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【期末テスト】赤点? 満点?? 夏目前、四日間の死線
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●4日目:それぞれの打ち上げ:シャンテ
試験の打ち上げといえばカラオケは王道だろう。お蔭様で、シーサイドタウン駅前にある
カラオケボックス『シャンテ』
は、本日大変賑わっていた。そのほとんどが寝子高の制服を着た学生たちで、順番待ちをしていた新聞部一行がいまようやく部屋に案内されたところだ。
おひとり様の
桃川 圭花
は待合席で次は私の番ね、と考えていた。
一学期の締めくくりのテストも、やっと終了。地道な勉強は苦手な圭花だったが、感触ではそんなに大したミスはしていないはずだ。
(……っていうか、私にしちゃめちゃくちゃ頑張った方でしょ、コレ。こんなときは自分にご褒美って必要じゃない? 午後はどうせ予定もないし、かるーくカラオケでガス抜きして帰ろ)
と思っていたら。やってきたのはまた寝子高生の団体様。
「お客様……」と申し訳なさそうにスタッフが声を掛けてきた。「すみません、今空いているのが大部屋しかございませんので、あちらの皆様を先にお通ししてもよろしいでしょうか」
圭花は眼鏡の奥で目尻を上げた。こっちの方が先に待ってたじゃないの、と。
ところがそんな圭花に気が付いた団体様のひとり、
佐々 寿美礼
が明るく話しかけてきた。
「あれ、ひとりなの? じゃあ、うちの部屋おいでよー! うちらも適当な集まりだからさ、気遣わないで。みんなでわいわい盛り上がろっ」
そんなわけであれよあれよという間に、圭花は団体様の一員として大部屋に案内されてしまった。
「えっ、ちょっと、私こういう場って実は全然経験ないんだけど……」
……誰も聞いていない。
飲みものの注文を取るのに夢中だ。
「……今更抜けようもないわね……」圭花は腹をくくった。「あ、私アイスティーで」
◇
さて、部屋の面子を見てみよう。
まずは、みんなをシャンテでの打ち上げに誘ってくれた幹事の寿美礼。
それから1年生女子の、
常盤 四月
、
仲村渠 鳴
、
響 タルト
、
サナリアナ・アークロット
。
男子は三人で、
吾妻 優
、
民谷 鋭二
、
倉前 七瀬
。
飛び入り参加の圭花を加えると総勢9人だ。
「失礼します、お待たせしましたー!」
明るい声をした黒髪のバイトの女の子がたくさんのグラスをお盆に乗せて運んできた。
「あれ? たしか……」鳴はその顔に見覚えがあった。
そして、彼女の方も見知った顔を見つけたようだ。
「あっ、優くん来てたんだ」
「ああ、雨寺……まあ、暇だったし」
「そうだ、軽音部の
雨寺 凛
!」鳴はようやく名前を思い出した。「ここでバイトしてるの?」
「そうなの。テスト期間中はバイト入れずに勉強してたから久々にね。夏休み、いろいろ遊ぶためにも稼がなくっちゃだしね!」
凛はそういうと、次々とグラスをみんなの前に置いた。
アイスティーは圭花に。オレンジジュースは四月に。コーラに烏龍茶、メロンソーダ。
「えっと、この生姜増し増しジンジャーエールっていうのは……?」
「あっ、それあたし!」わけあって刺激の強いものを好む鳴が手を上げる。
「すりおろし生姜、かなり入れちゃったけど大丈夫?」凛がちょっと心配そうにきくと、鳴は笑って答えた。
「ん、そのくらいがちょうどいいの」
みんなに飲みものが行き渡ったのを見ると、寿美礼は立ち上がって音頭を取った。
「みんな期末テストお疲れ様。どうだった? あたしはメイン5教科は頑張ったけど体育以外の副教科がねー」
遠い目をする寿美礼に、鋭二が茶々を入れる。
「ま、そんなのはもう済んだ事。今はパーッと騒いで遊んで楽しもう! 昔から人は、一つの山を越えたら馬鹿騒ぎしたいもんだからな」
「いいこと言うね民谷君! ということでー、今日は楽しんで行ってね!」
寿美礼が高々とグラスを掲げると、みんなもそれに倣ってグラスを掲げた。
「乾杯!」
仲のいい友だちも、今日はじめて会った人も、みんな同じ期末試験という戦場を潜り抜けた戦友だ。グラスは無差別に打ち交わされ、冷たい飲みものがそれぞれの喉を潤す。
最初のマイクは寿美礼に渡され、みんなも知ってるポップなイントロが流れ出す。
「やっぱり最初はみんなで盛り上がれる曲から! DOG110のフリスビーローテーション歌います!」
七夕カラオケ大会
でも歌った寿美礼の十八番。
適当ながら振り付きで歌えば、四月と鳴とタルトも一緒に踊ってくれて、場は一気に盛り上がる。
♪愛 ワンちゃん!(♪愛 ワンちゃん!)
♪愛 にーちゃん!(♪愛 にーちゃん!)
♪愛 ラブ チュー!(♪愛 ラブ チュー!) 芝生の上♪
ビュンビュン飛んでる楽しさはー♪ フリスビーローテーショーン♪
女子たちがお決まりのワンちゃんポーズでウィンクすれば、ボルテージはいきなり最高潮。
「次はあたしだよー!」
舌なめずりをしながらマイクを握ったのは四月だった。画面にはアニソンメドレーの文字。
「おおーっ!! 序盤から飛ばすね!」とタルトが盛り上がる。
「ねえ、デュエットしよ!」四月は沖縄生まれの鳴の腕を無理やり掴んだ。
「ほらっ、最初の歌、沖縄が舞台のアニメでね、声優さんもわざわざ沖縄出身の人を当てたんだって。沖縄言葉のところあるからさ、一緒に歌ってよ!」
マイクを渡すのももどかしく、すぐに四月は歌い始める。鳴はそのアニメを見たことがなかったけれど、メドレー入りするだけあって曲には聞き覚えがあった。四月に合わせてなんとなく歌うと、それっぽくなる。
旋律に自信のついた鳴が本気を出して熱唱すると、四月が飛び上がって拍手した。
「うわーうまーい!」
「あはは、ありがと」
「仲村渠さんこのアニメ見たことないってほんと? 原作本持って来てるから貸すよー!」
それから四月は、画面に映っている青年キャラを指差して捲し立てる。
「このキャラがもーすっごくいいドS眼鏡で屈辱に歪む顔が最高にそそるんだよねー! あっ、曲変わっちゃった。次のはねー……」
メドレーの間中四月のアニメ談義は続き、場の雰囲気はすっかりアニメに染まる。
次にマイクを渡され、この流れで選曲しなければダメだと思い込んだ圭花は戸惑った。
「え? 私? 私アニメのとかは……」
そういいつつもアニメ欄のタイトルを眺め見て「あっ、これなら……」と零す。
「どれどれ?」
タルトが覗き込んだ。
「いいじゃーん」
「え。分かるけど……いやよ」
「あ、そのアニメ、私も知ってます。イギリスでも放送してました」
そういったのは英国からの留学生、サナリアナだ。
「ほら、輸出されてるくらいだもん大丈夫、イケルイケル! 分かんなかったらサポートするから!」
ポチポチとその番号を入れるタルト。こういうとき、すぐ覚悟を決められるのが圭花のいいところだ。
「いいわ。やってやるわよ。そのかわり」
圭花はサナリアナにもマイクを渡した。
「知ってるっていったわよね。一緒に歌ってよ?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
103人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月27日
参加申し込みの期限
2014年03月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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