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巨猫さま、襲来!
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「原因は、なんなのか」
駅をくまなく歩き回っていた修は、タイガを抱きしめながら首を傾げる。
これといって、原因が見当たらないのだ。
立ち止まる修に、不意に、大きな影がかかった。
振り向くとそこには巨猫様!
「にゃーーーーー!!!」
「タイガ!」
修の腕の中から、地面にすちゃっと降り立って、タイガが両手を広げ仁王立ちで立ち塞がる。
『ご主人様は、僕が守る!』
そんな心の声が聞こえてきそうな、小さいのに大きいタイガ。
その決意に怯んだのか、巨猫さまは修に飛び掛るのを止めた。
「タイガ、なんて危ない事をっ……! ……おや?」
タイガを抱きしめる修は、再び異変に気づいた。
「お前、身体が元に?」
周囲の猫達も、次々に身体が縮んで、元の大きさに戻っていっている。
にゃーんと、タイガが幸せそうに鳴く。
守れてよかったといっているように見えた。
そして、修は気づいた。
この現象がいつから始まったのかを。
なぜ、起こったのかを悟った。
「そうか……。ありがとなタイガ。もういいんだよ」
今朝。
修がバイクに轢かれそうになった時から、この現象は始まったのだ。
タイガは、修を守りたくて、大きくなった―― 周りの猫達も巻き込んで。
修を守れたいま、タイガは嬉しそうに喉をゴロゴロ鳴らし続ける。
「ありがとうな、タイガ」
もう一度修はお礼を口にして。
幸せ一杯にその場を立ち去った。
「えっと……?」
急に黒巨猫さまがいなくなって、瑠奈は上体を起こした。
その隣には、駅前でよく見かける黒猫が。
「そっかぁ。あのお猫さまは、あなただったのね」
さっきまで黒巨猫さまに抱かれていた瑠奈だが、今度は抱っこしてみる。
ごく普通の大きさに戻った黒猫は、素直に瑠奈の腕の中で眠り始めた。
どうして巨大化していたのか。
そんな事は、瑠奈にはわからない。
「おっきい猫さん達も素敵だけれど、あたしは自然のままの、フツウの猫さんもスキだから」
わかるのは、どんな猫でも、猫が大好きってこと。
腕の中で眠る黒猫を、瑠奈は愛おしく撫でた。
(つまりは、すべてあの仔猫が元凶だったのだな)
辺りが見渡せる場所でスケッチしていたお陰で、月詠は修とタイガの一部始終を見ていた。
タイガが精一杯大きくなって、修を守りきる所を。
(よい飼い主と、よい仔猫だ)
月詠は今見た光景を即座にスケッチ。
そこには、巨猫様に勇敢に立ち向かうタイガの姿がまざまざと描かれていた。
こうして、一匹の仔猫の想いから始まった巨猫さま騒動は、そっと幕を閉じたのでした。
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あとがき
担当マスター:
霜月零
ファンレターはマスターページから!
皆様のお陰で、巨猫様騒動は無事に治まりました。
ご参加をありがとうございました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
霜月零
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月28日
参加申し込みの期限
2014年02月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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