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巨猫さま、襲来!
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「真央嬢、ちぃとばかし耳寄りな情報があるんだが」
骨削 瓢
がそういって
後木 真央
を駅前に誘った。
目的はただ一つ、巨猫さまの捕獲!
理性が梅干よりも小さいと自負する真央を巻き込むのは、簡単だった。
「一匹ぐらい飼ってみないかい? ほら、猫鳴館に連れて帰ってもあの寮それなりに広いから庭においてみんなで愛でればいいさね」
大の猫好きの真央は、瓢の言葉にこくこくと頷いた。
その瞳はもう、瓢を見てはいない。
彼女が見つめているもの。
それは、3匹の巨猫様!
いつもはゆったりとした時間が流れている寝子島駅だが、一匹一匹が虎のように大きい巨猫さま達で、ちょっとした騒ぎになっているのだ。
人通りの多いシーサイドタウン駅だったら、もっと凄い事になっていたかもしれない。
瓢は手にした籠を確認する。
それは、真央よりも一足先に巨猫情報を入手していた瓢が、独自に考案、製作した対巨猫用捕獲籠だ。
旧市街で購入した竹を適当な大きさに切り分け組み立てて、籠の中には高級猫缶が3つも入っている。
缶を空ければたちまち辺りに一面に美味しそうな匂いが広がり、周囲の巨大化お猫様はおろか、真央までが反応した。
「お腹が鳴るのだ!」
「真央嬢の食べものじゃない。いいかい? 真央嬢はこの巨大な籠の中に巨猫さまを追い込むんだ」
「追い込んだあとは、一緒に食べるのだ!」
「まぁそれは構わないさ。何なら一緒にこの籠の中に入ってもいい」
「そ、それはどうなのだ?」
「冗談だ。さて、巨猫は3匹いるようだ。真央嬢はどの猫がいいかい?」
「どの猫も魅力なのだ! でも、飼い猫は駄目なのだ。飼い主が泣いちゃうのだ。でもでも、お野良さまなら……」
「OK。ならば飼い猫がどうか、まずはそこから確認をしていくとするかねぇ」
「まかせるのだ! 真央ちゃんならすぐに確認できるのだっ」
とうっと掛け声も元気に、真央は小柄な身体を生かして人混みをスルスルとかいくぐり、巨猫さまのもとに辿り着いた。
(……はぁぁん、おネコさまに埋もれて癒されまくりなのだ~♪)
もっふりもっふりなお猫様に小柄な真央はすっぽりと埋まりきった。
思わず目的を忘れそうなほどの幸福感が真央を包み込む。
「真央嬢、目的を忘れるなよい?」
瓢が苦笑しながら、真央に捕獲籠を目線で合図。
(はっ、幸せに浸るだけでは駄目なのだっ、飼い猫かどうか確認しないとなのだ)
真央はふるふるっと顔を振って、巨猫さまの首に注目!
巨猫さまのふわふわの首の毛をどかすとそこには……。
「ないのだっ!!」
思わず声を上げる真央。
飼い猫の印ともいえる首輪がないのだ。
つまり……。
ごくりと真央の喉が鳴る。
高まる胸の鼓動を抑えながら、真央は次々と人ごみを掻き分けて、全ての巨猫さまの首輪を確認!
「みんな、みんな、ないのだっ!!!」
最後の巨猫さまを確認し、思いっきりジャンプ!
だがしかし、うれしすぎてどうしていいかわからない。
「虎猫も三毛猫も黒猫も! 捨てがたいのだ、選べないのだっ。1匹って言われたけど全員連れて帰りたいのだ~」
「もうやることは決まってるよい」
おろおろと動揺する真央に、にやりと笑って瓢が真央を顎で指示。
真央はぱあっと顔を輝かし、ジャージを脱ぎ脱ぎっ。
「三匹とも、一緒に来るのだ~」
ぶんぶんぶんっ!
脱いだジャージを、真央は巨猫さま3匹に見える位置で思いっきり振り回す。
虎巨猫さまが即座に反応し、思いっきり真央に飛び掛る!
真央は避けなかった。
むしろ嬉々として顔面から突っ込む勢い!
「痛いけど、幸せなのだ! 別にMじゃないのだ、ぎゃ~っ?!」
思いっきり虎巨猫さまにじゃれつかれて、真央、ばたんきゅー☆
「やれやれ、真央嬢をこれで運んでいく事になりそうだねぇ」
瓢は、幸せそうに気絶した真央と捕獲籠を見て、肩をすくめた。
真央が起きた時に面倒ごとにならないように、ついでに自分の研究の為にも、瓢は太っちょの猫をちゃっかり一匹捕獲しながら。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
霜月零
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月28日
参加申し込みの期限
2014年02月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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