デコリーナちゃん! 今日も素敵なおでこだね、こんなところで寂しくショッピングかい?」
プレイボーイで有名な(信彦が聞いたら俺はレディにやさしい紳士だと否定するだろうけど)
八十八旗 信彦
だった。
「えー信彦君それって褒めてるの?」
「もちろんだよ。僕が君をけなすはずないじゃないか! そのキュートなおでこがデコリーナちゃんのチャームポイントじゃないか! まぁ他もかわいいのだけどね」
「えへへー」
その会話で彼女がデコリーナであることをなぎさは知る。
が、レディに対してムリヤリだなんて、俺の美学に反するよ! 何事にも合意が必要だよね。
という信彦の美学など気づく由もなかった。
「ところでデコリーナちゃん?」
「どうしたの、信彦君」
「そのおでこの真ん中の……ぼた、じゃなくてほくろも素敵だね」
「へへ! ありがとう」
「触ってみてもいいかな?」
「うーん、恥ずかしいから、ちょっとだけね?」
そっと信彦が額に触れると、ぷちんと音を立てて、デコリーナは姿を消した。
(なるほど、ああやってすればいいんだね)
間違った知識を蓄えて、なぎさはほかのねこモンを探した。
するとデコリーナと同じようにウインドウショッピングを楽しむ
久保田 美和
を発見した。
おそらくあれもねこモンなのだろうとなぎさは思う。
なぜなら頭のてっぺんに髪留めのような赤いボタンがあったから。
「ねえ君、あそこにいるのはなんていうモンスターなの?」
なぎさはひと仕事終えた信彦に声をかけてみた。
「え? ああ、彼女はミッチャマじゃなかったかな。必殺技はえぇっと、スマイル・キャッチだね」
スマイルキャッチミッチャマ? それって朝の少女向け番組なの?
疑問はぐっと飲み込んで、なぎさはミッチャマの元に向かった。
「ミッチャマ、おいで~。一緒に遊ぼう?」
「あ、なぎさ君! もー先生を子ども扱いしないでよね!」
ミッチャマは笑顔を振りまき、なぎさに駆け寄る。
「えっと、あ。ミッチャマはなにを見てたの?」
「うーん、なにっていうわけじゃなくて、とりあえず外の世界を堪能してたの」
そう思っていると待ってましたと言わんばかりに信彦が割り込んできた。
「なるほどねぇ! ずっと狭い世界の中ではそれはそれは窮屈だったろう。
ここは俺が案内してあげようのだけれど、どうかな?」
もちろんなぎさ(男性)を助けようという意思など信彦には微塵も、ミジンコほどもないのだけれど。
「え、えっと、よろしく頼んだわね!」
なんにせよ、こうしてミッチャマ捕獲に成功するのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
18人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月30日
参加申し込みの期限
2014年02月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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